06/03/2026

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イタペセリカ・ダ・セーラ文化体育協会(浜田ウンベルト会長)は四月二十六日、『第七十四回慰安運動会』を行なった。同文体協付属運動場には、千人以上の観客が詰め掛け、一日中声援が響きわたった。 午前と午後に分けてそれぞれ、十五種目、十三種目が行なわれ、徒競走や玉入れ、綱引きなど、勝ち負けが決まる競技では、一層大きな歓声が響いた。選手も一生懸命で、裸足で行なわれた『器械体操と踊り』では、足に傷を負いながらも踏ん張る少女の姿も見られた。 実行委員らは、「青年会と日語学校の生徒が中心になって、一週間で準備できた。たくさんの人が来てくれて嬉しい」と充実した表情を見せていた。 同地は鹿児島県出身者も多いことから、園田昭憲県人会会長もサンパウロ市から駆けつけ、、「ここの
 群馬県人会(内山住勝会長)は十七日午前十一時から、同県人会会館(聖市リベルダーデ区サンジョアキン街五二六番)で『第三回群馬焼きそば祭り』を行なう。  焼きそばの他、十二レアル(前売り券十レアル)で、群馬の郷土料理『お切り込み』(五十食限定)を販売する。  『お切り込み』とは、農業と養蚕などで多忙を極めた群馬の女性たちが、有り合わせの野菜とうどんで作ったもの。一・五センチメートルほどに切ったうどんと野菜を一緒に煮込んだ一般家庭食。  初めて『お切り込み』を提供するという内山会長は、「家でよく、柳の皮で包んだうどんを足で踏む手伝いをした」と懐かしそうに振り返り、「野菜たっぷりヘルシー。ぜひ食べに来て」と、来場を呼び掛けている。  食券購入等の問い合わせは県人会事務局(電話11・3341・8085)まで。
名産焼きニシン、焼イカ 北海道協会 案内の木下会長  北海道協会(木下利雄会長)は第十四回北海道祭りを三十一日午前十一時から、同協会会館(聖市ビラ・マリアナ区ジョアキン・タボラ街六〇五番)で開催する。  北海道名産の焼ニシン、焼イカ、地場材料で作る北海チラシはじめ、手巻き。シュラスコ、ドラ焼き、イチゴ大福、あんみつなどが廉価で味わえる。十二日、案内に来社した木下利雄会長は「味のほか、ビンゴも楽しめ、家族揃っての来場を」と呼びかけている。
ニッケイ新聞 2009年5月13日付け 鳥取熟年大学は二十日午後一時から鳥取交流センター(ドナ・セザリア・ファグンデス街323)で例会を開く。今回は舞踊家の戸塚マリさんを講師に招き、舞踊教室を開催する。会費は七レアル。「多くの参加者を歓迎します」と主催者では呼びかけている。
ニッケイ新聞 2009年5月13日付け ブラジル北海道協会(木下利雄会長)は三十一日午前十一時から、恒例の「北海道祭り」を聖市の同センター(ジョアキン・タボラ街605)で催す。ニシンの塩焼きやイカのぽんぽん焼きなどで毎年賑わう同祭り。木下会長ら関係者が案内に訪れ、来場を呼びかけた。「ニシンは日本から取り寄せており一尾三百グラム、イカのぽんぽん焼きと共に『おやじ会』が炭火で焼きます」と木下会長。また婦人部ではエビやイカ、貝、タコなどの具がたっぷり入った北海ちらしを振舞う。会場では青年部によるビンゴ大会のほか、YOSAKOIソーランが披露される。昨年は約五百人が祭りに訪れた。木下会長は「もともとは若者が集える場所にしたくて始め、今では若者が中心になりやってくれています。ぜひいらしてください」と来場を呼びかけた。前売り券は協会で販売している。ニシン十五レアル、イカとちらしは各十二レアル。駐車場は会館下。問い合わせ連絡先は同協会(11・5084・6422)。
