ふるさと巡り4日目。一行は午前7時半にホテルを出発し、一路フォルタレーザから約150キロの地点にあるアラカチへ。
アラカチは「Cidade do colonial(植民地時代の町)」と呼ばれ、18世紀にポルトガル人移民が持ち込んだ様式の家屋や町並みが今も残る。道路には石畳が敷かれ、当時の雰囲気を偲ばせる。
バスは同10時過ぎ、アラカチにある複合施設「ミランテ・ド・ガンボアス」に到着。ここで海老の養殖所を見学後、レストランで食事となった。
レストラン内にある階段は展望台へつながっており、そこから海岸の方まで広がる視界いっぱいの海老の養殖所が見渡せた。養殖所では3つのグループごとに見学し、その後はお待ちかねの食事の時間。中にはてんこ盛りの海老を皿に載せた参加者も。旅を通して感じたが、参加者からの魚介類人気は非常に高い。特に海老の人気は高いようで、食事となれば海老を食べたがる参加者もいた。
午後2時にミランテ・ド・ガンボアスを後にし、1時間半かけリオ・グランデ・ド・ノルテ州のモッソロに到着。2泊する「テルマス・ホテル」には温泉施設があり、参加者らは早速水着に着替え、温泉で旅の疲れを癒していた。温泉は温度34度のぬるま湯から、最高52度の熱湯まであり、全6カ所。見た感じは日本の温泉とは違ってプールのようだ。実際、プールも近くに併設されており、他にもジムやビーチバレーコート、バーが隣設されていた。
記者は水着を持って行かなかったので、温泉に浸かるのは足だけ。水着に着替えたかつての美女たちの麗しい姿や「極楽、極楽」という表情の参加者、沈む夕陽を眺めて過ごした。一応、52度の温泉にも足だけ入ってみたが、慣れるまでは強烈な熱さ。その熱湯の中を泳ぐ強者の参加者もおり、のぼせはしないかとこちらがヒヤヒヤしてしまった。
たっぷりと温泉を楽しんだ後は、ホテル内のレストランでモッソロ周辺に住む日系人らとの交流会が同7時から行われた。(つづく、佐久間吾朗記者)
サンパウロ新聞 2016年4月9日付
