「日伯の友好の架け橋に」
巨大立佞武多の前で行われた贈呈式では、はじめに平山誠敏五所川原市長があいさつ。同市の立佞武多が参加することに関し、「まさか地球の裏側のブラジル国のサンパウロのカーニバルに参加するとは夢にも思わなかった」とその驚きを語り、「この立佞武多の姿をブラジルの皆さまをはじめ世界中の人にご覧いただき感動していただきたい。友好の懸け橋になることを願う」と想いを語った。加えて東日本大震災の復興支援に対し、「まだ復興の道なかばでありますが、皆様からの温かいご支援に感謝します」と礼を述べた。
続いてアギアとインスティチュート・パウロ・コバヤシ(IPK)を代表してセルソ・ミズカミ氏があいさつ。「カーニバルに外国から山車が参加するのはこれが初めてで歴史的な快挙。創立38年にして今年は優勝できると確信している」といい、日本語で「ニホントブラジル、イッショニガンバリマショウ」と結束を呼び掛けた。
立佞武多を使用する提案者となったデザイナーのコシノ・ジュンコ氏は、紙を使って手作りする立佞武多は日本の文化だと強調。「素晴らしい会場に日 本の伝統文化をそのまま持って来れたことは奇跡的なこと。カーニバルで実現できることは大変誇り」とその意義を語り、「今日は優勝できたらいいなと思う」 と意気込みをのぞかせた。
福嶌教輝在サンパウロ総領事は「四つのありがとう」として、五所川原市、アギア、コシノ氏、そして協力者すべてへ感謝。「今晩は優勝を目指したい」と笑顔を見せた。
4氏のあいさつの後、平山市長とミズカミ氏が書面にサインして正式に立佞武多が贈呈された。また、平山市長からアギアへ立佞武多をデザインに施したカレンダーや焼き物など同市の土産物が手渡された。
立佞武多の山車に乗る青森県人会の玉城道子会長は、「踊りも練習して曲も覚えましたが責任重大です。ずいぶん苦労して立佞武多を作られたのでぜひ優勝したいです」と意気込みを語った。
2015年2月14日付
