09/03/2026

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昨年の経費未払いなどが問題に  今週末の6、7両日にサンパウロ市リベルダーデ広場を中心に開かれる第35回七夕祭りで、毎年共催してきた宮城県人会(中沢宏一会長)が今年は参加せず、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が単独で開催することが明らかになった。「騒動を起こしたくない」(中沢会長)ために七夕祭りの本場である宮城県人会が引いた形だが、その背景には、昨年の経費支払いを巡る問題のほか、以前からの両団体間での確執などがある。  宮城県仙台市伝統の七夕祭りは「サンパウロ仙台七夕祭り」として、日系社会をはじめサンパウロ市の公式カレンダーにも入るなど定着しており、過去34回は毎年竹の手配・運搬と飾り付けを宮城県人会が担当し、宣伝・広報関係等をACALが行ってきた。しかし、2007年にACALの池崎会長が「七夕祭り」を商標登録したことなどを巡って、両団体の確執が広がった。  その後、和解策として2009年6月にACALの「七夕祭り」商標登録を認め、宮城県人会は「いつでもどこでも七夕祭りを開催できる権利を有する」(中沢会長)契約書を両団体の間で交わしたという。そのため、ここ3年ほどは両団体は表面的には協力姿勢を見せ、共催の形で同祭を実施してきた。  中沢会長によると、今年の七夕祭り開催に向けて4月ごろから両団体の実行委員会代表による話し合いの場が持たれてきたという。しかし、6月17日の会合に出席した同県人会の鈴木運蔵副会長にACAL側から、(1)2010年に宮城県人会が請求した竹代及び運搬代などの支払いを無効にすること(2)12年の七夕祭りでかかった経費の折半分として宮城県人会分の支払い請求などが提示され、県人会では保留の形を取ってきた。  さらに同19日にはACALからの正式文書で、「結論を出さないなら、今年の七夕祭りはACALが単独で開催する」との通知が宮城県人会に届いている。 ちなみに、同祭にかかる総費用は約8万~10万レアルで、スポンサー料などを差し引いた経費を毎年両団体で折半してきた。中沢会長によると、前述の(1) と(2)を差し引いた宮城県人会のACALに対する支払い必要額は約2000レアル程度だという。この件についてACAL関係者に金額を確認したが、詳細 額は不明。また、短冊の販売は従来、宮城県人会が担当してきたが、その販売権を巡っても両団体が対立する一因となっているようだ。  中沢会長は、本紙の取材に対して「県人会としても今年は時間的余裕が無いし、命令系統が二つに分裂し対立するばかりで(世間を)騒がせても意味がないので、今年は我々が引くことにした」と説明。「今年の祭りが終わったら、なるべく早く来年の七夕祭りに向けて動きたい」と話している。 一方ACAL側では、「宮城県人会には何回も会議に出てもらうよう話してきたが、来なかったので仕方なく今年は単独開催に踏み切った」と説明している。 2013年7月4日付
 サンパウロ州エンブー・ダス・アルテス市主催の第6回日本祭りの一環として「アニマ・エンブー」が6月22、23両日、同市内の民間施設「オ・カイピロン」で開催された。期間中、会場では漫画・アニメなどの商品販売、ゲーム機の無料体験やコスプレ大会などが行われ、主に非日系の若者たちで溢れた。 また会場内では、焼きそば、ギョーザ、天ぷらなどの日本食や日本酒も販売され、日本文化をアピールしていた。  さらに、イタペセリカ・ダ・セーラ日本語学校による日本語ワークショップをはじめ、生け花、漫画、墨絵など各種ワークショップも行われていた。 共催した地元の青少年育成団体「インスチチュート・ジャンプ」の酒本清会長によると、同日本祭りは昨年まで別のエンブー市内会場で開催していたが今年から約2万5000人が収容できる同会場に変更。同祭経費としてかかった約10万レアルは、市と連邦貯蓄銀行の資金援助を受けて賄ったという。  舞台上では、アマチュア・バンドによるアニメソングショーをはじめ、サンパウロ市から応援に駆け付けた広島県人会の「神楽(かぐら)」や、舞踊・和太鼓グループ「優美&喜楽」公演も行われ、大きな歓声と拍手を受けていた。 酒本会長は「ブラジル人に日本の芸能を見てほしかった。今年は『優美&喜楽』さんにも無理を言って来てもらって、本当にうれしかった」と話していた。 2013年7月3日付
