第1アリアンサ入植90周年式典終了後は同じ管内の弓場農場に会場を移し、10日午後6時から同農場伝統のバレエの鑑賞会を開催。約60人が観に訪れた。
弓場農場でバレエが始まったのは1961年。舞踊家の小原明子さん夫妻が農場に加入したのを機にテアトロ・ユバを建設し、以来、日常生活で取り組むようになった。
観賞会では小原さんら約30人の踊り手が登壇し、バレエ団立ち上げ初期から続く代表作『輝かしき開拓者』や、天と大地の間に日が昇り沈んでいく日々を表現した『ライジング』など計7演目を披露した。
公演を終えて小原さんは、「農業とアートには『何もないところから生み出していく』という通ずるものがある。クリエイト(創造)する気持ちを忘れてはいけない」と文化活動の意義を強調していた。
現在、同農場に宿泊中の鍛代良さん(30、神奈川)は、「独特の小さなコミュニティーの中で農業をやりながら、これだけ多くのダンスを覚えてできることに単純に驚いた」と率直な感想を語り、他の旅行者も「今まで見たことのない独特さ」「派手ではないけど残るものがあった」と感激した様子だった。
2014年11月13日付
