今年の第16回県連日本祭りは10万5000レアルの黒字であることが発表されたが、来年イミグランテス展示場で開催した場合の試算が約25万レアルの赤字であることが算出されている。 こうしたことを受け、来年度の日本祭りについてイミグランテス展示場での開催継続が厳しく、会場を変更する考えや一時は「中止してはどうか」との意見も出されていた。 しかし、10月の代表者会議で第17回日本祭りの開催の是非を問う多数決が行われ、「サンパウロ州政府からの予算が出れば、多少の赤字覚悟で来年も開催する」ことで決定。来年のテーマが「三方良し」に決まったことが発表されたほか、各県人会のスタンド代を2000レアルに値上げすることが提案され、承認された。 来年は6月~7月のサッカー・ワールドカップ開催と10月に統一選挙が行われるため、日系議員からのイメンダ・パラメンタル(議員割り当て金)が見込みにくい中、「日本祭りがなくなると日系社会のまとまりがなくなるのでは」と危機感を抱いた在サンパウロ総領事館が来年は正式に後援団体に名を連ねることも決定したが、その一方で県連執行部はスポンサー企業の獲得に苦労している状態だ。 2013年12月28日付
admin@kenren
7月にサンパウロ市リベルダーデ広場を中心に開かれた第35回七夕祭りで、毎年共催してきた宮城県人会(中沢宏一会長)が参加せず、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が単独で開催した。 「騒動を起こしたくない」(中沢会長)ために七夕祭りの本場である宮城県人会が引いた形だが、その背景には、昨年の経費支払いを巡る問題のほか、以前からの両団体間での確執などがあった。 宮城県仙台市伝統の七夕祭りは「サンパウロ仙台七夕祭り」として、日系社会をはじめサンパウロ市の公式カレンダーにも入るなど定着しており、過去34回は毎年竹の手配・運搬と飾り付けを宮城県人会が担当し、宣伝・広報関係等をACALが行ってきた。 しかし、2007年にACALの池崎会長が「七夕祭り」を商標登録したことなどを巡って、両団体の確執が広がった。その後、和解策として09年6月にACALの「七夕祭り」商標登録を認め、宮城県人会は「いつでもどこでも七夕祭りを開催できる権利を有する」契約書を両団体の間で交わしたという。そのため、ここ3年ほどは両団体は表面的には協力姿勢を見せ、共催の形で同祭を実施してきた。 今年10月には宮城県人会が臨時総会を開き、(1)07~09年、ACALによる七夕祭の商標登録と七夕契約書の締結(2)09~12年の共同計算の清算拒否の問題(3)13年、宮城県人会の七夕祭不参加とACALの単独開催、の3点を挙げるなど、来年の共同開催に向けての問題提起と方針について発表した。 2013年12月28日付
日系6団体、被災県県人会共催の東日本大震災犠牲者三回忌追悼法要及び追悼式典が3月に行われ、法要と式典に出席した福島・岩手両県で被災した高校生たちが被災地の現状を訴えた。 会場では、震災で犠牲となった約1万8500人(行方不明者約2700人を含む)の冥福と被災地の一日も早い復興が祈られたが、わずかに約200人が出席したのみで、寂しい法要となった。高校生平和大使としてブラジルを訪問し、自ら被災した福島県南相馬市出身の高野桜さん(18、小高工業高校3年)と岩手県陸前高田市出身の佐々木沙耶さん(18、高田高校3年)の2人も登壇して焼香を行った。 高野さんは、現在も家族が離れ離れになって避難生活を強いられ、震災から2年たった今でも「毎日、不安におびえて生活している」ことを説明。「日本国内では福島は復興が進んでいると言われていますが、いまだに家に帰ることもできず、復興には全然向かっていません。国内でも『放射能を持ってくるな』と偏見を持たれている中、私たちが元気で頑張っていることを皆さんに知ってもらいたい」と強調した。 