愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の5県人会が出店した第15回屋台祭りが4月28日、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館で開催された。当日は晴天にも恵まれ約450人が来場する大盛況となった。今回初出店した長野県人会の高田アルマンド会長は「日本祭りに向けたいい予行練習になった」と感想を述べた。
会場は昼時になると多くの来場者でごった返し、各県の屋台前には長蛇の列ができた。各県人会とも婦人部が中心となり、慣れた手付きで調理に没頭していた。
その中で初参加した長野県人会は、郷土料理の五平餅と鶏肉の串と漬物のセット、パステル、ケーキを提供した。日系2世の高田会長は「2世と婦人部が1世の知恵を借りて運営でき、まとまりを感じるいい機会」と述べ、県人会の活気が伝わった。
また滋賀県人会は近江の肉うどんを提供した。こだわりは、かつおと煮干しをたっぷり使って取った濃厚なだし。山田康夫同県人会長の話によると、「去年はこのだしをペットボトルに入れて持ち帰りたいという人もいた」という。当日肉うどんを食べていた三宅大作さんも、「やっぱりうどんはだし次第。格別の味がする」と評していた。
会場の舞台上では郷土踊りの披露や参加者によるカラオケも行われ、一層の盛り上がりを見せた。各県人会で販売した料理のほとんどが売り切れとなり、来場者は満足した様子で会場を後にしていた。
2013年5月15日付
