岩手県人会(千田曠曉会長)主催の第9回わんこそば祭りが、17日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開催された。
当日は約200席用意された席がすべて埋まり、満席の状態が祭りの終了1時間前まで続く盛況ぶりだった。来場者には非日系ブラジル人も多く、千田会長も「県人会の若い人がフェイスブックに載せてくれたお陰で、たくさんのブラジル人が来てくれた」と喜んだ。
今回初めて来たという馬場セツ子さん(77、東京)は、「そばが美味しいと聞いて今日は来た。ブラジルで食べるそばは今ひとつだが、ここのそばはとても美味しい」と満足そうに語った。
わんこそば競技は子供の部1回、女性の部が2回、男性の部が5回、計8回行われた。子供の部では3歳の参加者もおり、会場から大きな声援が飛んだ。競技の3回目では記録が並び、千田会長が「今までやったことがない」という勝者決定戦が5分後に行われた。出場者の同僚や友人、家族がステージ前に詰めかけ声援を送り、会場の盛り上がりは頂点に達した。また、勝者決定戦は行われなかったが、5回目の競技でも記録が並ぶなど、熱い戦いの連続となった。
わんこそば競技を見たブラジル人も「初めて見たけれど、すごかった。来年は挑戦してみたい」と興奮気味に語った。
女性の部では、三宅みのりさん(38、大阪)が84杯の記録を叩き出し、他の参加者を引き寄せず2連覇した。昨年の77杯より今年はさらに7杯多い84杯で優勝し、場合によっては男性の部でも優勝可能という圧倒的な強さを誇った。三宅さんは「お腹が空いていたけど、食べずに我慢しました」と笑い、競技後にゆっくりとそばを堪能していた。
2015年5月20日付