 【一部既報】在サンパウロ総領事管内の「2013年度日本政府春の叙勲祝賀会」が、日系39団体の共催により6月28日午後7時半からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の文協大講堂前サロンで行われた。 壇上には受章した小野享右氏(80、岡山、帰化人)、宮尾進氏(82、長野)、白石一資氏(77、2世)の3氏を囲み、羽藤ジョージ聖州議、佐野浩明在聖総領事館首席領事をはじめ、5団体の各代表者が並んだ。そのほか、各日系団体関係者約100人が出席し、受章を祝った。  39団体の共催を代表して木多喜八郎文協会長が祝辞。「今回の受章はブラジル社会で3氏の業績が認められた結果であり、日系社会の誇りです。心からおめでとうと申し上げたい」と日ポ両語で述べ、功績をたたえた。  続いて受章した3人が謝辞を述べ、それぞれが出席者と同会の開催に対し感謝の意を示し、「生涯忘れぬ喜び。身に余る光栄」などと喜びを語った。中でも印象に残ったのが白石氏のあいさつ。「この受章は、厳しく育て上げてくれたブラジルの地に眠る父、母に捧げたい」と両親に感謝する言葉を述べ、出席した多くの家族、親族が言葉の一語一句にうなずいていた。 花束贈呈後、菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取り、「ビーバ」「サウーデ」「乾杯」と威勢よく発し、会場を盛り上げた。その後、立食形式の懇談が行われ、参加者から受章者に対し祝福する言葉が多く聞かれた。 2013年7月3日付
 平成25年春の叙勲の在サンパウロ日本国総領事館管内での邦人叙勲伝達祝賀式が、6月28日午後3時からサンパウロ市モルンビー区の総領事公邸で執り行われた。 同管内の叙勲受章者は、宮尾進氏(82、旭日双光章)、小野享右(こうすけ)氏(80、旭日双光章)、白石一資氏(77、旭日双光章)の3人。  同式には福嶌教輝在サンパウロ総領事をはじめ、木多喜八郎文協会長、菊地義治援協会長、園田昭憲県連会長らの来賓や叙勲者の家族・友人ら約50人が参加し叙勲を祝った。 式は国歌斉唱で始まり、叙勲者に福嶌総領事から叙勲の賞状が手渡された。福嶌総領事は祝辞で叙勲者3人の功績と人柄をたたえ、「3人の努力と貢献は誰もが認めるところ、今後共大いに活躍していただきたい」とエールを送った。  続いて叙勲者があいさつに立ち、小野氏は叙勲を「生涯最高の喜び」と表現。「苦難を共にしてきた(南マット・グロッソ日伯文化連合会の)会員皆の受章だと思っている。今後も地域の発展に尽くしたい」と述べた。 宮尾氏は「私は地域日系社会のリーダーとなり貢献を果たしてきたわけではなく、私の興味関心のある日系社会の研究をしてきただけだが、その結果が日本、日系社会の双方に評価されて今回の受章に至ったように思う。生きている限り、今後も研究を続けて行きたい」と意気込んだ。  さらに、白石は「受章は小さい時からの家族、友人、地域の皆さんらの協力あってのもの。今日も(聖州)アラサツーバから多くの方に来ていただき、本当に感謝している」と涙ぐみながら語った。 その後、木多文協会長の音頭で乾杯し、参加者らは会食しながら話に花を咲かせていた。 2013年7月2日付
中沢元県連会長「主催者は県連」  県連(園田昭憲会長)は27日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内会議室で6月度代表者会議を行った。7月19日からの開催を間近に控えた第16回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の議題に先立ち、2005年に行われた第8回日本祭りの裁判問題について、現状を林アンドレ弁護士が説明した。  第8回日本祭りでは、会場設営を担当したEXPOSTAR社に対し、県連は約34万レアルの工事契約を結んだ。ところがその後、当初県連との契約に無かった工事が当時のボランティア職員の署名によって追加契約され、EXPOSTAR社がさらに約21万レアルの支払いを県連に求めてきた。県連がこの支払いを拒否した結果裁判問題となり、今に至っている。なお、翌年の第9回日本祭りの会場設営費は、21万レアルに収まっている。  