ニッケイ新聞 2009年5月13日付け 九州ブロック八県人会合同による運動会が十七日午前九時からジアデマ市の沖縄文化センター(Av.Sete de Setembro,1670)で開催される。今年担当する福岡県人会の南アゴスチーニョ会長、佐賀県人会(昨年度担当)の吉村幸之会長が案内に訪れた。同運動会は昨年約六百人が参加。南会長は「今年はもう少し集まるかな」と期待を表わす。当日は午前九時から開会式を行ない、午後四時ごろ終了予定。開催にあたっては八県人会の青年部も協力し、綱引きやリレー、嫁探し競争、玉入れ、釣り競争など老若男女が楽しめるプログラムが用意されている。午前九時時点で最も参加者の多い県人会には特別賞も。会場では弁当が販売され、昼食時にはアトラクションもある。南会長は、「百一年前の笠戸丸でも船の中で運動会のようなことをしていたのでは。だとしたら運動会も百一周年」と明るく話し、「ご家族で気軽に参加してください」と呼びかけた。 ◎ 当日午前七時半と八時にリベルダーデ大通り486番(大分、宮崎県人会入居ビル)から、会場までの無料バスが出発する。会場からは運動会終了後に出発予定。主催者では開催にあたり、参加者に古着の寄付を呼びかけている。集まった品は関係団体に寄付される。
ぎょうざ、おにぎりも ―岩手県人会― わんこそば食べ放題  岩手県人会(千田曠曉会長)は三十一日午前十一時から、同会館(聖市リベルダーデ区トマス・ゴンザガ街九五番)一階ホールで『第二回わんこそば食べ放題』を行なう。  わんこそば、ギョウザ、おにぎりが食べ放題。当日券十五レアル(前売り券十三レアル)。十歳以下の子どもは十二レアル(同十レアル)。全部で三百食を用意する。  なお、前回好評だった『わんこそば大会』も行なう。男女子ども(七歳から十二歳まで)別の三部門。三分間で何杯食べられるかを競う。優勝者にはメダル、記録証が贈られる。参加費は食べ放題と同料金。定員になり次第、締め切る。  今回のそばは、噛み切り易いブラジル産。前回は来場者の多くが日本人であったことから、非日系人にも足を運んでもらいたいと変更した。  千田会長は、岩手県の食文化や特産を広めたいとし、「ブラジルでの活動を母県にも知ってもらい、国際交流のきっかけになれば」と語り、「おでんせ(いらっしゃい)」とたくさんの来場を呼び掛けている。  大会参加、食券購入等の問い合わせは同県人会(電話11・3207・2383)まで。
  昨年は移民百周年で行事が多かったために中断し、久々の開催となった第十回屋台祭り。会場となった愛知県人会館には、同県人会をはじめ、大分、滋賀、和歌山の四団体関係者が一同に集まったが、会によって青年部、婦人部が強いところ、小人数でも結束があるところなど特色があった。まだまだ「おらが県人会」の意識も強いが、そろそろ互いに足りない部分を補う交流が各県人会同士にあっても良さそうだが。
 岐阜県人会(山田彦次会長)は十六日午後二時から、同県人会会館サロン(聖市アクリマソン区ブエノ・デ・アンドラーデ街四四六番。電話11・3209・8037)で講演会を行う。  講師=渡辺量平リカルド元県費留学生。  テーマ=『日本での留学を終えて―今後の日系人と私たちの役割』。
愛知、和歌山、大分、滋賀の四県人会は四月二十六日、愛知県人会会館で『第十回屋台まつり』を行なった。会場には約五百人が訪れ、各県の郷土料理を味わったり、親睦を深めたりして、大いに盛り上がった。 入口近くには手芸品等の販売ブースが広がり、映画の上映会場では、『寅さん』や『ドラえもん』が放映された。ステージではNHKの歌謡ショーがスクリーンに映し出され、ホールは各県の屋台で賑わった。 「牛、鳥どちら」と名物の味噌串かつを目指す客に威勢のいい声を投げかけているのは愛知県(豊田瑠美会長)。笑顔満点のサービスに客の表情も自然とほころんだ。グアルーリョスから来たという同県出身者は、故郷の味を思い出すと、昔話に花を咲かせていた。 約二百五十枚の関西風お好み焼きを売り捌いた和歌山県(木原好規会長)は、鰹節が不足する事態にも怯まず、「まだまだこんなものじゃない。日本祭は作り手だけで三十五人もいるから」と安定感抜群のチームワークを発揮していた。 ベテランと言えば大分県(矢野敬崇会長)。「ダンゴ汁を食べに来た。いつもトリ飯が楽しみ」という常連客もいて、トリ飯だけでも約百食を売り上げた。 ハンバーグカレーに初挑戦した滋賀県(山田康夫会長)は、「次回はもっと味を追求する」と人気上々だったカレーの定番化に意欲を示していた。 各屋台とも満員御礼で、午後は売り切れが続出するほど。さらに舞台上ではカラオケが行なわれるなど、会場の熱気は冷めることなく、来場者の笑顔も絶えることがなかった。 豊田会長は、「天候に恵まれて、何より他県からの来場者がたくさんいたことが新しい交流の場になり良かった」と挨拶し、締めくくった。 なお、次回の屋台まつりは十一月十五日に行なわれる。