佐々木さんは陸前高田市にあった自宅が津波に流され、現在も大船渡市の仮設住宅に住んでいる。「今まで経験したことのない地震の揺れの後、30分ほどして地鳴りがしたかと思うと、津波が近くまで来てぎりぎりのところで逃げることができました。運良く家族は無事だったですが、自宅が無くなりました。世界に日本の復興のニュースが流れていますが風評被害もあり、復興ができているとはとても思えません。ブラジルの皆様の温かいお気持ちには感謝しています。これからも私たちのことを忘れないでください」と被災地の実情を訴えた。 2013年12月28日付
第二次世界大戦後の1953年に日本人移住制度が再開されて今年で60周年を迎えることを記念した「戦後移住60周年記念式典(川合昭実行委員長)」が7月、フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り、主催=ブラジル日本都道府県人会連合会)の会場であるサンパウロ(聖)市イミグランテス展示場内イペー講演会場で開催され、日本移民を受け入れたブラジルへの感謝が示された。 同式典の趣旨は、戦後にブラジルの発展に貢献した日系団体・企業の表彰で、各分野から36代表が聖州議会から表彰を受けた。会場には、ブラジル日系議員、日本政府関係者、日系団体関係者、一般を含めて400人以上が参加し、60年の節目を祝福した。 各来賓のあいさつでは、戦後移住者がブラジルの発展に貢献したことをたたえる内容が目立った。その中で東日本大震災被災地を代表して出席した若生正博宮城県副知事が復興の状況を説明した上で、「県人会、日系団体、そしてブラジルの国民から支援を得ました。これは長年築き上げた日本人に対する厚い信頼があってこそ。被災地を代表して心から感謝を申し上げます」と参加者に礼を述べた。 また、在ベレン日本国総領事館(沼田行雄総領事)と汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)共催、北伯県人会協会(北県協、山本陽三会長)後援の第26回日本週間が9月中旬、パラー州ベレン市内の同日伯協会で開催され、メーン行事となった記念式典と盆踊り大会に2日間合わせて約3500人が詰め掛け、熱気溢れるイベントとなった。 今年の日本週間はブラジル日本移民105周年、アマゾン日本移民入植84周年、アマゾン戦後移民60周年、日伯協会創立55周年も記念して行われ、北県協傘下県人会による食の屋台(バラッカ)と各種日本文化イベント及び展示が来場者の興味を引いていた。 2013年12月28日付
【7月】第35回七夕祭りで、毎年共催してきた宮城県人会(中沢宏一会長)が参加せず、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が単独で開催。その背景には、昨年の経費支払いを巡る問題のほか、以前からの両団体間での確執などがある。 県連(園田昭憲会長)主催第16回日本祭りが開催され、主催者発表によると約18万人が来場。歌手のマルシアさんが凱旋(がいせん)公演を行い、同祭に花を添えた。 「東北被災者招へい交流事業」により来伯した被災者3人(岩手、宮城、福島各県からの推薦)が、「大震災から2年余、伝えておきたいこと」と題して講演。被災地の実情を訴えた。「戦後移住60周年記念式典(川合昭実行委員長)」が日本祭り会場で開催され、ブラジルの発展に貢献した日系団体・企業など各分野36代表が聖州議会から表彰を受けた。 ビトリア日系協会(中村英樹会長)創立30周年記念式典がエスピリト・サント州の州都ビトリア市の同会館で開催。30年の歩みを振り返る映像の上映、日本語学校生徒たちによる子供コーラスや朗読の発表も行われ、節目の年を機会に次世代への引き継ぎが期待されている。 【8月】聖南西文化体育連合(山村敏明会長)主催の聖南西教育研究会創立30周年記念式典が聖州ピエダーデ市の同文協会館で開催され、聖南西地区の日本語学校教師に記念品が贈呈された。 