ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)は4日、聖市パカエンブー区の同会会館で12月度定例役員会と忘年会を催した。
役員会の中で園田会長は「設立100年を過ぎても名前を残し活動できる会にしておこう」とあいさつした。
また、いまだ進展しない県連の事務所移転問題について現状を説明した。県連が移転先に予定している援協名義の文協ビル5階は、今なお手放すための書類がそろわず、1年近く足踏み状態が続いている。県連としては、来年3月の役員改正以前に、現在の役員で同問題を収束させたい考えだ。
園田会長によると、援協から県連へ「コンドミニオだけで良いから入ってほしい」といった内容の手紙が届いた。それを受け両者の代表が会談し、書類がそろうまでの間、家賃は支払わず共同管理費の662レアルのみで県連が使用できることになったという。
この決定により、県連は12月末で現在の事務所がある文協ビル3階を引き払い、来年1月から5階で業務を行うことが決まった。ただし、書類がそろうまでは改装に着手しないという。
また園田会長は、書類がそろわない時期から県連が援協名義の事務所を使うことにより税金問題に問われた際は、援協が全責任を負うことを加えて発表した。
役員会の後は忘年会が行われ、集まった会員は井料堅治参与の音頭で乾杯を行い、持ち寄った食事を楽しんだ。
在伯都道府県人会の中で最も古い歴史を持つ鹿児島県人会は、2013年に設立100周年を迎えるため、来年は100周年に向けての準備が本格的に進められる。
大羽豪三記念誌編さん責任者は、記念誌は見て楽しめるものを目指し、頁数を少なくし写真を多く掲載すると明らかにした。
また、これまでの記念誌は日本語の全訳がポルトガル語で収録されたが、100周年誌には要約したポルトガル語訳のみ記載する予定だという。
大羽編さん責任者は「大変な忙しさになると覚悟しているが、連絡を取る手段がある限り、全伯の県人に寄稿を呼びかけたい」と意気込みを語った。
2011年12月14日付
