ブラジル熊本文化交流協会(小山田祥雄会長)は11月20日、聖市ビラ・マリアーナ区の同会館でたけのこ祭を開催した。
同祭は、長瀬隆元会長の私有地の竹林で、たけのこがたくさん取れることがきっかけとなり開かれた。開催は今回で3度目となる。
当日は、同県人会員や、同会館で開講しているカラオケ教室や健康体操の受講者とその家族ら約200人が訪れ、同県人会婦人部(衛藤チエコ部長)手作りのたけのこ料理に舌鼓を打った。
衛藤部長によると、当日は午前6時半から部員が集まり、調理や用意を行ったという。
用意されたたけのこ料理は、炊き込みご飯、煮物、ぬか漬け、みそ漬け、酢漬け。加えて赤飯、唐揚げ、みそ汁と熊本名物の高菜飯が振る舞われ、昼食時は満席となった。
衛藤部長は「長瀬元会長のたけのこはアクが少なく、軟らかい」と太鼓判を押した。
初めて来場したという安東マイラさん(29、3世)は「炊き込みご飯が一番おいしかった。家でも母が作ります」と笑顔で話した。
また会場では、同会館で行っている竹細工教室の作品も販売された。材料の竹は、たけのこ同様長瀬元会長の所有する竹林から調達している。
特に人気の作品は、竹を輪切りにしたものを土台に使った針山。針を刺す部分は、丸い形を生かしてフクロウやてんとう虫を模しており、針刺しとして使うだけでなく、置物としても楽しめる愛らしさで来場者の目を楽しませていた。
竹細工教室と同会婦人部が協力して制作しているという針山は、中身に針が錆(さ)びにくい素材を採用するなど、こだわっている。
連日15~20人で制作しているが、好評で供給が間に合わないほどだという。
小山田会長は「来場者が例年より多かった。特に女性は、休日は家事も休もうと誘い合って来ているようだ」とこれまで以上の反響を喜んだ。
2011年12月14日付
