【既報関連】県人会創立65周年と県民移住100周年を迎える宮崎県人会(高橋久子会長)の記念行事の一環として、宮崎県西臼杵郡高千穂町の民俗芸能「高千穂の夜神楽(よかぐら)」公演が、25日午後7時30分からモジ・ダス・クルーゼス市の市立劇場「Cemforpe」(Rua Antenor Leite da Cunha, 55)で開催される。
夜神楽のブラジル公演は今回が初めてとなり、渡邊道徳団長をはじめとする14人の団員が来伯する。公演は24日の県人会創立65周年記念式典でも行われるが県人会員が対象となり、一般向けは25日のモジ公演のみ。
「高千穂の夜神楽」は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れた折に、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめ)が調子面白く舞ったのが始まりとされ、同地方の先祖が長年高千穂宮を中心に神楽を伝承してきたもの。
1978年に日本国の重要無形民俗文化財の指定を受け、80年にはヨーロッパで開催された「国際伝統芸能祭」に招待を受けるなど、全国各地で公演を行っている。毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて町内各地区で33番の神楽を夜を徹して奉納し、秋の実りに対する感謝と翌年の豊穣を祈願しているという。
また高千穂神楽では、71年から40年間にわたって代表的な舞を毎夜奉納していることから、2011年には、「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」を受賞している。
モジ公演では夜神楽をはじめ、ジャパニーズ・ダンスカンパニー「優美」による舞踊、宮崎県出身のソプラノ歌手・黒木(くろぎ)あずささんのショーや日本舞踊など約2時間にわたって披露される。
当日の入場は無料だが、来場者に保存食1キロの持ち寄りを呼び掛けている。
詳細は同県人会(電話11・3208・4689)まで。
なお、24日の記念式典には当初、河野俊嗣県知事が出席する予定だったが、諸事情により稲用(いなもち)博美副知事、福田作弥県議会議長をはじめとする74人の慶祝団が来伯することになった。
2014年8月19日付
