サンパウロ州ミランドポリス管内の第2アリアンサ鳥取村(赤羽大作自治会長)は9日、同自治会館でうどん会を開いた。近隣住民ら約150人が同会を訪れ、うどんに舌鼓を打っていた。
当地のうどん会は約30年間続いているが、今も昔と変わらぬ婦人会のベテラーナたちが料理に腕を振るっているため、昔ながらの味が変わらず守り続けられている。赤羽会長によると「第2アリアンサのうどんは味が良い」と常連の客も多いという。
麺は細めで歯切れ良く、スープはしょうゆベースに鶏ガラのだしが効いてとても濃厚な味わいだ。具はチャーシュー、ねぎ、錦糸卵などで、日本で言えば「沖縄そば」に近い。
この日、フォルモーザから来た2世の寺島博さんは、「ここのうどんはいつもおいしいので、来れる時はできる限り来ている。今日もとてもおいしい」と、麺をすすりながら顔をほころばせていた。
◆アラサツーバでもうどん会
アラサツーバ仏教会(久保田喜三会長)、仏教婦人会(仁熊節子会長)も9、10両日、サンパウロ州アラサツーバ市のアラサツーバ東本願寺でうどん会を開いた。
こちらのうどん会では、1日当たり約600杯のうどんを作っていた。見た目は第2アリアンサのうどんと似ているが、手打ち麺の歯ごたえに特徴があり近所でも評判だという。そのほか、同じ麺を用いたブラジルでは珍しいあんかけ焼きそばやマンジョッカを使った大きな揚げたてコシーニャなども売り出され、会場には多くの非日系人も交じえた長い列ができていた。
自身もうどん作りに精を出していた久保田会長は、「皆さんにおいしいと喜んでもらい、これ以上の喜びはない」と大汗を拭いながら笑顔で語った。また、東本願寺へうどんを食べに訪れた日本人の中沢夏樹さんは「日本には無いうどんの味。麺にコシがあり、とてもおいしい」と満面の笑みを浮かべていた。
2013年3月21日付
