昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂(Rua Sao Joaquim,381)で開かれる。同行事に出席するため、日本から夫人の栄子さんが娘の美栄子さんと来伯。8日本紙を訪れた栄子夫人は、「皆様に感謝申し上げたい」と気持ちを語った。
大部氏は2008年11月から12年6月まで在サンパウロ(聖)総領事を勤め、中小企業基盤整備機構を経て13年4月にウルグアイ大使として着任。在任中の14年6月に病気治療のため一時帰国したが、同月12日に肝不全のため東京で亡くなった。在聖総領事在任中は106カ所の日系集団地を訪れるなど、栄子夫人とともに精力的に活動。離任前にサンパウロ名誉市民章を受け、亡くなった日付で瑞宝中綬章、正四位を授与されている。
栄子夫人にとっては大部氏の離任以来3年ぶりの来聖。現在、息子が進出企業駐在員としてサンパウロに滞在しているそうだ。今回のブラジル訪問に当たっては、大部氏が亡くなった時に訪日していた二宮正人文協評議員会副会長の協力もあったと振り返り、関係者に感謝を表す。
偲ぶ会では栄子夫人、家族があいさつするほか、梅田邦夫大使からのメッセージも紹介される予定。
栄子夫人は「主人が帰国する時、心はサンパウロに残ると言っていました。本当にその通りで、どこに行っても皆様のことをお話して、帰ってくるのを楽しみにしていました」と振り返り、「尊敬する皆様に感謝申し上げたい思いで来ました。本人の思いも叶ったかと思います」と気持ちを語った。
2015年6月11日付