第1審では県連が勝訴したものの、EXPOSTAR社の控訴を受けた第2審では、「第1審では証人喚問が行われず、裁判として不十分だった」として第1審への差し戻し判決が下り、裁判は振り出しに戻った形だ。第1回証人喚問は8月5日に行われる予定だが、林弁護士によればその後も判決までにはかなりの時間を要する見込みだという。  なお、過去には何度か、05年当時に県連会長を務めていた中沢宏一宮城県人会長の監督責任追及の声が上がったこともあるが、中沢会長は本紙取材に対し「元会長として県連を擁護はしたいが、日本祭りの主催者は県連であり、今の県連の責任者は私ではない。一人の県人会長としてできることがあればしたい、としか言えない」として、自身の責任問題言及を避けた。  なお、第16回日本祭りは大方の準備が整い、会場内にはブラジル・キリンの全面協力でバールを設営することが報告された。また、日本祭りで公演予定の歌手・マルシア氏がNHKの東日本大震災支援曲「花は咲く」を当日披露し、その様子などを収めたドキュメンタリーがNHKで9月に放映予定であることも発表された。 そのほか、同会では戦後移住60周年記念式典や東北被災者招へい交流事業の進捗状況などが報告された。 2013年6月29日付
 県連の2012年度事業報告書が、今年も半分が終わろうとする今になってようやく完成した。報告書責任者の木原好規和歌山県人会会長が、毎月代表者会議の度に「まだ自県人会報告書を出していない県人会がある。お陰で事業報告書が完成しないので、早く出してほしい」と協力を仰いでいた姿が涙ぐましかったのを思い出す。しかし県人会報告のページを見ると、各県人会に割かれているのはたったの200文字程度。このくらいの文字数なら、もっと早く協力してあげれば良かったのに。 2013年6月29日付
 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は23日午前9時より、サンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂で「白寿者及び最高齢者表彰式」を行った。当日は木多会長、福嶌教輝在サンパウロ総領事、安部順二連邦下議、菊地義治援協会長、園田昭憲県連会長らが来賓として参列し、コロニアの年輪を刻んできた先人らを祝福した。  今年の白寿者は32人の該当者がおり、そのうち10人が参加したほか、18人の代理人が会場を訪れた。来賓のあいさつに引き続き、表彰者たちへ木多会長から表彰状、記念品、金一封が手渡されると、白寿者らは皆自ら立ち上がりこれを受け取った。その後白寿者代表として伊津野敬嗣さん(99、高知)が壇上に立ち、謝辞を述べた。  なお、今年の白寿者は次の通り(敬称略、順不同)。 小笠原仁惠、諸富寅雄、武田一文、箕輪正七、野キヨ、上田光明、四釜ちょう、瀬尾数一、浦田登記、池森敏子、市脇千香、山本竹子、大関まさみ、飯田きみ、田鍋義美、伊津野敬嗣、立花三二子、武智静子、伊豆味さち、亀谷たつ、狩野静子、相原ハル、藤堂勝次、小芦登、田中進、仲宗根キヨ、金城ツル、豊田スギ、小笠原きよ、イトウ・マツエ、サイオ・ナツ、アカミネ・オト。 2013年6月28日付
 ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)は20日、サンパウロ市(聖市)内の同事務所で総会及び評議員会を開催し、今年度のACAL主催イベントの日程を決定した。 直近のイベントは、宮城県人会(中沢宏一会長)と共催の第35回サンパウロ仙台七夕祭り。7月6、7両日、聖市リベルダーデ区のリベルダーデ広場を中心に開かれる。  毎年10万人以上を集める恒例のこのイベントでは、例年通りACAL婦人部が中心となり手作業で作り上げる色とりどりの飾りがガルボン・ブエノ街を彩り、道には約30店の飲食を中心とした出店が並ぶ。6日午後2時からは鳥居下で開会式が行われるほか、南中ソーランや太鼓などが披露され、7日には踊りやバンド演奏などが予定されている。七夕には欠かせない短冊ももちろん用意され、80本の竹が並ぶという。  中野ジョルジ同祭実行委員長は「我々のみならず、さまざまな方の協力があって毎年この大きな七夕祭りを成功させている。今年も皆さんの来場をお待ちしています」、網野弥太郎評議員会長も「デモが続くなど不安定な情勢が続いているが、皆で短冊に平和を願ってほしい」と呼び掛けた。 そのほか、今年度は10月にカラオケ大会、12月に東洋祭りや餅つきなどの行事が例年通りACAL主催で企画されているという。問い合わせは、ACAL(11・3208・5090)まで。 2013年6月27日付
