【福井発】福井県日伯友好協会(前田康博会長)は7日、福井市内の料亭寿ゞ屋で2013年度福井県海外技術研修員として南米から来ている藤沢クラウジオさん(25、サンパウロ州出身)、滝沢カロリナさん(20、同)、吉田生田マリアネさん(同)、平グラシエラさん(26、アルゼンチン出身)の「慰労・惜別・激励の会」を開いた。
日系人の4人は昨年の夏以来、父祖の地で8カ月間にわたり、デザインや菓子製造などの企業で研修した。
今月末にはそれぞれが帰国することから、福井県で世話役を務めた同協会が別れを惜しんで一席設けたもの。
この日は前田会長、山本達雄事務局長ら同協会メンバーのほか、福井県議会議員や栗田幸雄福井県国際交流協会会長など多数の関係者が出席した。
4人は上達した日本語であいさつし、「研修の成果を南米で生かして先輩研修員OBのように成功したい」と力強く抱負を述べ、出席者たちに感謝の意を伝えた。
また席上、今月ブラジルから福井県を訪問する予定の全伯和太鼓チャンピオン「飛翔」(コロニア・ピニャール福井村)に贈呈する半被(はっぴ)が披露された。
半被は「ブラジルチャンピオンに着せるのにふさわしいものを」と同協会が高級な生地を使用し17着を用意した。渋い紺色をベースにした半被は、この日の主役でもある藤沢さんがデザインしたもの。研修生としてグラフィックデザインを専攻していたため、同協会が彼に依頼した。
藤沢さんは「私も飛翔と同じコロニア・ピニャール福井村出身です」と述べ、出席者から拍手が送られた。
2014年3月13日付
