ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)など日系諸団体共催により、新しく就任した中前隆博在サンパウロ総領事館総領事の歓迎会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の同協会ビル2階貴賓室で開催された。
当日は会場に200人以上の来賓、来客が訪れた。日伯両国歌斉唱、来賓紹介が行われた後、文協の呉屋会長が「ブラジルと日本は遠いが、サンパウロほど日本人、日系人がいる街は世界にない。日本の官民一体の姿勢は日系人にも心強く、総領事にもぜひ各地の日系人を訪ねて励ましの言葉をかけていただけたら」とあいさつした。
続いて中前総領事が「以前1年9カ月ブラジリアの大使館で働いていた。今年は日伯外交関係樹立120周年の節目の年。これからも日本とブラジル両国の仲が深まっていくように、一生懸命働きたい」とポルトガル語であいさつした。
歓迎会には中前総領事夫人の雅子氏も出席しており、呉屋会長から花束が贈呈された。
乾杯後は中前総領事との名刺交換の場が設けられ、長い列は2時間途切れることはなかった。
雅子夫人は「温かく迎えられて感激している。たくさんの人に来ていただき、壇上は緊張した。サンパウロは日本を身近に感じられる場所でほっとする」と笑顔を見せた。雅子夫人は7月いっぱい滞伯し、その後帰国する。
中前総領事に、節目の年に就任したことでプレッシャーを感じるかを質問すると、「時期に対する不安はない。先人たちが残してくれた偉大な功績の上で、私たちが両国の関係をより良くしていかなければならない。今は4世、5世が増えており、総領事館と日系社会の関係も変わっていくだろう。新しい世代とも良い関係を築いていきたい。総領事館への期待は高いが、良い意味でのプレッシャーを感じる。今はとてもわくわくしている」と答えた。
歓迎会は午後11時近くまで続き、閉会となった。
2015年6月18日付
