ニッケイ新聞 2012年2月17日付け
「家族にやさしい県人会に」―。12日にあった愛知県人会の定期総会で役員改選が行われ、小松ジェニー清香さん(38、二世)が新会長に選ばれ、涙ぐんで挨拶する姿に、会場からは暖かい拍手に送られた。県人会の女性会長としては最年少。
大学卒業後、97年に県費留学生として流通技術科学大学(愛知県豊橋市)で学び、02年に文科省留学制度を利用し、京都大学大学院で修士号を修得。08年から副会長として豊田瑠美会長をサポートした。
現在はエンジニアとして働き、2歳の子供の母親でもある。「現在、お腹には2人目がいる。主人の理解、役員や事務局など多くの協力がなければ引き受けられなかった」。
昨年初めて行われたイベント『家族で日本語』を発案した。子育て支援と同時に、高齢の一、二世たちが日本の昔話を読み聞かせるなど3世代の会員が楽しめる企画となった。
「県人会は手伝いにくるのではなく、一緒に楽しむ場所。家族のような雰囲気にしたい」との抱負を示す一方で「運営については会社のような厳しさを心がけたい」と表情を引き締めた。
事業報告では、スライドでイベントの様子を振り返り返った。収入は14万4977レアル、支出が13万8607レで6370レの黒字。本年度予算は15万7200レと発表された。
総会後に行われた新年祝賀会では、エトワールグループによる歌謡ショー、花柳流なでしこ会の舞踊で会員らは終日楽しんだ。