第七回九州ブロック運動会が十七日午前九時からジアデーマ市の沖縄文化センター運動場で開催される。なお、当日は無料送迎バスが聖市リベルダーデ区リベルダーデ大通り四八六番から運行される。第一便=午前七時半、第二便=午前八時。 八日、案内に来社した南アゴスチーニョ・俊男福岡県人会会長、吉村幸之佐賀県人会会長は「多くの人の来場を」と呼びかけている。
琉球國祭り太鼓(浦崎直秀会主)は四月三十日、サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)を訪れ、福祉センターと希望の家(上村ジャイロ理事長)に四千レアルずつを寄付した。 浦崎会主は、「節約の中から生まれた物。金額は少ないけれど、頑張って下さい」と話し、寄付を手渡した。 森口会長は、「皆さんの支援、応援があるから頑張れます。これからもよろしくお願いします」と感謝の意を表した。 援協事務局によると、これまでに寄せられた寄付金は、総額にして六十八万七千三百七レアル。今後は、二百万の目標金額へ向けて、企業への協力も募っていく。
グァタパラ移住地=入植47周年記念式典=バスツアー参加者募集 七月十一日に行われるグァタパラ移住地の「入植四十七周年記念式典」に合わせて、一泊二日のバスツアー参加者を募集している。 十一日午前七時にリベルダーデを出発し式典に参加。その後リベイロン・プレットへ。同地で一泊して二日目は、バスヌンガ州立公園やプラスヌンガ市立公園などを見学し、午後六時すぎに帰聖予定。 参加費は一人二百二十レアル(シングルは二百四十レ。バス、旅行保険、宿泊代等含む)。満杯になり次第申し込み終了。 申込み、問い合わせはマヤツール(11・3104・5558/すみや)、伊東信比古(3277・8569)まで。
アマゾン日本移民八十周年式典(ベレン、トメ・アスー、マナウス)をメインとした、県連の『第三十二回移民のふるさと巡り』は、参加希望多数のため、さらに四十人を追加募集する。 日程は前募集同様、九月十五日から二十一日まで。ツアー内容も同様だが、サンパウロ出発・帰着時刻と、利用航空便、旅行代金が異なる。 TAM航空を利用し、集合時刻は十五日の午前五時半、帰着は二十一日午後九時。旅行代金は、二人部屋利用で三千五百九十レアル(空港税別)、一人部屋は四千三百八十レアル(同)。 定員に達し次第、締め切る。詳細についての問い合わせ・申込みは、グローバル・サービス社(電話11・3527・8990)まで。
「おでんせ(お出でください)岩手へ」――。ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)は三十一日午前十一時から、「第二回わんこそば食べ放題」を同会館(トマス・ゴンザガ街95番1階)で開催する。 昨年初めて開催して大盛況をおさめ、今年も制限時間内に何杯食べられるかを競う大会と、ゆっくり食事を楽しめる食べ放題を用意する。 昨年の大会では、二分間で五十四杯を平らげた男性が最高記録だった。 そばはブラジル製。昨年は日本から取り寄せたが、今年はそば粉がふんだんに使われているブラジルのものを提供する。またおにぎりと餃子も食べ放題。 案内のために来社した千田会長は、「大会で早食いに挑戦したい人も、ゆっくりとそばを楽しみたい人もこぞって来場して」と呼びかけた。 一人十五レアル(前売り券十三レ)で、十歳までの子どもは十二レ(前売り券十レ)。約二百人分を用意する。大会に出場希望者はなるべく前もって連絡して欲しいとのこと。連絡は同県人会(11・3207・2383)まで。
ニッケイ新聞 2009年5月9日付け ブラジル栃木県人会(坂本アウグスト会長)は二十四日午前十一時から午後五時ごろまで、同会館(カピトン・カバルカンチ街56)で「第十九回やきそば祭り」を催す。やきそばは一皿十レアル(前売り券あり)。そのほか、餅や海苔巻き、お汁粉、草餅、天ぷらなども販売する。会場ではカラオケやビンゴなども行う予定。問合わせは同県人会(11・5579・4166)まで。
