ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)主催の第10回日伯友情交流絵画展が5日~14日、サンパウロ市ベラ・ビスタ区の在サンパウロ日本国総領事館3階多目的ホール(Av. Paulista, 854)で開催されている。
4日午後5時半から同所で開会式が行われ、日伯の画家や関係者など約80人が出席した。
開会式では最初に山田会長があいさつ。「10年前に絵画展を始めた時はこんなに長く続くことはないと言われていた」と振り返り、開催に協力した在サンパウロ総領事館の福嶌教輝総領事と歴代総領事及び日伯の画家たちに感謝の意を表した。また「国籍、民族、言語、価値観の違う日伯の人々が自由に発想し描いてもらっているこの展覧会で、皆様に遠慮なく批評していただきたい」と述べ、期間中の来場を呼び掛けた。
引き続き、福嶌総領事が祝辞を述べ、「絵画展を10回も続けているのはとても重要なこと。来年の日伯修好120周年の交流事業でも多くのイベントの一つとして開催していただきたい」と激励した。
画家を代表して小田エルザさんが謝辞を述べ、ブラジル日本文化福祉協会の木多喜八郎会長の祝辞の後、山田会長、福嶌総領事、小田さん、木多文協会長の4人でオープニングのテープカットを行った。
第1回目から毎年出展している西尾勝典さん(70、福岡)は、工業移住者としてカネボウでデイザイン関係の仕事に携わっていたとし、日本から含めると絵画 歴は約60年になるという。同展の魅力について「ほかの絵画展ではテーマや絵の大きさを指定されるが、ここでは自由に描ける」と話していた。
今回で6回目の出展となった深川京子さん(65、富山)は50年ぶりに日本製の「ぺんてる」社の絵の具を使用して縦横の枠の中に色とりどりの水玉模様を作 品として描いた。「日本の幼いころの郷愁があり、浮き上がる水玉の中に野原、蝶々やシャボン玉などをイメージして楽しみながら描きました」と笑顔を見せて いた。
同展の開場時間は午前10時~午後5時。土曜(8日)、日曜(9日)は休館。入場無料。
2014年11月7日付
