五十嵐、具志堅、平田3氏が受章
平成25年度在外公館長表彰伝達・祝賀式が、7日午後3時からサンパウロ(聖)市モルンビー区の在聖総領事公邸で開催され、同総領事館管内で今年度受章した五十嵐司氏、具志堅茂信氏、平田藤義氏を祝福するため日系5団体各代表や受章者の家族、友人らが訪れた。
3氏は日伯間の相互理解及び友好親善に寄与し、その功績が顕著であることが認められ、福嶌教輝総領事から表彰状が手渡された。福嶌総領事による受章者の紹介に続いて、3氏がそれぞれ感謝のあいさつを述べ、五十嵐氏は「まだまだ、育ち学ばせてもらった故郷へ恩返ししていきたい」と抱負を語った。
その後、呉屋新城春美文協副会長が乾杯の音頭を取って祝賀会が開かれ、出席者らは歓談の一時を楽しんだ。
本紙の取材に対し具志堅氏は「日系社会は繁栄していると思いきや、一方で困っている人が多いのも事実。実は2、3年でやめるつもりだったが彼らを助けたい一心で定年まで30年近く頑張ることができた。これからも援協を通じて社会貢献していきたい」。平田氏は「ブラジル経済の天国から地獄を体験した私の経験を基に、次世代のブラジル進出を応援したい」とそれぞれ意気込んだ。
受章者の経歴は次の通り。
◆五十嵐司(いがらし・つかさ)氏(88、東京、ブラジル日系熟年クラブ連合会会長)。ブラジル日系老人クラブ連合会の会長として日系高齢者の生きがいと生活の質の向上に尽力。同会創立35周年記念歌及び新会章の制定を行い、2012年にはブラジル日系熟年クラブに名称変更。また、東京農業大学サンパウロ校友会支部長として同大とサンパウロ大学農学部の学術提携をとりまとめたほか、文協図書館副委員長やブラジル日本移民100周年表彰委員を歴任した。
◆具志堅茂信(ぐしけん・しげのぶ)氏(72、沖縄、サンパウロ日伯援護協会理事)。1982年から援協に入り要職を歴任。事務局長として援協社会福祉センター建設、自閉症療育学校事業を推進。援協50周年式典の責任者として同式典を成功に導いた。
◆平田藤義(ひらた・ふじよし)氏(68、鹿児島、ブラジル日本商工会議所事務局長)。2002年からブラジル日本商工会議所事務局長を現職。進出日本企業のビジネス支援に尽力し、日伯経済関係の強化に努める。民間団体としてはブラジル国内初となる品質管理協会を創設したほか、「現代ブラジル辞典」や同会議所70周年記念誌編纂に携わるなど日伯経済関係全般に貢献した。
2013年11月12日付