 【既報関連】県連(園田昭憲会長)主催の東北被災者招へい交流事業により、7月13~25日の12日間、東北被災3県(岩手、宮城、福島)から推薦された被災者ら3人が来伯する。  今回来伯するのは、陸前高田市などで手仕事を通じ、被災者自身が復興支援を行う団体「ちーむ麻の葉」代表を務める大和田加代子氏(52、岩手県陸前高田市)、自宅で津波に飲み込まれた経験を持ち、地域の復興や防災講習などを精力的に行っている松本康裕氏(28、宮城県名取市)、震災時に県内災害規模の避難所で県庁運営支援チーム責任者を務め、現在福島大学でうつくしまふくしま未来支援センター特任准教授として調査・研究等を行っている天野和彦氏(54、福島県会津若松市)の3人。  3人は12日に日本を出発し、13日にブラジルに着く。16日にパラグアイ・イグアス移住地で講演会を行うほか、19~21日には県連主催の日本祭りに参加して式典参列や被災地の写真展を開く。23日午後6時半からは宮城県人会館で「東北大震災から2年余り―伝えておきたいこと」という講演会を行う予定。  そのほか、ブラジル各地の視察や訪問、交流会などが企画されている。その後、25日にブラジルを出発、27日に日本へ帰国するという。 同事業の実行委員長を務める本橋幹久副会長は、「移住県である被災3県から被災者をブラジルに呼ぶのは、とても意義ある事業。実際に(震災を)経験した人の話は貴重なので、ぜひ皆さんも講演会などを通じて交流してもらいたい」と話している。 2013年6月25日付
ニッケイ新聞 2013年6月20日  移民の日の18日、サン・ゴンサーロ教会とイビラプエラ公園での慰霊祭に続き、午後は『開拓先亡者追悼大法要』が聖市文協大講堂で開かれた。  県人会や日系団体の代表者らを中心に、約200人が参拝し、今日の繁栄をもたらした先駆者に感謝の念をささげた。  聖市文協とブラジル仏教連合会が共催し、在聖総領事館やJICA,援協、県連、釈尊讃合会、ブラジル仏教婦人連盟など多数の団体が後援した。  式典は仏連コーラスの「道の光」で幕開けし、美和会、深山会、宮城会による琴や尺八の演奏が流れるなか、茶道裏千家ブラジルセンターが献茶を、ブラジル生け花協会の小原流と草月流が献花を行った。 続いて松峯慈晄導師(連合会会長)、諸僧、稚児らが会場後部から厳かに入場し、三帰依文復唱、焼香を行った。松峯導師は表白とあいさつで、「105年の歳月を経て経済的安定と社会的地位を確立した今日の繁栄は、移民のおかげ。この偉業を次世代に受け継ぐためにも、慰霊祭は大切な行事」と継承の重要性を訴えた。  日蓮宗代表の石本妙豊師は短い法話を行い、「感謝と謙虚の心で自らの魂の修行に打ち込むことが、先立った魂への感謝の行為」と話した。  木多喜八郎・文協会長、福嶌教輝・在聖総領事館総領事、JICAの遠藤浩昭所次長など、共催・後援団体の代表者らもあいさつで移民の苦労と貢献をふり返り、祭壇に手を合わせた。  最後に、琴の演奏をバックに一人一人の参拝者が焼香を行った。
ニッケイ新聞 2013年6月20日  岩手県人会(千田曠曉会長)が『創立55周年記念式典』を、8月18日午前10時から、サンパウロ電気組合講堂(Rua Thomaz Gonzaga, 50, Liberdade)で開催する。参加無料。  達増拓也県知事一行、郷土芸能使節団、慶祝団あわせて約30人が来伯し、節目の年を祝う。記念式典は簡素化し、その後の余興や祝賀パーティーに力を入れるという。  震災に関連したコーラスや民謡民舞の公演のほか、参加者の交流を目的とした祝賀パーティーでは、サンバショーを予定。  また、前日の17日は午後6時から同県人会ホール(Rua Thomaz Gonzaga, 95)で『前夜祭』も開かれる。  千田会長は「一世主導による最後の式典になるかも。この機会に県の方々との交流も深めていただきたい。ご家族そろってご参加を」と呼びかけた。  また、日本から訪れる一行は、今年50周年を迎えるイグアス岩手県人会による記念式典に出席するほか、アスンシオン県人会でも交流を行う。  問い合わせは同県人会(11・3207・2383)まで。   【コラム】...
