11月29日に行われた県連代表者会議では、第16回日本祭りの試作パンフレットも配られたが、まず表紙で目に付いたのは主題「地球に優しい技術と進歩」と、副題「移り来て、日本移民105年と戦後60年」の整合性の無さだ。そして表紙右下の当日イベント一覧には、上から「ミス日系コンテスト」「世界コスプレサミット2013」「美食広場」と、これまた主題とも副題とも無関係な内容が並ぶ。
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そもそも主題がどういった経緯で決まったのかも不明瞭だ。昨年の主題「共存する進歩と環境」との違いもよく分からず、単に言い換えただけにも見える。これだけ日本祭りの規模を拡大し、成功させてきた県連の手腕はもちろん評価に値するが、イベントの方向性をきちんと定めなければ、次第に内容が散漫としてしまい、集客数も減りかねない。もし日系企業の参加を見込んでこういった関係の薄い主題を付けているなら、主題など不要だろう。
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ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は不定期で岩手県人会ニュースを発行している。今月発行された最新号で180号となるが、実は1989年の発刊からそのほとんどの発行作業を千田会長自身が手掛けているという。普段県人会に参加しない人にも、広く活動内容を知ってもらおうと始めたこの企画。「最初はワープロの使い方もよく分からず苦労した」という千田会長だが、次第に紙面作りもこなれたものに。ただ最近は、「記事がなかなか集まらない」とぼやいていた。どうやら抱える苦悩は、モザイク子と同じのようで。
2012年12月4日付
