【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】(公財)福岡県国際交流センター主催による「平成25年度福岡県移住者子弟留学生留学証書授与式」が15日、福岡市内の西鉄グランドホテルで行われた。
この日は留学生の親族をはじめ、留学期間中の世話役を務めた福岡県海外移住家族会、身元保証人、学校関係者ら約50人が出席した。
主催者の新宮松比古同センター理事長は挨拶で、昨年10月に福岡市で開催された海外福岡県人会世界大会の際に留学生たちが運営を手伝ったことへの感謝の意を伝え、「帰国しても福岡の友を大事にし、母国と福岡を繋ぐ懸け橋として頑張ってほしい」とエールを送った。
続いて武藤英治同家族会会長の来賓あいさつのあと、留学生たちが壇上へと上がった。
この日、新宮理事長から留学証書を授与されたのはブラジル福岡県人会子弟の細江タニア(29、九州観光専門学校)、松延理恵(24、九州産業大学)、上田ブルナ(23、同)、横尾ロナルド(26、九州大学)さんの4人ほか、南米北米の福岡県人会子弟ら4人。
留学生たちはその後、1人ずつプロジェクターを使って思い出写真を見せながら留学成果報告を行った。
日系3世の横尾さんは昨年の夏休みに全国の観光名所巡りを行った。「日本は小さな国ですが、文化は多種多様で驚きの連続だった」と会場の出席者たちに話した。
サンパウロ州バルゼン・グランデ・パウリスタ市出身の細江さんは「移住家族会の皆さんとは血のつながりはないけれど、第2の家族のようでした」と、涙ぐみながら1年を振り返った。
留学証書授与式のあとは送別会が開かれ、留学生と出席者たちが共に別れを惜しんだ。
2014年3月20日付
