ロベルト・ノリオ学園の訪日団
ブラジル・サンパウロで日系の小学生らが通う「ロベルト・ノリオ学園」校長の山内和子さん(69)と児童らが17日、来県した。昨年10月にサンパウロで開かれたブラジル新潟県人会創55 周年記念式典の本県からの参加者らを訪ね、新潟市江南区の北方文化博物館を訪れた。20日まで上越市内に滞在し、雪遊びなどを楽しむ予定。
県人会には山内さんの夫の淳さん(80)が所属。淳さんの母親が現在の魚沼市出身という。また、山内さんは長男のロベルト・則夫さん(享年18)を1991年に白血病で亡くしたが、則夫さんが新潟市内の病院に入院していたため、同市に半年間滞在した縁もある。
一行は山内さんと小学校4、5年の3人、教職員の1人の計5人。同学園が以前から交流のある福島県会津坂下町の小学校と交流後、来県した。
同博物館では、いろりにあたりながら建物の説明を受け、100畳の大広間などを見て回った。山内さんは「子どもたちにはブラジルで体験できない雪国の生活を知って、国際理解に役立ててほしい」と話していた。
スノボ、そり滑り満喫
雪国の生活や文化を学ぶためブラジル・サンパウロから来日中の日系児童ら5人が19日、上越市安塚区のキューピットバレイスキー場で雪遊びを体験した。晴れ渡ったゲレンデでそり遊びやスノーボードを楽しみ、歓声を響かせた。
訪れたのは、ロベルト・ノリオ学園のレイラ・タカハシ・ハジバさん(10)とリラさん(9)の姉妹、ビトール・ヒデキ・シミズ君(9)の児童3人と、校長の山内和子さん(69)、教職員のシンチャ・ルミ・青木さん(30)。
子どもたちは一面の銀世界を見て「ブラジルと全然景色が違う」と目を丸くし、そり遊びで約30度の斜面を滑り降りると「面白い」と大はしゃぎ。転びながら繰り返し滑った。スノーボードは、バランスを取るのに苦労しながら果敢に挑戦した。
ハジバさんとリラさんは「そりは怖くなかったし、スノーボードも2年ぶりで面白かった」と話し、シミズ君は「スノーボードは初めてだったけど、最高に面白かった」と笑顔を見せた。
一行は昨年10月にサンパウロで開かれたブラジル新潟県人会創立55周年記念式典が縁で来県し、以前から交流を続けている福島県会津坂下町の小学校を訪ね、17日に新潟入り。20日まで安塚に滞在し、21日に帰国する予定。
2012年1月24日付
