2011年10月から本紙と協力協定を結んでいる新潟日報社(本社・新潟市、高橋道映社長)から17日、取締役執行役員で制作統括本部長・編集局長の渡辺隆氏をはじめ、デジタル戦略室次長兼編集局編集委員の吉岡和彦氏、編集局報道部記者の違(ちがい)浩司氏の3人が来伯し、翌18日に来社した。
一行は、23、24両日にサンパウロ市アクリマソン区の新潟県人会館(Rua Pandia Calogeras, 153)で開催される「新潟日報フェアinサンパウロ」(主催=新潟日報社、後援=新潟県人会、サンパウロ新聞社)に参加し、昭和時代の同社紙面パネル展示や渡辺編集局長の講演会などを行う。
渡辺編集局長は現在全号機がストップしている東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の稼働に向けた動きや減反を見直す新潟県の農業、サッカーをはじめとする地元のスポーツなどについて講演を行う予定。
デジタル戦略室の吉岡氏は同紙会員制ウェブサイト「新潟日報モア」を今年6月に立ち上げたことに触れ、従来の購読者へのプラスのサービスを行うとともに新たな購読者を増やしていく考えだ。現在同社は日本国内をはじめ、国外では中国、韓国、ロシア、モンゴルなど北東アジアの新聞との情報を提供及び共有しており、南米では本紙が唯一の提携紙となる。
同行した違記者は約10日間の滞在中、来年のサッカー・ワールドカップに向けた競技場視察や聖州イビウーナ市にあるヤクルト・アカデミーなどを訪問し、取材する予定だ。
渡辺編集局長は「地方新聞は国際的な取材をしなくていいのか」という高橋社長の思いの中で本紙との提携を実現させたとし、「ベース(基本)は人と人との関係。(新潟日報社の)コア(核となる)な読者は中高年や高齢者が多い中、若年世代につなぐ動きを作ることが今回のブラジル訪問の目的の一つでもある。ブラジルからも若い世代が新潟を訪問してもらえるよう、何かお役に立てれば」と来伯の抱負を語った。
2013年11月20日付
