聖日本人学校で演奏会
【一部既報】滋賀県人会(山田康夫会長)設立55周年記念事業の一環で5月24日から来伯しているドレミ琴演奏者、内藤方于(まさこ)さん(滋賀、ドレミ・ポップコーンクラブ代表)を団長とした4人が同29日、サンパウロ市カンポ・リンポ区のサンパウロ日本人学校で演奏会を行った。演奏会は午後1時から学校内体育館で行われ、生徒や保護者合わせて約250人が琴とラテン音楽が奏でる独特の音色に耳を傾けた。
来伯している4人は内藤代表と、娘で同じく琴演奏者の内藤明里さん。ブラジル出身で日本在住歴20年以上のギター奏者兼ボサノバ歌手のロブソン・アマラルさんと、ドラム奏者のアレシャンドレ・オザキさん(3世)。
4人は1時間と短い時間ながら、ラテン音楽と琴のセッションを中心に計10曲を演奏。また明里さん独奏による「椰子の実」の演奏や、ドラムとギターの弾き語りも行った。演奏が終了すると生徒から「アンコール」の手拍子が起こり、「MAS QUE NADA」を琴も交えて奏で、演奏を終えた。
演奏後、会下詩織さん(13)、浜潟京子さん(14)ら生徒数人のグループに感想を聞くと、「ブラジルで初めて琴の演奏を聴いて不思議な感じがした」「セッションが格好良かった」など興味を持った様子だった。また村石好男校長は「琴とラテン音楽の融合が奏でる音色に子供たちは興味津々だった。このような演奏を聴けて幸せだと思う」と感想を述べた。
演奏を終えたアマラルさんは「曲の名前を聞いてきたり、楽器に触りたいと言って来た学生も大勢いた。演奏で少しでもブラジルまたは日本の音楽に興味を持ってくれたのならうれしい限りです」と満足した様子で答えた。
一行は滞在期間中、5月26日の愛知県人会周年記念コンサートを皮切りに、計7会場で講演会やワークショップを行っている。今後も聖市などで活動し、今月17日に帰国の途に就く。
2013年6月12日付
