【東京支社=瀬頭明男】横浜市のJICA海外移住資料館では5月10日まで、「世界に広がる和歌山移民展」を開催している。和歌山県から世界各地に雄飛、活躍する姿を展示した特別展で、戦後ブラジル移住の魁となった松原移民、アメリカ、カナダ両移民の活躍など、和歌山県出身者の進取の気風に富んだ姿が紹介されている。
和歌山県は全国で6番目に多い移住者を送り出しており、移住県として知られる。和歌山県からのブラジル移民は戦前、戦後通じて6000人(1400家族)を数える。ブラジルでの主な入植地は南マット・グロッソ州のドウラードス市で、1953年、112人(22家族)が第1陣として入植している。同市近郊には今でも、和歌山県出身者とその子弟230家族が生活している。
同資料館によると、同展示会場には関東に在住する和歌山県出身者を中心に見学者がたくさん訪れるという。
2015年3月28日付
