「躍動する沖縄系移民 ブラジル、ハワイを中心に」(彩流社)がこのほど、日本で発刊された。
同書は、琉球大学が平成20年(2008年)に文部科学省特別教育研究費を得て研究成果をまとめたもの。同大法文学部教授の町田宗博、宮内久光、金城宏幸の3氏が編者となり、同大関係者たちが執筆。08年に行われたブラジルとアルゼンチンでの沖縄移民100周年と、11年10月に母県で開催された第5回世界のウチナーンチュ大会を通じた沖縄系移民研究の結果がつづられている。
内容は、「戦後沖縄県における海外移民の歴史と実態」「海外における沖縄アイデンティティの地域間比較」「日系コロニアの社会基盤と『ブラジル沖縄県人会』」「ブラジル沖縄コロニア語」や「ブラジルの石敢當(いしがんとう)―沖縄出身者の魔除け―」など10章で構成されている。
また、最終章には第5回世界のウチナーンチュ大会で開催されたフォーラム「海外日系紙記者のみた移民社会」の概要も記されている。
日本での定価は3000円。購入希望者は日系書店で取り寄せのこと。
2013年6月4日付
