今年で35回目となる岐阜県農業高校生海外実習派遣団(箕浦誠団長)一行12人が来伯し、今月19日から8月1日までの2週間、サンパウロ(聖)州内の日系農家での農業実習や市場見学、ミナス・ジェライス州で日系農家の視察などを行う。22日、山田彦次岐阜県人会長の案内により本紙を訪れた。
派遣団は滞在期間中、主に農業実習先で各農家と一緒に農作業を行い、聖州コロニア・ピニャールとピラール・ド・スールの日系農家が受け入れる。そのほか、同県人会員との懇談会も予定されている。
生徒代表の岐阜農林高校動物科学学科2年の大井樹里さん(16)は畜産関係に興味があり、「日本は質の高い畜産を生産しているが、ブラジルはとにかく大規模で質より量のイメージがある。確めたい」と意気込んでいた。
実家が漬物製造会社の飛騨高山高校2年の若宮弘治さん(17)は「大規模な経営や技術を学び、価値観を壊したい。わくわくする」と、はっきりとした口調で実習期間中の目標を答えた。
引率の箕浦団長によると過去の派遣団員は現在、岐阜県の農業の中核となって活躍している人が多く、「今後も事業を継承するために成果を残したい」と思いを語った。
なお、派遣団はブラジルのほか、スイスとオランダで集約農業を見学し、8月8日に帰国の途に就く。
2013年7月25日付