8月は各県人会創立年の節目のピークとなり、同月だけで愛知、山梨、香川、三重、岩手、高知、岐阜と7県人会の式典が開催。その中でも三重県は鈴木英敬知事自ら「三重プロモーション」を実施、同県への積極的な観光誘致を行った。 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)傘下で初となるSUS(統一医療保健システム)病院が聖州サンミゲル・アルカンジョ市内に完成した。 100年史編纂委員会が計5巻の100年史の制作を終え、約6万レアルの黒字最終決算をもって解散した。 岐阜県人移住100周年、岐阜県人会(山田彦次会長)創立75周年記念式典出席で来伯した高原剛副知事一行が聖州グァラレマ市にある「岐阜県村」の桜高森植民地を県関係者として約30年ぶりに訪問した。 ベレン市近郊にある「アマゾン群馬の森」の創立15周年記念式典が同地で実施。群馬県からの7人の慶祝団を含め約40人が出席した。 【9月】岸田文雄外務大臣がブラジルを訪問。ブラジリアでの外相会談で外交・公用査証(ビザ)免除措置に係る書簡の署名が交わされたほか、聖市ではイビラプエラ公園内の慰霊碑参拝や日系団体主催懇談歓迎会にも出席した。 (株)イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF、アントニオ猪木会長)主催の「ジャングルファイト10周年記念大会」が開催されたが、今年7月に参議院議員に当選した猪木会長が多忙のため出席できなかった。 アマゾン日本移民入植84周年、アマゾン戦後移民60周年、日伯協会創立55周年を記念した第26回日本週間がパラー州ベレン市内の同日伯協会で開催され、メーン行事となった記念式典と盆踊り大会に2日合わせて約3500人が詰め掛けた。 【10月】サンパウロ総合大学日本文化研究所に寄贈されていた故斉藤広志氏の貴重な自筆のフィールド・ノートや蔵書がゴミとして廃棄されかけ、同研究所の責任問題に発展しかけた。 今年で第40回の節目を迎えた県連(園田昭憲会長)主催の移民のふるさと巡り旅行でドミニカ共和国を訪問。「カリブの楽園」と言われながら当初の募集要項とは違う土地に入植させられ、日本政府を相手に裁判問題にまで発展した同地の日本人入植者たちの思いを共有した。 【11月】2011年10月から本紙と協力協定を結んでいる新潟日報社(本社・新潟市、高橋道映社長)による「新潟日報フェアinサンパウロ」が新潟県人会館で開催され、昭和時代の同社紙面パネル展示や講演会などが行われた。 第43回山本喜誉司賞受賞の授賞式が行われ、新宅義美氏(76、2世)、松原宗文氏(75、2世)、岡島博氏(72、群馬)、堀田ワルテル幸夫氏(50、2世)の4人に記念プレートと記念品が手渡された。...
ブラジル日本移民105周年、戦後移民60周年の節目の年を迎えた2013年。来年のサッカー・ワールドカップ、16年のリオ五輪開催を前に経済及び交流活動の盛り上がりも注目されるブラジルで、日系社会では今年もさまざまな出来事があった。 【1月】ジャパニーズ・ダンス・カンパニー優美(ゆうび、花柳寿美富浩代表)と太鼓集団・喜楽(きらく、佐藤勇人代表)による初の大規模合同ショーが、サンパウロ(聖)市の文協大講堂で開催され、1200人収容できる会場はほぼ満席となった。 聖州コチア市にある姉妹都市・高知県いの町との友好公園内の茶室が火災によりほぼ全焼となる事件が発生し、放火の疑いが持たれた。また、翌2月には同園内に設置されていた故下元健吉元コチア産組専務理事の胸像が盗難被害に遭っていたことも判明。数年前から道路拡張のために公園移転の話も上がっていたとし、政治絡みによる嫌がらせの疑いも浮上した。 【2月】他国での日本大使館新設のため在べレン日本国総領事館を廃館し、「出張駐在官事務所」に置き換える方針が日本政府からパラー州のベレン日系社会に通達。