新会長にタウバテの青山氏が就任
「26年間、会長を全うできたことに厚くお礼を申し上げたい」―。ブラジル岐阜県人会の2015年度末定期総会が、2月28日午前10時半(第2次招集)からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開催され、13期26年の長期にわたって会長を務めた山田彦次氏は冒頭の言葉で会員への感謝の気持ちを伝えた。役員改選では、副会長を7期務めた青山髙夫氏が新会長に就任。「会員の皆様の協力を賜ってやっていきたい」と意気込みを見せた。
約30人の会員が出席した総会では、吉村マルセロ氏が議長に任命、委任状提出確認が行われた後、2015年度事業報告発表に続いて15年度会計報告が発表。収入14万3260.47レアル、支出12万7870.03レアルで、前年度繰越金(54万2996.07レアル)を加えた55万8386.51レアルが次期繰越金として計上されることが報告、承認された。
引き続き、山田会長があいさつし、「26年間、会長職を全うできたことに会員の皆様に厚くお礼を申し上げたい」と感謝の意を表した。また、その間、昨年で37回継続されている岐阜県農業高校生の受け入れをはじめ、290回以上にわたって発行してきた会報に20年ほど前からポ語を導入したこと、1993年と98年に母県の「長良川花火」をUSP(サンパウロ総合大学)とジョッキークラブで打ち上げたことや在聖総領事館後援の日伯交流絵画展を11回続けてきたことなどに言及。さらに、「県人会は親睦を目的とするということは前面にあったが、海外で暮らす県人会と母県との交流の大切さを重視してやってきた」と強調し、「これからもこれらの事業を続けていただけるよう、新しい執行部の皆様にお願いしたい」と新理事会へのエールを送った。
役員改選では、事前に提出された一つのシャッパにより、副会長の青山氏が新会長に選任され、新執行部と監査役がそれぞれ発表された。
青山新会長は、約25年前に第2回母県訪問団に参加したことをきっかけに、その数年後に県人会に入会したという。地方理事1期、本部理事2期、副会長を7期務めてきたことに触れ、「今回、会長の依頼があり、今までの県人会へのお礼も兼ねて会長をやっておくべきだと思い、引き受けた。(聖州)タウバテに48年住んでいるが、新しい理事と会員の皆様の協力を賜ってやっていきたい」と意気込みを示した。
その後、16年度事業報告では、新しくゴルフコンペを1月に開催したことや11月に年表のポルトガル語版を発刊する予定であることなどが発表された。
引き続き、16年度予算案として13万4600レアルが発表、承認された。
出席者からは年表のポ語版発行についての予算の質問があり、前会長の山田氏が翻訳代、印刷代、編集費用などを含めて約10万レアルがかかることを説明。一部会員からは「10万レアルもかけてポ語版を出す必要があるのか」などと疑問の声も挙がったが、今後の継続事業として話し合われた上で決めるという。
16年度会費は昨年と同じ150レアルの据え置きのまま、承認された。
総会終了後に行われた新年会では、26年間にわたって会長を務めた山田氏への感謝を込めて青山新会長から記念プレートが贈られたほか、山田夫人にも花束が贈呈された。
また、野村アウレリオ聖市議からも山田氏に記念プレートが手渡され、長年の労がねぎらわれた。
新役員は次の通り(敬称略)。
会長=青山髙夫。副会長=国井ヒロマサ。会計=日比野健一。書記=浅野悟。監査=金子享資、伊藤パウロ勉、大野光男。補充監査=平野エミ・イラシ、土田加津司。
サンパウロ新聞 2016年3月1日付
