ニッケイ新聞 2012年12月5日付け
「思いを馳せるだけでいい。とにかく忘れないでほしい」。東北被災地応援ツアーの参加者に、被災した人はこう話していたそうだ。県連代表者会議で同ツアーについて報告した本橋幹久氏によれば、現地では3県の県庁を訪問してそれぞれ義捐金10万円を渡し、日本語弁論大会の発表を収めた映像を流したり、ブラガンサ・パウリスタ文協日語学校の寄せ書きを渡したりするなど当地の励ましのメッセージを贈り、17人の訪問団は現地で喜ばれたよう。地球の反対側まで行って直接顔を見ることでしか生まれない、温かな空気が流れたに違いない。
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本橋幹久氏によれば、今回東北を訪問した折、3県の知事あてに当地への招待状を渡したそうだ。被災した人をブラジルに招いて自分の体験を話してもらったり、青少年を県人会が受け入れ、若者同士の交流を図るという案もあるとか。彼らを大いに励まし、元気付けられるようなもてなしができれば、交流の新たな1ページとなるかも。
