【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】福岡県県費留学生に日本文化への理解を深めてもらおうと、毎年恒例の『着物体験』(福岡県国際交流センター主催)が11月17日、福岡市大濠公園内の日本庭園茶会館で開かれた。この日は南米出身の県費留学生ら10人が『まゆの会』から着物の着付けを教わり、振り袖や紋付姿となった。
その後、茶会館の大広間で裏千家茶道教室の志村宗恭さん指導による茶道が行われた。約1時間、慣れない正座をした県費留学生たちは、足をもぞもぞさせながらも志村さんの話を熱心に聞いた。茶菓子と茶がそれぞれに振る舞われると、「お点前頂戴します」と丁寧に頭を下げてから茶をいただいた。
続いて県費留学生たちが自ら茶をたて、同席した福岡県海外移住家族会会員たちに運んだ。
同家族会の武藤英治会長は「日本の秋を感じながら日本文化を体験して、いい思い出になっただろう」と述べた。ブラジル出身の稲田ナージャさん(九大医学部)は「着物はきついけれど、とても可愛い。貴重な経験になりました」と笑顔で語った。
2012年12月5日付