ニッケイ新聞 2009年5月7日付け 徳島の芸能を聖市で――。阿波人形浄瑠璃の「平成座」(藤本友幸座長)が日本の連休を利用して初のブラジル公演を行なった。憩の園、サントス厚生ホームなどの福祉施設ではそれぞれ百二十人あまり、三日午後には聖市の徳島県人会館で公演し、四百年以上続く伝統の芸を一目見ようと四百人近い人たちが足を運んだ。ブラジル側もレプレーザ連阿波踊りが花を添え、〃徳島三昧〃の一日を満喫した。 十六世紀末に淡路で始まったとされる人形浄瑠璃。徳島では阿波藩主蜂須賀家の庇護を受け発展。各地に常設の農村舞台が作られ、庶民の娯楽として親しまれてきた。同公演は昨年十一月、訪日した原田昇県人会長が平成座創立二十周年公演を訪れた際に呼びかけ実現したもの。今回は平成座から藤本座長はじめ十人、公演実現に尽力した徳島ブラジル友好協会(林啓介会長)から尾形光俊副会長など十人が訪れた。各メンバーとも自費で参加したこのたびのブラジル公演。藤本座長は実現に尽力した尾形、原田両氏ら関係者へ謝意を表わすとともに、「初めての海外公演に向けて一生懸命に練習してきました」とあいさつ。「移民百一年目に新しい草の根の文化交流が実現できた」と喜びを表わした。飯泉嘉門知事からの親書も代読され、知事はさらなるブラジルとの交流へ意欲を見せた。その後は今回のため県内の老人会や座員らが作った折鶴や記念品が会長に手渡され、公演へ。この日の演目「傾城阿波の鳴門八段目~巡礼歌の段~」は人形浄瑠璃の定番で、上演前にポルトガル語であらすじの説明も行なわれた。主家のお家騒動に絡んで国を出て、盗賊に身をやつして大阪で暮らす十郎兵衛とお弓の夫婦。そのお弓のもとへ、三歳の時祖母に預けた娘、お鶴が父母を探す巡礼の途上で立ち寄る。身の上を聞くうちに娘と気づくが、素性を明かせば娘も罪に問われる。藤本座長の義太夫節と三味線の音に合わせ、それぞれ三人の人形遣いが母親の切ない心情と、両親の面影を探す娘の悲しみを表現していく。名乗り出ぬまま娘の髪を整え、最後には抱き寄せるお弓。次第に会場は静けさに包まれ、二十五分の公演が終わると満場の拍手へと変わった。公演後は藤本座長により、人形の動きなどの説明も行なわれ、来場者は動かし方の説明に聞き入っていた。その後は訪伯団メンバーによる日本舞踊や詩吟も披露され、来場者も一緒に「花火音頭」を踊るなど賑わった。会場を訪れた多田邦治さん(64)は徳島県出身。「祖母から毎晩この話を聞いていたので、台詞は皆覚えていますよ。なつかしいですね」「日本で見たことがあります」という山下譲二文協副会長は、「百周年以降こうした文化交流が続くか懸念がありましたが、こんな立派な公演が来て良かった。文化の継承には、やはり本場のものが来ることが必要。文協としても考えていかないと」と話す。「人形浄瑠璃を見るのは高校卒業以来」という瀬尾陽子さん(70、徳島出身)は、「日本でもめったに見られないもの。感激しました」と話していた。最後はレプレーザ連の阿波踊りも出演、舞台から会場を踊り歩いて盛り上げ、最後は「ふるさと」を合唱してにぎやかに公演を終了した。一九五三年から六四年までブラジルで暮らしていた尾形さん(79)は帰国後、今回で二十四回目の来伯。「初めての公演は我々としてもうれしい。こちらの人はもっと喜んでくれた」と笑顔。「ブラジルは大事な所。これからも交流を盛んにしないといけない。切れたら駄目」と話す。無事に公演を終え、「四百人も来てくれ、感謝感激」と安堵の表情を見せる原田会長。「人形の動きや語りを見てもらえ、ありがたい」と話し、「次は本格的な阿波踊りを呼べたら」とさらなる交流に期待をあらわしていた。
