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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140313/k10015936161000.html
戦後29年目に生還し、ことし1月に亡くなった、元日本兵の小野田寛郎さんを追悼するミサが12日、小野田さんが暮らしていたブラジルで行われ、日本とブラジルの懸け橋としても活躍した小野田さんの死を悼みました。
小野田さんは、昭和19年、日本陸軍少尉として派遣されたフィリピンのルバング島で、終戦から30年近くの間ジャングルに身を隠したあと、昭和49年に日本に帰国しました。
帰国後はブラジルに移り住んで牧場を経営したほか、現地の日本人会を立ち上げるなど、ことし1月に91歳で亡くなるまで日本とブラジルの懸け橋として活躍し、ブラジルの日系人からも親しまれていました。
12日のミサは、小野田さんが結婚式を挙げたブラジルのサンパウロにある教会で行われ、現地の日系人団体の代表らが「ブラジルの日系社会、およびブラジルに貢献された小野田さんを追悼します」と述べました。
そして、およそ50人の参列者たちが聖歌を歌って小野田さんの死を悼みました。
小野田さんがブラジルに移住した時からの知り合いだという男性は「小野田さんは真っ白な紙のような純粋な人だった。ブラジルの日系社会で広く愛されていたので、亡くなられて非常に残念です」と話していました。