地元日系社会での廃館反対運動や麻生太郎副総理への直接陳情などをした結果、6月には世界で唯一の「領事館」としての存続が決定。「総領事は不在」ながら、領事業務などはこれまで通り継続されることになった。 【3月】日系6団体、被災県県人会共催の東日本大震災犠牲者三回忌追悼法要及び追悼式典が行われ、法要と式典に出席した福島・岩手両県で被災した高校生たちが被災地の現状を訴えた。 昨年のロンドン五輪柔道女子63キロ級で日本代表として銅メダルを獲得した上野順恵(よしえ)選手(29、北海道、三井住友海上所属)が、2月末から9月までの約半年間にわたってブラジルに滞在した。 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)でイビラプエラ公園内の「日本館」修復工事事前調査のため、岐阜県から(株)中島工務店の中島紀于代表取締役と従業員が来伯。一行は7月に再来伯して工事を完了させ、10月には1年半ぶりに日本館が再開した。 (株)大塚商会の大塚実名誉会長個人からブラジル日本文化福祉協会への1億円寄付金贈呈式が東京都のブラジル大使館で行われ、木多喜八郎会長に目録が渡された。文協では1億円の有効利用を明言し、国士舘スポーツセンターや文協ビル改修費用に充てることを発表した。 【4月】海外日系人協会、サンパウロ新聞社、NPOチャレンジブラジルの共催で「ブラジル移住者里帰り訪日団」(比良一郎団長)旅行が実施された。一行33人は東京都内を観光したり、海外日系人協会での歓迎レセプションなどに出席。同訪日団は、36年前に本紙社会部記者として研修した経験がある竹内運輸工業の竹内政司社長が「コロニアへの恩返し」の気持ちで資金提供したことにより実現した。 リベイロン・ピーレス市にある「グループ民舞皿踊り」(川添博代表)創立20周年記念式典が開催。主要メンバーの世代交代により20周年を節目に解散する意見もあったが、メンバーやOBから継続してほしいとの声が多く、活動を続けていくことになった。 リベルダーデ文化福祉協会会長の池崎博文氏が、ニッケイパレスホテルを買収したことが明らかになった。池崎氏の買収の背景には「日系社会の原点であるリベルダーデのシンボルとも呼べるホテルを無くしてはいけない」という強い危機感があったと明かした。 創業45年の歴史を誇り、これまで各日系団体の記念史や会報など約1000点に及ぶ出版業務を行ってきたトッパン・プレス印刷出版有限会社(奥山啓次社長)が、自主廃業することを明らかにした。 第144回文協評議員会が開かれ、理事会選挙では単一シャッパの承認により木多喜八郎氏の3期目続投が決定した。 【5月】藤間流日本舞踊藤之会(藤間芳翁理事長)のファビアナ・サンシェスさん(45)が、非日系人として初めて同会師範の認定を受けた。アマゾナス州ウルクリツーバ郡ツピナンバラ島に住んでいた丸山芳次さん(73、新潟)が、自宅に押し入った3人組の強盗グループに頭部を強打されマナウス市内病院で死亡。またパラー州ベレン市でも、アマゾンカントリーゴルフクラブ支配人の黒木修さん(68、宮崎)が殺害された。 独立行政法人海洋研究開発機構は1月から11月までの間、生命の限界に迫る世界一周航海「QUELLE2013」のプロジェクトの一環で4月下旬からブラジル沖3海域で深海調査を実施。5月下旬にはサントス港に停泊した同機構支援船「よこすか」と有人潜水調査船「しんかい6500」が報道関係者に公開された。 【6月】兵庫県神戸市にある(財)日伯協会の理事長が西村正氏(75)から三野哲治氏(67)に交代。同センター理事長は長年、川崎重工関係者が務めてきたが、今回初めて住友ゴム会長が就任した。 ピラール・ド・スール日伯文化体育協会(南満会長)創立60周年記念式典と第35回敬老会が同文協会館で開催され、熱心な日本語教育活動と「果物の里」として知られる同地の節目の年を祝った。...
