6カ国128チームが熱戦繰り広げ
2年に1回開かれる南米ゲートボール選手権の第15回大会が6、7両日、サンパウロ(聖)市ジャバクアラ区のブラジルゲートボール連合スタジアムで開催された。同大会には南米からアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ペルー、ボリビアから19チームが参加、ブラジル国内の109チームを合わせた総勢128チーム(高齢者組64チーム、壮年組64チーム)約800人が出場し、南米一の王座を競った。高齢者組は2年後の同大会開催国のパラグアイチーム、壮年組はブラジルの強豪、カウカイアAチームがそれぞれ優勝した。
6日午前8時に始まった開会式には、東京に本部を置く世界ゲートボール連合の遠藤容弘理事長をはじめ、松尾治文協副会長、尾西貞夫援協副会長、園田昭憲県連会長、上原敬三宮坂国人財団専務理事、セルソ・ジアテネ・サンパウロ市スポーツ・レジャー局長、アルナルド・デ・サー下院議員、羽藤ジョージ聖州議、南洋行サンベルナルド・ド・カンポ市議などが来賓として招かれた。
小賀誠二南米ゲートボール連合会長は、「南米大会は各国の技術向上と親善交流を目的に開かれている。皆さん、ゲームを楽しんでください」とあいさつ。主賓の遠藤世界ゲートボール連合理事長は、「世界各国に普及しており、最近はアフリカ諸国にも広がっている。来年は第11回世界ゲートボール選手権大会が新潟市で開かれるので、ぜひ参加してほしい。こうして南米の皆さんが一生懸命頑張っていることに感謝します」と祝辞を述べた。
同日午前9時から始まった予選は各チーム3試合を行い、翌7日午前中に残り1試合の合計4試合でトーナメント戦出場を競った。7日のトーナメント戦は高齢者組、壮年組、両32チームが勝ち残って熱戦を繰り広げ、午後2時から準決勝が開始。同3時から決勝試合が大勢の大会関係者が見守る中で行われた。
壮年組で優勝したカウカイアAは優勝常連チーム。5月に聖州マリリア市で開催された全伯親善ゲートボール大会でも総合優勝している。優勝後、本紙の取材に対しマツモト・アンドレ主将(25、3世)は、「今日はとにかくチームワークが良かった。練習してもっと強くなりたい」と述べ、気持ちが高揚した様子でチームメートらと喜びを分かち合っていた。
一方、高齢者組で優勝したパラグアイは同大会で同国初の優勝となる。チーム主将の片岡敬枝さん(70)は、「夢みたい。80代2人のチームメートの体調が気掛かりでしたが、本当に最後まで頑張ってくれたと思います」と感無量の様子で答えた。また同国ゲートボール連盟審判長の坂本マサ子さん(63、北海道)は「まさか優勝するとは。パラグアイゲートボール史を塗り替える優勝」と、その快挙をたたえた。
表彰式後、菅原和司同連合副会長の閉会宣言により全日程を終了。大会後、小賀連合会長は2年後のパラグアイでの大会開催を踏まえ、「パラグアイのチームが優勝したことは南米全体での盛り上がりにつながるはず。今後も会員普及に向けた努力を続けたい。良い大会だった」と総括した。
大会結果は次の通り。
【壮年組】優勝=カウカイアA、2位=アラグアリ、3位=サガB、ニッポン・カントリー。
【高齢者組】優勝=パラグアイ。2位=リンス、3位=ピエダーデ、マリンガ。
2013年7月9日付
