有効投票数は119減少
文協への関心薄くなる一方か
ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)の第54回定期総会が23日、予定(午前9時、第2次招集)より30分遅い午前9時半からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開かれ、評議員選挙により新評議員50人と補充評議員25人の計75人が決定した(左表、敬称略)。任期は2017年3月までの4年間。事前の郵便による投票とこの日の直接投票により、有効投票数は534票と2年前の653票から119票も少なかった。
総会では、議長に松尾治氏、書記に花城アナクレット氏が選出。先亡会員と東日本大震災犠牲者への黙とうに続き、木多喜八郎会長があいさつした。
大原毅選挙管理委員長の発表によると、22日午後6時で締め切られた郵便及び持参された投票用紙は527票。23日の直接投票数が21票で、全体の無効票が14票。計534票が有効投票数となった。また、投票数が同数の場合は、会員歴の長い人、年長者である人が上位になることが選管から説明された。
総会の出席者は、委任状(19人)を含めて70人。23日現在の文協会員数は2335人で、投票権のある会費納入者は約1200人と少なく、有効投票率は4割強となっている。
午前10時に開始された開票作業は選管委員たちが行い、その後、文協事務局で職員とボランティアたちが投票データを打ち込んだ。午後1時に結果が発表され、左表の75人が決定した。
大原選管委員長は前回より少なかった有効投票数について、「会員数はそれ程変わっていないのに、文協に対す
る関心が薄くなってきているのでは」と話していた。
◆木多会長、第三者取り込み示唆も
木多会長は、21日の発表で小川派のシャッパ融合案を退けたことについて、「私個人の意見でなく、GAS(現体制支持グループ)での話し合いで決めたこと」とし、「意見が違っても理事会で決まったことは、やっていかなければならない」と述べた。
また、「任期中に何もしていない」「地方団体を重視していない」との声があることには、「国士舘センターの整備は少しずつ行っているし、何もしていないわけではない。文協ルーラル(農村会議)はこれまでにパウリスタ、ノロエステ、ソロカバナの各地域で行っており、今年はスドエステ(聖南西)でやってほしいと提案したが、(聖南西文化体育連盟の)山村(敏明)さんには『今年はレジストロ地域が100周年事業で忙しいため、できない』と断られた。(7月の)文協桜祭りもスドエステでやってほしいと言っている。一番大切なことは各イベントを大きくしていくこと」と述べ、反論した。
さらに、4月27日の理事会選挙に向けて、GASのシャッパに新たな人材を入れる可能性については「シャッパ・ウニカ(単一シャッパ)であることが前提」とした上で、「自分たちと協力してやってくれる人なら1世にも入ってほしい」と第三者を取り込むことも示唆した。
2013年3月26日付