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け 在伯埼玉県人会(飯島秀昭会長)は四月二十五日午前十一時半頃から聖州アルジャー市にある飯島会長の別荘で親睦会を開催した。リベルダーデ広場からバスが運行され、会員ら約五十人が参加した。同会では五日の定期総会で飯島さんが新会長に就任。会員の交流を深めることを目的に開かれた親睦会ではシュラスコを楽しみ、会長自らエプロン姿で料理をふるまう姿も。昼食後に会合が開かれ、冒頭、七十二歳で亡くなった田口七良さんへの一分間の黙祷・遺族の紹介、会に尽力した人への花束贈呈などが行われた。飯島会長は挨拶の中で「自分のミッションは何か、伯国にいて何ができるかを追求し活動する。ジャポネース・ガランチードを維持したい」と力強く宣言し、「みなの協力がなければ何も出来ない。共に光る埼玉県人会にしていこう」と会員たちに呼びかけた。新事務所の活用や今後の集まりも呼びかけ、会員同士の交流を通して会の結束を高めたいとする意向を表わした。その後はビンゴ大会も行なわれ、参加者一同で団欒の時を持った。埼玉県の旗を掲げての記念撮影を行い、親睦会は午後五時半閉会した。
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け エイサー太鼓団体「琉球國祭り太鼓」(浦崎直秀代表)は四月三十日、サンパウロ日伯援護協会が建設中の福祉センターと福祉協会「希望の家」に、四月五日に聖市アニェンビー国際会議場で開催した十周年記念公演「島に戻(むどぅ)てい」のスポンサー金の残りから、それぞれ四千レアルを寄付した。援協本部で行われた贈呈式には、浦崎代表、上原テーリオ公演実行委員長、上原武夫相談役が訪れ、浦崎代表から森口イナシオ援協会長、尾西貞夫副会長、上村ジャイロ希望の家理事長に手渡された。浦崎代表は、「皆さんのおかげで最高の公演になりました。温かい支援があるから私たちもこうして寄付ができます」と関係者に感謝を示して、「少ない額ですが本当に頑張ってくださいね」と二団体へ激励の言葉を贈った。祭り太鼓の一行は同日、ブラジル沖縄県人会へも二千レアルを寄付。また、公演当日に観客から寄せられた保存できる食料一・五トンを希望の家に寄付している。
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)とブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)主催による講演会「老人性認知症の基礎知識」が、二日午後二時半から宮城県人会館で行なわれた。講師を務めたのは、東北大学大学院教授の目黒謙一氏(医学博士、宮城県出身)。約百五十人の参加で会場は満席となり、関心の高さをうかがわせた。 講演はポ語の逐次通訳がつけられ、スライドも日語・ポ語の両方で用意された。目黒氏は東北大大学院の医学系研究科高齢者高次脳医学教授で、脳血管性認知症研究の第一人者。十二年前に来伯し宮城県人を対象に診察調査を行っている。認知症には大きく分けてアルツハイマー病、血管性認知病、レビー小体病の三種類があり、アルツハイマー病がその大部分を占める。講演の中ではその各病気の症状・治療法を事例を交えながら詳しく説明した。目黒教授は認知症の発症は生活習慣とは関係がないとし、日本では「仕事人間はボケる」、伯国では「ダンスをしないとボケる」などと言われるが、誤った認識であると指摘した。講演ではまた、同教授が一九九七年の来伯時に行った宮城県人の診察調査をもとにしたブラジル移民の医療協力調査についても報告された。同調査は、伯国の宮城県出身者と宮城県田尻町住民を対象に行われた大規模な比較調査。報告によれば、糖尿病有病率は移民が日本在住者の三倍高く、認知症有病率はほぼ同率。また、移民の高齢者は日本在住者に比べ身体機能が高いと報告され、会場もその結果に納得した様子を見せていた。講演後の質問で大半を占めたのは、認知症への予防策はないのかというものだった。しかし、残念ながら現在の医療研究では、認知症は原因不明で細胞が自爆・融解していく病気であると考えられ、具体的な予防策は示されていないという。来場者からは予防策が分からないと心細いという声もあったが、教授は「認知症はまず一緒に住む家族が発見しなければならない」、そして「医療機関できちんとした診断を下してもらい、適切な治療を行う必要がある」と呼びかけた。講演会の最後には、教授から援協と宮城県人会へ寄付が贈られたほか、援協と宮城県人会から来場者に向け約百人分の講演会参加証明書が発行された。教授は、今回の来伯中に宮城県人の追跡調査を行う。調査結果はニッケイ新聞で掲載予定。