【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】平成27年度福岡県移住者子弟留学生(県費留学生)の留学証書授与式が13日、福岡市内のソラリア西鉄ホテルで行われた。
同授与式は、県費留学生の窓口をする(公財)福岡県国際交流センターが主催し、会場には福岡県海外移住家族会の会員や関係者ら約60人が集まった。
平成27年度は海外7カ国の福岡県人会から子弟10人が来日したが、ブラジルからの留学希望者が例年よりも少なかったため、ブラジル人子弟は2人だった。
この日は、県費留学生を代表として高階強ジュリアノさん(32、3世、ロンドリーナ市)があいさつした。高階さんは1年間を振り返り「辛い思いもしたが10人の仲間と助け合い、励まし合ったことで、自分が大きく成長できた」と述べ、「帰国したら福岡県人会の活動を頑張り、福岡の魅力を多くのブラジル人に伝えたい」と意気込んだ。
続いて、県費留学生たちによる留学成果活動報告が行われた。
九州産業大学に通った平田さゆりカレアンドラさん(25、3世、カンピーナス市)は、経済学部で日伯の経済を比較しながら、ブラジル経済の活性化を研究した。また、休日を利用して全国を一人旅したことにも触れ、「自分ではできないと思っていたことにチャレンジし、成功したことが自信につながった。これからも様々なことにチャレンジしたい」と胸を張った。
その後、田中専務理事から各自に留学証書が授与されると、参加者たちから大きな拍手が沸いた。
サンパウロ新聞 2016年3月24日付
