ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(北川好美会長)が4日に聖市リベルダーデ区の文協で開催した「第17回ブラジル紅白歌合戦」(志田若代実行委員長)は、紅組が勝利を収め好評のうちに幕を下ろした。
東日本大震災の被災者を励まそうと企画された「がんばれ援歌―東日本大震災を思う」では、北川会長自らマイクを手に熱唱する場面もあった。
当日は、震災で親を亡くした被災孤児を支援するため義捐金を募った。集まった義捐金約2千レアルは、母県が被災した宮城県人会(中沢宏一会長)へ届けられた。
中沢会長は、同連盟会員の折った千羽鶴とともに、クリスマスプレゼントとして子どもたちに贈るという。
開会式では、北川朗久名誉会長の長年にわたる日伯音楽文化交流の功績に対し、サンパウロ州議会からの記念プレートが進呈され、出席した羽藤ジョージ聖州議員が贈呈した。
また同連盟は、10年以上にわたり慈善福祉団体に協力している。
寒野正留広報担当理事によると、年間10万レアルを目標に支援歌謡祭を行っており、今年は総額10万レアルを超す寄付金のほか食料品、衛生用品、掃除用具など約100キロを寄贈した。
2011年に開催した催しは次の通り。
3月=援協「カンポスさくらホーム支援歌謡祭」4月=社会福祉法人・救済会「憩の園支援歌謡祭」
7月=児童教育援護施設「サント・アントニオの家支援歌謡祭」
8月=援協「サントス厚生ホーム支援歌謡祭」
9月=「マナブ・マベ日伯近代美術館建設支援歌謡祭」
11月=知的障害者援護施設「希望の家支援歌謡祭」
このほか6月には、北川名誉会長が東北地方を訪れ、同連盟東北連合会へ義捐金83万7千円を直接手渡し喜ばれたという。
北川会長は「来年も引き続き支援歌謡祭、紅白歌合戦を開催したい」と話し、日系コロニアへ理解と協力を仰いだ。
2011年12月21日付
