ブラジル沖縄県人会(与那嶺真次会長)のブラジル沖縄県人移民100周年史(1 Secu lo de Histo ria A comun idade Okinawa no Brasil desde o navio Kasato Maru 1908-2008〈ポ語、全298ページ〉)が、4年の歳月をかけ昨年末に完成した。与那嶺会長は「日本語が読めない人にも同県民移民史が理解できる素晴らしい一冊になった」と完成の喜びを語った。
同移民史は2000年に発刊した「ブラジル沖縄県人移民史(笠戸丸から90年)」をポ語に翻訳し、08年までの歴史を追記したもの。90周年史は全550ページだが、重複する文章をまとめ、重要な移民名簿や歴史を多く掲載。後世に残る移民史として仕上げた。
同移民史制作実行委員長を担当したのは、同県人会第2副会長の垣花輝明さん(72)。垣花さんによると同移民史完成のために、2、3世の若い世代や留学生OB会の「うりずん会」も積極的に編集作業に加わったという。
同移民史の発刊部数は3500部。そのうち3000部は同県人会と交流のある元伯国下院議員ウィリアム・ウー氏による政府助成金を使用して発刊。残りの500部は同県人会予算から発刊された。
なお、同移民史は同会員や母県に無料で配布されており、垣花委員長は「日本語が読めない人に本当に感謝されている。苦労したかいがあった」と満足気に語った。
同移民史は非会員にも50レアルで販売している。問い合わせは同県人会(電話11・3106・8823)まで。
2013年1月24日付