ニッケイ新聞 2013年6月19日 【コラム】 大耳少耳  聖州グァタパラで、来月13日に同植民地の入植51周年を祝う『入植祭』が開かれるにあたり、県連がバスツアーを企画している。1人150レアルで、リベルダーデ広場を12日午後11時半に出発。車中泊し、翌13日午後3時にグァタパラを出て、8時にサンパウロに戻る。食事はつかないが、県連事務局の伊東信比古さんは「ちょっとしたものは用意する」とのこと。連絡はグローバル旅行社(11・3572・8990)まで。
 フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の開催に合わせて7月18日から22日までの4日間、福島県喜多方市から会津喜多方物産協会役員の佐藤彌右衛門氏と五十嵐隆氏が来伯することが明らかになった。 同協会の会長でもあった佐藤氏は、寛政2年(1790年)創業の大和川酒造9代目蔵元。また五十嵐氏は、五十嵐製麺社長を務める人物。福島県人会(永山八郎会長)の曽我部威事務局長によると、両氏はブラジルへの販路開拓に向けた市場調査を行いたい考えだという。  今年2月、福島県では9カ国18県人会代表が一堂に会した「第1回在外県人会サミット」が開かれ、各県人会は母県の風評被害払拭に努めることで合意していた。ブラジル福島県人会では、一昨年から喜多方ラーメン普及に向けた取り組みを行っており、当地代表として曽我部事務局長が、同サミット参加後に喜多方市を訪問。同市で佐藤氏や五十嵐氏らと懇談した経緯があり、今回両氏が来伯する運びとなった。  なお、両氏の来伯には、日本祭りを前に任期を終えて帰国するJICAシニアボランティアの武藤啓一氏が帯同する。武藤氏はこれまで、同市役所職員として喜多方ラーメンの振興に携わっていた経験を生かし、伯国でも同県人会による喜多方ラーメン普及活動を支援していた。  福島県人会では、今年の日本祭りに1500食分の喜多方ラーメンを用意して臨むとしており、案内のため来社した武藤氏は「福島を海外に広くアピールすることで復興を後押ししたい」と強調していた。 また、武藤氏は両氏が来伯することに関し、「両社にとって繁忙期である時期に、企業のトップが直々に来伯するということにブラジル進出に向けた強い意欲を感じる」と話した。 2013年6月21日付
 茨城県人会(鈴木康夫会長)主催の第5回墨の芸術展が29、30両日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。 開場時間は、両日ともに午前9時から午後5時まで。同展には書道、墨絵、刻字など約180点が展示される。  案内のため来社した小林操副会長は「茨城県人会が率先して行ってきた文化活動の成果を発表する場です。ぜひ私たちの作品をご覧になってください」と来場を呼び掛けた。  入場無料。問い合わせは小林副会長(電話11・99785・7587)まで。 2013年6月21日付
 ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)の創立55周年記念式典が、8月18日午前10時から同県人会に程近いサンパウロ市リベルダーデ区のシンジカット・ドス・エレトリシスタリオス・デ・サンパウロ(Rua Tomas Gonzaga, 50)で開催される。 式典には、母県から達増拓也県知事、佐々木博県議会議長のほか、民間慶祝団や郷土芸能使節団が来伯して出席する。  達増県知事一行は、17日から19日まで聖市に滞在し、県連や在サンパウロ総領事館なども訪問する。また22日には、パラグアイのイグアスでイグアス岩手県人会50周年記念式典に出席する。 案内のため来社した千田会長は「県人会にとって1世を主体とした最後の式典になるので、式典自体は比較的簡素にし、母県の方たちとの交流を主体とした催しにしたい」と話した。  また千田会長によると、達増県知事からは被災地の復興状況についての説明が行われる予定だという。 同県人会では、記念式典への県人関係者の出席を呼び掛けている。 問い合わせは同県人会(電話11・3207・2383)まで。 2013年6月21日付