ニッケイ新聞 2013年12月25日 W杯という大イベントを翌年に控え、6月のコンフェデ杯では抗議行動が多発してダイソー1号店が略奪されるなど、国中が慌しく落ち着かなかった2013年。日系社会での出来事を振り返っても、3大臣の来伯と例年を上回る日本からの要人の訪問、今後続々と行われる地方の百周年事業の最初としてのレジストロ、数多く行われた記念式典、文協への1億円寄付の対応、べレン総領事館格下げ問題など、なにかと話題の多い1年だった。昼夜週末なく取材に東奔西走した編集部が選ぶ「コロニア10大ニュース」をお届けする。 笠戸丸移民から105年目にあたる今年は、実に16の県人会にとっても節目の年となり、10以上が知事ら母県の要人を招き、記念式典を開催した。 いち早く創立100周年を迎えたのは鹿児島県人会(園田昭憲会長)。布袋嘉之副知事をはじめ85人の慶祝団が来伯したほか、式典の前週にはNHK時代劇などで時代考証を担当した原口泉・鹿児島大学名誉教授を招いた『西郷隆盛講演会』も実施、好評を博した。 県人移住100周年を祝った岐阜(山田彦次会長)の式典には、高原剛副知事らに加え岐阜新聞の杉山幹夫会長も出席。同新聞では100周年を記念した連載「ジャポネス・ガランチード 岐阜からブラジル移民100周年」が3部計20回に渡って連載された。 同じく県人移住から100年を迎えた香川(菅原パウロ会長)の式典に出席した浜田恵造知事は「遠く離れた地にあっても、お互いを思いやる気持ちは永遠に変わらない」と力を込めた。式典後には議員団と県人会員、県費留学・研修経験者らによる懇談会が開かれ、今後の両者の交流の在り方について積極的な議論が交わされていた。 1953年に始まった戦後移住も60周年を迎え、7月の『県連日本祭』会場内で記念式典が行われた。委員会発足当時「ジウマ大統領を呼ぶ」と息巻いていたが、結局聖州知事を招くこともできず、少々尻すぼみの終わった印象も。
ニッケイ新聞 2013年12月24日 ブラジル日本文化福祉協会関連施設、ブラジル日本都道府県人会事務局、在聖日本国総領事館の年末休業、休館日は次の通り。 ◎文協関連施設【事務局】12月24、25、31、1月1日(通常業務は月曜日~金曜日)【移民史料館】12月24、25、30、31、1月1日(通常開館は火曜日~日曜日)【図書館】12月24、25、30日、1月1、2日(通常開館は月曜日~土曜日)【日本館】12月25日、1月1日(通常開館は水曜日、土曜日、日曜日、休日)◎県連事務局=12月28日~1月5日◎在聖日本国総領事館=12月30日~1月3日
文協、援協、県連、商工会議所、日文連共催の2014年新年祝賀会が、1月1日午前10時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協記念講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。 当日は、日伯両国歌斉唱、日系5団体を代表して木多喜八郎文協会長あいさつ、福嶌教輝在サンパウロ総領事祝辞、万歳三唱、「一月一日」の歌合唱後に場所をサロンに移し、乾杯に引き続いて祝賀パーティーが行われる。 詳細は文協(電話11・3208・1755)まで。 2013年12月24日付
「気持ち良く観戦してほしい」 半年後にサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催を控えるブラジル。最低でも約1万人のサポーターと約500人のマスコミ関係者が来伯することが予想されるが、遠いブラジルの治安、物価高、ホテルや航空運賃の値上げについて不安を持つ人も少なくない。「はるばる日本からやってくる同胞の不安を取り除き、気持ち良く観戦してほしい」との思いから、ブラジル宮城県人会の中沢宏一会長のアイデアで11日、「COPA2014日本人訪伯者歓迎準備」計画が発足した。 中沢会長と共に計画を主導する秋田県人会の川合昭会長によると、(1)安くて安全な宿泊施設の提供(2)安全対策の啓蒙活動(3)ブラジルの情報提供、が同計画の3本の柱だという。 (1)については、来伯者のうち2~3割程度の人に経済的余裕がないと予想されることから、日本代表チームのキャンプ地イトゥや試合会場(レシフェ、ナタル、クイアバ)付近の地方文協・日本人会館の開放やその他施設を持つ各団体との連携、広間での雑魚寝を含めた各県人会館の宿舎の提供などを考えているという。 