ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は、22日午前11時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の同県人会館で創立60周年記念式典を開催し、同県人会員ら約100人が節目の年を祝った。
同式典に先立ち、中沢会長と若生正博副知事ら8人が会館前のファグンデス街で桜の植樹式を行った。
その後、同式典が開会。日伯両国国歌斉唱、黙とう、来賓紹介に続きあいさつに立った中沢会長は、若生副知事ら公式訪問団に礼を述べたほか、導入から今年で35年を迎える仙台七夕祭りの一層の普及などを誓った。
次に若生副知事が祝辞を読み上げ、ブラジルにおける移民の功績に敬意を表した上で、「震災直後、県人会からいち早く温かい激励を受けて、改めて強いきずなを感じた」と述べ、ブラジルから同県に寄せられた義援金や支援に感謝の意を示した。
また、若生副知事は被災地の復興の様子についても触れ、「復興は道半ばだが、皆様が多大な困難を乗り越えたように私たちも必ず復興を成し遂げ、発展していきたい」と復興への決意を語った。
引き続いて福嶌教輝在聖総領事、梅原廣同県国際化協会専務理事、園田昭憲県連会長、シノハラ・ロシャーナ・ニッポ・カタリネンセ協会会長、安部順二連邦下議、羽藤ジョージ聖州議員らが祝辞を披露した。
式典では、宮城県から県人会員21人に功労賞が授与されたほか、ブラジルゲートボール連合とサンタ・カタリーナ日本語学校に東日本大震災の義援金に対しての感謝状が授与された。また、中沢会長は「みやぎ海外絆大使」に任命され、記念のプレートと名刺が若生副知事から贈呈された。
式典の締めくくりには、宮城県民歌「さんさしぐれ」が出席者全員で斉唱され、佐藤右一副会長の音頭による万歳三唱で幕を閉じた。
閉会後、中沢会長は本紙の取材に対し、「今まで以上のことをやるのは難しいが、被災地への支援は今後も続けていきたい」と意気込みを語った。
なお、今回表彰された功労者は次の通り(敬称略)。
伊藤ふみえ、後藤信子、佐々木光躬、佐藤吉之助、菅原和司、石田俊郎、岡崎幸雄、木幡寿朗、佐藤重四郎、大橋重夫、加治たか子、加治千恵子、山中しのぶ、佐藤輝子、鈴木恵子、安孫子澄夫、芳賀七郎、牧野初枝、鈴木典夫、小竹京子、岡崎加代子。
2013年7月30日付