22日(土曜日) 第48回コロニア芸能祭は、午前9時からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で。23日は午前10時から。◎名画友の会の6月の観賞会は、午後0時半から聖市リベルダーデ区の熟年クラブ連合会会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で。◎ブラジル龍馬会の6月度例会は、午後2時から聖市リベルダーデ区の同事務所(Largo da Polvora, 96 Quarto 4)で。 23日(日曜日) ◎ブラジル霊友会の第26回七夕・盆踊り大会は、午前10時から聖市ビラ・マリアーナ区の同会館(Rua Vergueiro,...
ニッケイ新聞 2013年6月19日  ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の主催する『日本移民開拓先没者慰霊祭』が18日午前、聖市イビラプエラ公園の慰霊碑前で行われた。 在サンパウロ日本国総領事館の福嶌教輝総領事をはじめ、各県人会の代表者や日系団体関係者など約80人が出席し、先人の遺徳を偲んだ。  木原好規和歌山県人会長が司会に立ち、ブラジル仏教連合会の松峯慈晄会長によって焼香が行われ、式典が始まった。  挨拶に立った園田会長は「日本人の数は減少しているものの、日系人の数は増え、七世の誕生が待たれるほどにもなった。多くの日系人が活躍する世の中になったのも、先輩諸氏の苦労の賜物。後世の世代に残し伝えていくのが我々の義務」と力強く話した。  続いて、松峯会長ら7人の僧侶によって読経が行われる中、出席者による焼香が行われた。  〃ブラジル移民の祖〃水野龍の三男・龍三郎さん(82)も会場を訪れ「父は『移民事業は失敗だったのかもしれない』と悩み、苦しみながら死んで行った。だからこそ、ブラジル社会に認められ、立派な役職に就くような人材も排出する現在の日系社会を見て、凄く喜んでいると思う」と感慨深げに語った。  初めて慰霊祭に出席した福嶌総領事は「気持ちを新たに歴史を振り返る場として非常に意味がある。今日感じた気持ちを忘れてはいけない」と引き締まった表情で話した。また、同日午前8時からは、聖市にあるサン・ゴンサーロ教会でも『先駆者慰霊ミサ』が取り行われ、園田会長、ブラジル日本文化福祉協会の木多喜八郎会長、在聖総領事館の佐野浩明主首席領事らが出席。約90人の来場らとともに、祈りをささげた。 儀式を司ったアレッシオ・ブローニング神父は「隣人や自分を愛するものだけでなく、自らを迫害する者や敵を愛すること」など福音の教えを説き、来場者は熱心に耳を傾けていた。  日本移民の100年以上に渡る伯社会への貢献のシンボルとして、野菜や果物(農業分野)、血圧計(医療・産業技術)などが神父らに捧げられ、功績が称えられた。  式の最後には賛美歌を全員で合唱。それぞれが抱擁を交わしながら、笑顔で会場を後にした。   【コラム】 大耳小耳  イビラプエラ公園で開かれた慰霊祭では、県連の園田明憲会長から、慰霊碑周辺の修繕が完了したことが報告された。県連が主体となって進めてきたも ので、石碑の周りに設置されている柵の錆取り、塗り直しなどが行われた。山田康夫滋賀県人会長は「あまり目立たないところの改修となったが、そういうとこ ろがやはり大事」と満足顔。先人らも草葉の陰で喜んで喜んでいるのでは。