ブラジルへの販路開拓に関心のある人形メーカー「東玉」の椿眞常務取締役と「徳永こいのぼり」の徳永深二会長兼CEOが7月19日から25日の日程で来伯し、市場調査などを目的にサンパウロ市内の小売店などを訪問した。
23日に本紙を訪れた徳永氏は「こいのぼりを扱う店舗はいくつかあったが、日本の物に比べるとどれも粗雑な作りだった」と述べた上で、「『置いてみたい』と声を掛けてくれた店もあったので前向きに考えていきたい」と語った。
一方、椿氏は「武者人形などは海外でも着実に人気を高めているが、ブラジルへの輸入には検討を重ねる点がいくつかある」と慎重な姿勢を示した。
また徳永氏は、3年後に開催されるリオ五輪について言及した上で既に県連を訪問し、マラソンの沿道での応援用に両国の国旗をあしらったミニこいのぼり3000本の無償的提供を約束したことを明かした。
徳永氏は「園田会長に試作品を見せた時の反応は上々だった」と話し、「ブラジルでの普及を狙うとともに、テレビなどを通じてオリンピックを目にする日本人にも、日本の文化であるこいのぼりを再認識してほしい」とその意図を説明した。
なお徳永氏によると、ミニこいのぼりは今後デザインの一部の変更をした上で本格的な生産に入る予定だという。
2013年8月9日付