なお、受け入れついては各県の国際交流課に選考を依頼するなどして「不届き者が夜中まで騒いだり、会館使用のマナーが乱れるのを防ぎたい」としている。 (2)は、旅行社と協力してブラジルの治安の悪さや身を守るための注意点について紹介するパンフレットを作成し、空港や各施設で配布する案が出ている。川合会長は「日本が平和過ぎるお陰で、日本から来た旅行者は周囲に気を配らないため強盗の絶好のターゲットになってしまう。W杯のお祭り騒ぎ的雰囲気も手伝って、さらに油断してしまうかもしれない。危機感を持って安全の確保に努めるよう強く呼び掛けたい」と強調した。 (3)については、観戦ついでに南米旅行に繰り出すサポーターたちに旅のアドバイスをするほか、日本からの新鮮な情報を取り入れると同時にブラジルの日系社会について知ってもらい、今後の日伯交流に役立てたい狙いがある。 12日に行われた県連代表者会議で計画案が発表され、園田昭憲県連会長をはじめ多くの県人会から賛同を得ている。中沢会長は、「県連だけの事業としてではなく、日系社会全体を巻き込んで活動を展開したい」と話し、近日中に会合を行って具体的な計画を話し合うとともに在サンパウロ総領事館、日系企業、旅行会社、サッカー関係者などと協力して早急に準備を進めたい考えだ。 在伯日本人の保護は在外公館の最たる仕事である。同計画について在聖総領事館の佐野浩明首席領事は、「W杯における旅行者保護の件はブラジルにある他の在外公館とも相談中だが、日系社会全体として訪伯者の受け入れ準備を進めるのであればもちろん、総領事館としてもできる限り協力していきたい」とコメントしている。 コラム【モザイク】 ワールドカップにおける日本人旅行者の保護については、「万が一のことがあったら責任を取れない」との思いから、どの団体組織も主導して計画することを嫌い、明言を避ける傾向がある。しかし皆が「誰かが何かやってくれないかな~」と他人任せでは、何も達成できない。そんな状況の中、自ら立ち上がった中沢会長には拍手を送りたい。「何か起きたらどうする?」と恐れて知らん顔するのでなく、「何かが起こらないためにできることに全力を尽くす」のが本来のあるべき姿だろう。 2013年12月24日付
ニッケイ新聞 2013年12月21日 在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)と日系5団体が共催する「2014年新年祝賀会」が元日午前10時から、文協記念講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。文協合唱団のリードによる日伯両国歌斉唱、木多文協会長と福嶌在聖総領事の祝辞、万歳三唱、合唱「一月一日」、乾杯の後、大サロンにて祝賀パーティーとなる。前回は約300人が集まった。問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。
ニッケイ新聞 2013年12月20日 ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は31日、聖市の同会館(Rua Tomas Gonzaga, 95)でNHK紅白歌合戦「応援鑑賞会」を開催する。8月に行われた同会の「創立55周年記念式典」で、郷土芸能団と共に来伯した演歌歌手の福田こうへいさんが紅白に初出場するため、当地から声援を届けるべく企画された。放送開始に合わせ午前8時15分から行われ、入場無料。お茶、コーヒー、茶菓子が用意される。 式典では代表曲の「南部蝉しぐれ」「風やまず」を披露しており、紅白初出場を決める前週には、日本レコード大賞の新人賞を受賞していた。紅白では「南部蝉しぐれ」を歌唱する予定。 案内に来社した千田会長は「素晴らしい高音の持ち主。岩手生まれの紅白歌手を皆さんで応援しましょう」と呼びかけた。問い合わせは同会(11・3207・2383)まで。
