ニッポ・カタリネンセ協会(篠原ロシャーナ会長)と宮城県人会(中沢宏一会長)が共催する「第1回サンタ・カタリーナ日本祭・七夕祭」が3、4両日、同州フロノポリス市の州立歴史博物館(旧知事公邸)で開催され、期間中は約1万人が来場した。
同市は1803年に「石巻若宮丸漂流移民」5人が日本人として初めてブラジルに上陸した場所。2003年には初上陸200周年を祝い、08年には同州の日系団体連合会が組織されている。
同祭は、フロリアノポリス市での「石巻若宮丸漂流移民」上陸にちなんで宮城県人会も加わることになり、実現の運びとなった。開会式には池田敏雄在クリチバ総領事が出席したほか、4日には梅田邦夫大使も夫妻で参加した。
会場の屋内では、折り紙、日本語、書道などを体験する日本文化関連のワークショップも行われ、親子で楽しむ家族の姿があった。また、屋外のテントではアニメやマンガのブースに若者たちが集まり、舞台上では和太鼓、剣術、居合道、合気道、ラジオ体操、健康体操、盆踊りなどが披露された。
さらに、「石巻若宮丸漂流移民」については2つの日本語パネルと9つのポ語版パネルで紹介された。
宮城県人会の中沢会長は「開催場所が市中央の旧知事公邸の部屋と庭園内で面積としては十分な広さではありませんでしたが、気品のあるピンク色の建物と庭園での七夕祭りはより優雅に映えました」と初めての同祭を振り返った。
2015年7月18日付
