ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)の創立90周年式典が、9月4日午前10時からサンパウロ(聖)州ジアデーマ市セントロ区のジアデーマ沖縄文化センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で行われる。
90周年を記念し、今回は3つのイベントが予定されている。一つは聖州議会で8月28日から9月4日まで行われる写真展。同県や同県人会の歴史を紹介する写真が展示される。
式典前日となる同3日には、聖市カンポス・エリーセオス区のサーラ・サンパウロ(Praça Julio Prestes, 16)で芸能祭「琉球芸能の夕べ」が開催される。知念直義さんを実行委員長、琉球舞踊玉城流扇寿会ブラジル支部の斉藤悟代表を舞台監督に据え、約100人が出演する。同祭は2部構成になっており、1部は「琉球王朝芸能」をテーマに古典舞踊や音楽、伝統舞踊が披露され、2部では「沖縄芸能の今、これから」と題し、創作舞踊や創作エイサー太鼓が披露される。
同4日の同式典には同県庁、県議会からの慶祝団をはじめ、一般慶祝団も合わせて母県から計57人が出席。北中城村慶祝団以外が到着する同2日には、聖市イビラプエラ公園の先亡者慰霊碑や聖州議会を訪問し、午後8時からは同県人会主催の歓迎会が行われる。
同式典にはペルーとボリビア、アルゼンチンの沖縄県人会代表者も参加。午後の祝賀芸能では三線と太鼓、サンバなど沖縄とブラジルを代表する芸能が披露される。
案内に訪れた島袋会長ら一行は「これまでは日系社会に向けて行事を行っていたが、これからはブラジル社会へ発信していこうとイベントを企画した」と話し、芸能祭で舞台監督を務める斉藤さんはじめ、各イベント運営に「うりずん会」の若者を起用。ブラジル人である彼らが中心となり、ブラジル社会へアピールする。また「ブラジルの施設を使うということは今までなかったこと。非常に素晴らしいイベントになると思う」と一行は話した。
イベントはすべて入場無料。芸能祭入場には同県人会で配布している整理券を持参のこと。問い合わせは同県人会(電話11・3106・8823)まで。
サンパウロ新聞 2016年8月24日付
