12日に行われた総会で続投が決まった岡山県文化協会の根岸健三会長は、同総会での退任の意思が相当固かったようで、役員改選では「困った」を連呼。再選が決まってからは疲れた表情を隠し切れなかった。根岸会長は71歳。はつらつとしているが、自宅のあるモジ市から聖市内の同会館までの片道約50キロの行き来は難儀な時もあるだろう。「この6年間は事故なく過ごしてきたが」という反論も空しく、水本議長から押し切られる形で続投が決まった。閉会のあいさつで「次はどんなことがあっても代わってもらいます」と語尾を強めた声は、会員の心に届いているのだろうか。
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根岸会長の続投を半ば強引に決定した水本議長の「これまでのやり方を見直して、会長にばかり負担がかからないよう会を少しずつ変えていこう」という言葉は、「これまでのやり方は会長の負担が多かった」とも解釈できる。水本氏に、副会長以下の役員を選出する2月度の役員会で今回のように人選が難航した場合どうするのか問うと、「口出しする。それしかできない」と笑みを浮かべた。
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各県人会の活性化方法については、関係者たちがそれぞれに頭を悩ませていることだろう。せっかく47都道府県人会が集まっているのなら、日本のような各県人会のイメージ・キャラクターを会員などから公募して作り上げ、日本祭りで登場させたり、その商品を一般にも販売するなど実践的な動きをする必要があるのでは。そのキャラクター商品が売れるかどうか、費用はどうするのかなどは各団体の腕の見せどころ。会長だけが責任を負わされる団体もある中、会費を払うだけで何もしないのが会員ではないと思うのですが、いかがなものでしょうか。
2012年2月24日付
