県人移住100周年の協力に感謝
ブラジル岐阜県人会の2014年度定期総会が2月16日午前10時半(第2次招集)からサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開かれ、役員改選では唯一のシャッパを提出していた山田彦次会長の13期目となる長期続投が決定した。山田会長は「会員の皆さんが自分たちの県人会だという思いを持っていただかないと会は発展しない」と述べ、出席した約20人の会員に向けてさらなる協力を呼び掛けた。
総会では、開会宣言の後に山田会長があいさつし、昨年8月に開催された岐阜県人移住100周年、県人会創立75周年で「若い人たちが縁の下の力持ちとなり、会員の方々にご苦労かけたことに感謝している」と述べた。
13年度事業報告に続いて13年度会計報告が行われ、前年度繰越金(46万6866.94レアル)を含めた収入が73万8320.87レアル、支出18万8549.70レアルで、54万9772.17レアルが次期繰越金となることが発表された。
出席者からは、会費(年間150レアル)収入が9900レアルと66人分しか計上されていないことについて、現在の県人会員登録者数が何人なのか という質問もあった。これについて理事会及び事務局からは、登録数は約400人で定款上は2年以上会費を払わない人は会員資格を失うが、年度末に会費を収 める人や長年日本に行っていた人が5~6年分の会費を一挙に払うケースもあるとし、「会員に対する強制権がなく、会費を払うのはあくまで任意で行っても らっている」(山田会長)と説明した。
また、毎月発行しているボレチン(会報)の発行部数を問う声もあった。これについ ても、理事会及び事務局が現在、岐阜県内の市町村、ブラジルの日系団体や会員を含めて毎月約440通を発送していることが発表。会員と県人会をつなぐ重要 な手段であるとし、発行継続についての多数決の結果、今後も継続していくことが決定した。
会員からはボレチン発行とともに県人会のウェブサイトを活用した電子メールの利用を促す声もあったが、現状では電子メールで問い合わせがあるのは月数件にとどまっているという。
14年度事業計画案の後、14年度予算案が発表。10万9700レアルが承認された。
役員改選では、締め切り日の今月6日までに提出された山田会長をはじめとする現役役員のシャッパが承認され、山田会長の13期目続投が決定した。
山田会長は就任あいさつの中で、「会長を引き受けるにあたって、4年前も2年前もシャッパも出すことなく総会の席上で現役執行部がそのまま継続することが 続いてきた。今回は別のシャッパが出ることを期待したが、誰も会長に手を挙げないならシャッパを提出しなければ県庁に対しても不利になると考えた」と唯一 のシャッパを提出したことの理由を説明。「会員の皆さんが自分たちの県人会という思いを持っていただかないと、今後の県人会の発展はない」と強調し、会へ の協力を呼び掛けた。
引き続き、14年度会費が150レアルで据え置くことが決定され、県人会の本拠地(住所)がサンパウロ市リベルダーデ区のグロリア街に正式に変更されることの定款の一部条項改正が承認された。
会員からの質疑・提案事項では、主に若手会員を対象にしたインターネットでの情報発信の必要性や、来年以降の県連主催日本祭りへの積極参加案なども出された。
2014年3月13日付