ブラジル日本会議(小森広理事長)は、23日に80歳を迎えられた今上天皇の誕生日を祝した「今上天皇誕生祝賀式典」を22日午前10時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開催した。舞台中央に天皇皇后両陛下の肖像画が掲げられた会場には日本会議の会員を中心に約50人が参加して、各来賓あいさつ、皇室を紹介するDVD上映会、記念昼食会と式が続いた。 来賓には佐野浩明在聖総領事館首席領事、山下譲二文協副会長、園田昭憲県連会長、村田重幸コチア青年連絡協議会会長、深野昭国際交流基金サンパウロ文化センター所長、池崎博文リベルダーデ文化福祉協会会長、平崎靖之サンスイ社長補佐らが出席した。 来賓あいさつで佐野首席領事は「総領事館でも5日に誕生祝賀会を開催したが、このように再度祝えるのは光栄なこと。ブラジルで暮らす日系人が天皇を日本の象徴として仰いでいただいている。こんなにありがたいことはない」と政府を代表して祝辞を述べた。 また山下文協副会長は「(今上天皇は)日本の差し傘として戦前、戦後を通じて良き伝統、文化を受け継いで来た日本の傘であります。そうした意味で『傘寿の寿』という言葉が最も相応しいお祝いではないか」と祝福した。 その後、皇室を紹介したDVDが上映された後、万歳三唱を深野国際交流基金所長の音頭で取った。会場場所を変え、同ホテル内レストランで行われた昼食会では平崎サンスイ社長補佐の発声で乾杯し、参加者がそれぞれ自己紹介する場が設けられるなどして誕生を祝していた。 2013年12月24日付
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)と日系5団体は、31日午前9時からサンパウロ市のリベルダーデ広場で毎年恒例の餅つき大会を共催で開催する。 今年で43年目を迎えた同大会では、餅つきパフォーマンスや太鼓の演奏が披露されるほか、紅白餅2万袋と雑煮3000杯が無料で振る舞われる。また南米大神宮では、夏越しの大祓に使用され、けがれや罪を取り除き心身を清らかにするという「茅の輪くぐり」が用意される。 案内のため池崎会長、ACALリズム健康体操責任者の市田イツ子氏、同リベルダーデ体操会の鹿又信一氏が本紙を訪れ、「毎年朝6時から並ぶ人も少なくない。縁起をかついで良い新年を迎えてほしい」と来場を呼び掛けた。 なお、無料配布される餅を作るためには2400キロのもち米が必要で、主催者側では350レアル(もち米一俵60キロ分)から寄付を受け付けている。 問い合わせは、ACAL事務局マスミさん(電話11・3208・5090)まで。 2013年12月21日付
ニッケイ新聞 2013年12月19日 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の年内最後となる代表者会議が12日、栃木県人会館で行われた。来年の『第17回日本祭』について、山田康夫同祭実行委員長(滋賀)から、ブース出展の申し込み説明会には「例年を上回る50以上の団体の参加があり、すでに38団体との契約を済ませた」ことが発表された。 また、開催期間がW杯の準々決勝と重なることから、試合映像の屋外放送する案が挙がっていることを説明した。山田委員長は本紙の取材に対し、「日本代表が勝ち進めばより注目度が上がる。チケットを取れなかった人が応援出来る場になれば。放送局からの許可が必要だが、権利を持っているバンデイランテス局は、毎年日本祭にブースを出展するなど理解がある。交渉の余地はあるし、前向きに検討したい」と話した。 宮城県人会の中沢宏一会長からは、「来伯する日本人をコロニア全体で歓迎する準備を進めるべき」との提案が行われ、W杯の予選グループで日本代表の試合が行われるレシフェ、ナタル、クイアバの日系団体等を巻き込み、ホームステイや会館への宿泊を実現する方法を模索していく意思が示された。近日中に賛同する有志らを集めての会合を開くという。 会議後には忘年会が開かれ、賑やかに一年の労をねぎらい合った。
毎週金曜午後6時から同10時までサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館屋上で行われている懇親会。27日は、大画面で4万9000曲入りのカラオケセットを完備する岩手県人会会館(Rua Tomas Gonzaga, 95 1andar)に場所を移して行われる。 飲み放題、食べ放題で参加費は男性35レアル、女性25レアル。なお、飲み物はビールとカイピリーニャ、氷が用意されており、持ち込みは無料。 参加希望者は準備の都合上、岩手県人会の千田会長(電話11・3207・2383)まで事前連絡のこと。 2013年12月20日付
