【ブエノスアイレス発・植木修平記者】11月27日に行われた第14回南米ゲートボール連合選手権大会に続き、「南米うちなんちゅゲートボール大会」が翌28日、アルゼンチンのブエノスアイレス市近郊の在亜沖縄県人会連合会「うるま園」で開催された。
大会には南米選手権と同様に亜国、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ペルー、ボリビア6か国、約350人が参加して行われた。
32チームが参加した高齢者の部(70歳以上)では「ブラジル2」が、同じく32チームで争われた壮年の部(69歳以下)では「ラパス(パラグアイ)」がそれぞれ優勝した。
同大会は数年前までは各国の沖縄県人会所属の選手しか出場できなかったが、近年は門戸を開放しており非日系以外の参加者も多い。
試合会場でひときわ目を引くピンクのユニホームで大会に出場したパラグアイチームは「パラグアイからは35人がバスで15時間かけてやって来た。ブエノスアイレスは暑いと聞いたがパラグアイのほうが暑い」とテレレを飲みながら話した。
ウルグアイからは選手30人が船と車を乗り継ぎ、4時間かけて大会に参加。選手らは「ウルグアイには日系人が少なく、ゲートボールをする人も少ない。だからいろんな人を誘って南米大会にもよく出かける」と笑う。
非日系のウルグアイ人で日本語を理解できないルイス・カロシアさん(68)はゲートボールを始めて3か月。「ゲートボールは楽しい」と初めての大会参加を喜んでいた。
現在、ゲートボールは4大陸40か国に普及しており、世界ゲートボール連合(小野清子会長)はオリンピック公式種目として認定される基準「5大陸80か国」を目指して積極的に各国で普及活動を行っている。近年では、南アフリカ共和国での普及を目指して活動している。同協会の理事らは「ゲートボールは世界中で地域形成、世代間交流、国際親善を担うスポーツだ」と今後の展望を語っていた。
大会成績は次の通り。【高齢者の部】1位=ブラジル2、2位=ペルー、3位=サルミエント(アルゼンチン)、ブラジル1
【壮年の部】1位=ラパス(アルゼンチン)、2位=コルドバ(アルゼンチン)、3位=ブラジル1、富士(アルゼンチン)
2011年12月6日付
