近藤さん、中矢会長(左から)

7日に来伯した米国ミシガン州在住の歌手、近藤まりなさん(20)が、日系団体の各イベントで歌を披露しており、愛媛県人会の中矢伝会長とともにあいさつに来社した。
近藤さんは、ミシガン大学でミュージカルシアター学を専攻する傍ら、歌手として活動を行っている。愛媛県出身の母を持つ近藤さんの親戚の知人が、愛媛県人会の藤原利貞元会長とつながりがあったため愛媛県人会が近藤さんをサポートしている。
7歳の頃に「ライオン・キング」のナショナルツアーのオーディションを受けたことが、近藤さんが音楽の世界に入るきっかけとなった。9歳の時に約1年間日本で過ごし、その頃からジャズバーなどで歌を披露するようになった。
3年前に来伯経験を持つ近藤さんは、8~10日にサンパウ市のエキスポ・センターで開催された第19回日本祭りのメインステージで9、10日両日出演し、歌を披露した。「ブラジルは国籍や人種に関係なく歓迎してくれる。ブラジルの日系社会は日本の文化を愛し、日本人であることを忘れていないことが素敵。デトロイトにも日本人が多いけれど、すぐに日本へ帰ってしまう人が多いからブラジルの日系社会とは全然違う」と米国との違いを話し、「ブラジルの日系社会の人は古い曲が好きなので、10日は古い曲や有名な曲に急きょ変更して歌いました。ブラジルの曲ももっと勉強したい」と語った。
「12日にイタクアケセツーバ市の希望の家を訪れて歌を披露した際に、ポルトガル語が話せず会話ができなくても、音楽を通して心が通じ合ったのを感じました。日本の歌を色んな場所で歌う国際的な歌手になりたい」と近藤さんは今後の展望を語った。
近藤さんは16、17両日に聖市リベルダーデ広場での七夕祭りに出演し、両日とも午後1時過ぎから歌を披露する。
サンパウロ新聞 2016年7月15日付
