ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は、移民106周年記念行事の一環として22日午前9時から「白寿者表彰式」を文協記念講堂で行った。
表彰式では今年99歳を迎える40人(うち3人は既に他界)に加え、これまで表彰されていなかった100歳3人、101歳2人、103歳1人を含めた計46人が表彰された。そのうち17人が自ら会場に足を運び、29人は親族が代理として出席した。
表彰式には来賓として、佐野浩明在サンパウロ日本国総領事館首席領事、飯星ワルテル連邦下議、羽藤ジョージ州議、西尾ロベルト宮坂国人財団代表、菊地義治援協会長、本橋幹久県連会長、新山進日伯文化連盟副会長らが出席した。
祝辞では、欠席した木多文協会長からの言葉を松尾治同副会長が代読し、「(白寿を迎えた方たちのお陰で)頑張るぞという力がわいてきます」などとメッセージを伝えた。
佐野首席領事は、「我々若い者にとって日系社会を作った方たちと同席できることは素晴らしいこと。白寿おめでとうございます」とあいさつした。
続いて、表彰者一人一人に表彰状、記念品、金一封が贈られた。
白寿者を代表してあいさつに立った安良田(あらた)斉さん(99、山口)は、「この豊かで幸福な会場を設けてくれた文協に対して厚く御礼申し上げる。集まっていただいて賞状までもらって、99歳最高の日であった」と述べ、会場は大きな拍手に包まれた。
櫻井ミツエさん(99、青森)は本紙の取材に対し、「ここまで生きてこれたのは『今日は何をしようか』といつも自分の心を改めて考え、子どもの言 うことを聞いて自分が間違っていないかと思って過ごしてきたから」と答え、「百歳を昨日にさらせ明日を呼ぶ」と俳句を詠んで「これからも元気に生きたいと いう気持ちです」と力強く語った。
また、1925年に10歳の時に来伯した石川ミツコさん(99、大分)は、「目や耳も悪くなってしまい、先日は転んでしまったが、娘2人がよくしてくれて今日は来れてよかったです」と笑顔で式を振り返った。
表彰された白寿者は次の通り(敬称略、故○月は、今年同月に亡くなった故人)。
安良田斉(山口)、長谷川乙次(静岡)、石田ヒノ(群馬)、石川光子(香川)、角田さよ子(愛知)、古賀菊野(101、佐賀)、松田朝枝(福岡)、三原由 美子(山口)、宮本美都子、中村フミ、尾田治子(長崎)、大畑義昌(静岡)、櫻井ミツエ(青森)、佐口千代子(100、山口)、田中晴子(長野)、吉雄美 雪(山口)、脇静子(大阪)、アオキ・モリタ・セツコ(熊本)、イセイ・ヒサオ(広島)、川崎宮子(山梨)、古賀辰見(福岡)、今つや(青森)、河野ミツ コ(100、広島)、工藤保美(香川)、政岡花子(愛媛)、マスナガ・ヒサエ(故3月)、マツキワ・ユキコ、御前四郎(和歌山)、簾長範(100)、ミヤ ダ・ハナエ、中根敏造(故2月)、新津栄三(北海道)、西村一夫(鳥取)、西山泰(熊本)、大久保トキエ(103、福岡)、小島芳子(高知)、親泊朝英 (沖縄)、親泊信(沖縄)、佐々木忠弘(北海道)、東海林善之進(宮城)、住岡カズミ(広島)、上野三次(北海道)、上江洲幸子(故4月、熊本)、山中鈴 子(愛知)、ユイ・シズエ(101、福岡)、渡邉常夫(千葉)。
2014年6月25日付
