19~21日まで開催されたフェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)屋内会場で今年初めて、サンパウロ新聞社と新潟県人会の主催により「新潟物産展」のブースが設けられ、同県に関連した製品や商品の展示・販売が行われた。
同ブース協賛は輸入元のZENDAI、国分をはじめ、亀田製菓、八海醸造、S&B食品各株式会社で、後援に新潟県と新潟日報が加わっての出店となった。
販売されたのは協賛の和菓子や、同県三条市で生産された包丁や砥石(とぎいし)、カレーのルウや日本酒などで日系、非日系を問わず3日間を通して多くの来場者が見物し、購入していた。
19日午後には泉田裕彦新潟県知事も同ブースの視察に訪れた。泉田知事に同県のトップセールスについて聞くと「米、お酒、水、せんべいなど新潟の自然を生かしたおいしい製品がたくさんあります。この機会にぜひ、ブラジルの人に新潟の特産を知ってもらえたら」と同県の魅力を語った。
本紙から同ブースの販売員として参加した人の情報によると特に砥石が日系人に人気で、当初予定していた販売個数を大きく上回り、ブラジルで認知されつつある亀田製菓の「ぽたぽた焼き」や「柿の種」といった和菓子も同様に人気だったという。
サンパウロ州スザノ市から訪れて同ブースで包丁を購入した伊藤信善さん(73、新潟)は「魚をさばくにはブラジル製の包丁じゃだめ。地元新潟の包丁が出品されると聞き、買うのが目的で祭りに来ました」と無事に購入を済ませ、うれしそうに取材に答えた。
また泉田知事は、「今年の販売の様子を参考にして、県として今後は後援ではなく何らかの形で参加できないか検討したい」と語り、来年以降の参加にも前向きな姿勢を示した。
2013年7月24日付
