100個準備した弁当も完売
ブラジル熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)は、17日午前11時半からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同交流協会サロンで「第1回ブラジルふりかけ祭り」を開催した。4種類のふりかけを食べ比べ、その中から一番人気を決める「ふりかけグランプリinブラジル」やビンゴ大会などが行われ、当日は大盛況となった。150人近くが来場し、昼食とは別に用意した100個のふりかけ弁当も完売した。
参加者の投票で一番人気のふりかけを決める「ふりかけグランプリ」。参加者たちは、国際ふりかけ協議会から同県人会に贈られた熊本県産のふりかけ4種「海苔(のり)」「納豆」「ラヨネーズ(マヨネーズとラー油の融合)」「卵」を食べ比べた。
来場した右田守幸さん(98、熊本)は「今までふりかけを食べたことがない。お祭りをずっと楽しみにしていた」と卵ふりかけご飯に興味津津。記念すべき一口目は「うみゃー(熊本弁で、うまいの意)」と感嘆の声を上げ、「気に入ったから、早速1週間分を買って帰るよ」と満足気だった。
各種ふりかけの感想を来場者に尋ねてみると、海苔に投票したルーベンスさん(35)は「パリパリとした食感が好き」といい、納豆に投票したエレ ン・アユミさん(17)は「納豆と聞いた時は驚いたけれど、新鮮でとても良かった」とその意外性を高評価。ラヨネーズに投票した田代アンジェリカさん (74、熊本)は「ピリッとするラー油の味が効いていて、頭に電流が走るのよ。ちょっとしたボケ防止には最適ね」と冗談を織り混ぜながらそれぞれの味を楽 しんでいた。
その他の来場者からは、「納豆は毎日食べているけど、ふりかけではネバネバ感が少ない」「辛いのも、納豆も 苦手。海苔か卵を選ばざるをえ得なかった」などの声もあった。そして、投票の結果、王道の「海苔」がグランプリに輝いた。開票数の結果は、海苔47票、ラ ヨネーズ43票、卵36票、納豆21票となった。
小山田祥雄同県人会顧問は「こんなに多くの方が来られるとは思っていなかった。本当に嬉しい」と喜びを口にした。
来年度の開催予定について明石照久実行委員長は、「今年度と同様に国際ふりかけ協議会と熊本県との連携が取れれば、実現できると思う。また、グランプリで 使うふりかけの種類は多い方が良いが、今年の投票順位下位の2つを新しく替えて、再び4種の中から投票で決めるのも面白い」と話す。
続いて、行われたビンゴ大会。同県人会青年部らの献身的な司会進行で、会場は笑いの渦に包まれた。参加した鍛冶屋直子さん(67)は「とても良かった」との感想を述べた。
2015年5月22日付