ニッケイ新聞 2013年12月18日 リベルダーデ区のブラジル宮城県人会屋上で毎週行われている「金曜懇親会」だが、27日は特別に場所を変え、ブラジル岩手県人会(Rua Tomas Gonzaga, 95)で開催することになった。時間は午後6時から10時まで、参加費は男性35、女性25レアル。 大画面で4万9千曲を楽しめるカラオケ付きで、食べ放題、飲み放題となっている。ビール、カイピリーニャ、氷も用意されており、持ち込みも無料で可。準備の都合上、同県人会の千田会長(11・3207・2383)まで参加連絡を。
県連(園田昭憲会長)は、12日午後5時からサンパウロ(聖)市ビラ・マリアーナ区の栃木県人会館で12月度代表者会議と忘年会を開いた。 園田会長が「今年の締めくくりになる。今日は楽しんでください」とあいさつし、各種報告に引き続き第17回日本祭りについての話し合いが行われた。 はじめに山田康夫同祭実行委員長が、11日にバザリスタとの会合を開いたことを報告。約60人が集まった会合では山田氏が同祭のコンセプトや注意事項を説明し、初回にして38件が契約を決めた。山田氏は「こんなに早い段階で話が進むことは今までにない。幸先の良いスタートだ」と手応えを感じているという。なお、第16回日本祭りでの初回バザリスタ契約数は30件で、今回は出店料を200レアル値上げしている。 また、スポンサー獲得については、近日中に新たに日系企業2社を訪問するとし、第16回日本祭りのスポンサー企業とは「連絡を取っているところだが、本格的な話し合いは来年以降に持ち越されそうだ」と打ち明けた。 サッカー・ワールドカップの組み合わせが決定したことを受け、「ブラジル、日本がそれぞれ勝ち進めば(同祭開催日の)7月4、5日に準決勝が行われる可能性がある」としながらも、放送権の関係で同祭の中で大画面での観戦会を企画することはできず、試合の行方が集客を大きく左右する見込みだ。なお、同じく同祭開催日である6日の試合予定はなし。 そのほかの議題では、2013年活動報告書作成にあたって各県人会からの原稿が例年集まらないことから、「1月31日の締め切りを厳守しない県人会は報告書に一切掲載しない」と呼び掛けがあった。また、今回の代表者会議を提出期限としていた各県人会の県費留学・研修生実態調査は12日時点で15県からしか回答がないといい、担当の川合昭秋田県人会長が提出を催促した。 代表者会議の終了後には恒例の県連忘年会が開かれ、飯星ワルテル下議、安部順二下議補佐官の宮原ジョルジ氏、佐野浩明在聖総領事館首席領事をはじめとする約100人の参加者が今年を振り返りながら歓談を楽しんだ。 2013年12月18日付
東北6県人会とブラジル野球ソフトボール連盟は、11月22日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会屋上で東北楽天イーグルス優勝祝賀会を開催した。当日は東北6県人会関係者などが集まり、同チームの優勝を祝った。 祝勝会発起人代表である宮城県人会の中沢宏一会長は「被災地のチームが優勝した意味は大きい。楽天は復興に尽力してきたチームとしても知られる。ブラジルからも労をねぎらう会を開けてよかった」と話した。 またブラジル野球ソフトボール連盟の沢里オリビオ会長は、「今回のような祝勝会を開くことはまれだが、日本のプロ野球をチェックしている人も少なくなく、今後もあってもよいのではないかと思う」と話した。 2013年12月18日付
8月18日に行われたブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)創立55周年に郷土芸能使節団の一人として来伯参加した歌手・福田こうへいさん(36)が、NHK紅白歌合戦に初出場することが決定した。これを受け、岩手県人会では12月31日午前8時15分からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会1階ホール(Rua Tomas Gonzaga, 95)で応援鑑賞会を開催する。 2010年6月23日に発売した演歌「南部蝉(せみ)しぐれ」は演歌部門のCD売り上げ週間ランキングで1位を記録。福田さんはこのたび、日本レコード大賞新人賞を受賞した上、NHK紅白歌合戦への初出場が決まった。 千田会長は「こうへいさんのヒット曲『南部蝉しぐれ』ファンのため、岩手県人会の大型テレビで紅白歌合戦を皆さんに鑑賞していただきたい。県人会ではお茶、コーヒーや茶菓子を用意します」と応援のための来場を呼び掛けている。 入場無料。 2013年12月17日付
