岐阜県から日本館の修復のため来伯している中島工務店(中島紀于代表取締役)一行を歓迎する食事会が、岐阜県人会(山田彦次会長)主催で11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の中華レストランで行われた。
会には県人会員や関係者ら23人が出席。出席者には中島代表から同工務店のカレンダー、山田会長らには職人が製作した木製の器具が配られた。
乾杯に先立ち、山田会長は「遠いブラジルまでようこそおいで下さいました。日本館修復は大変な仕事。県人会としても何かできればと、この会を開かせてもらった。中島工務店には先代からお世話になっている。今後も一報いただければお手伝いしていきたい」とあいさつした。
続いて食品商社ヤマト商事の高木和博社長の音頭で乾杯。岐阜県出身の高木社長は「重要な仕事をしている皆さんを同郷の者として誇りに思う」と同工務店一行を讃えた。
その後は高木社長が持参した台湾製の紹興酒やカイピリーニャなどをそれぞれ酌み交わし、懇談を楽しんだ。岐阜県を離れて長い県人会員も同工務店の若い職人らとお国言葉で故郷の変遷などを語り合い、「春駒」など地元の民謡を歌い盛り上がった。
高山市出身の同工務店社寺部棟梁の袈裟丸(けさまる)幸雄さんは「久しぶりの中華料理は美味しい」と話し、「日系社会の皆さんには色々ともてなしてもらい本当にありがたい」と感謝した。来伯して約2週間が経過したが、「ブラジルは日本では考えられないような夢が持てる良い国。移住したいくらい」とすっかりブラジルが気に入った様子だった。
同工務店一行は翌日も仕事ということもあり、会は午後9時頃お開きとなった。
サンパウロ新聞 2015年12月16日付
