ニッケイ新聞 2013年6月19日 6月18日の「移民の日」を記念し、17日夜、イビラプエラ区の聖州議会で「日本人移民105周年記念式典」が盛大に開かれた。昨年は、数人の議員が個人で企画して実施したが、今回は安部順二、大田慶子、飯星ワルテル連邦下議、西本エリオ、羽藤ジョージ聖州議、野村アウレリオ、羽藤ジョルジ、大田正高聖市義の日系8議員が一致団結して企画した。県連、援協、文協、ブラジル日本商工会議所、日伯文化連盟(アリアンサ)、在聖総領事館の5団体が表彰された。日系諸団体の代表者らをはじめ約450人が訪れ、先祖の苦労と恩恵に想いをはせた。 「日本人移民105周年」と書かれた横断幕が掲げられた壇上に、8議員と受賞団体の代表者らが列席した。両国歌斉唱後、議員の挨拶に移った。 「血と汗と涙の戦いを通し、日本人は尊敬と名声を勝ち取った」(野村聖市議)、「移民が教えてくれた辛抱、協力、愛といった豊かさに習おう」(安部連邦下議)、「移民が子孫に残してくれた教育に感謝し、これをブラジルにも伝えたい」(大田正高聖市義)など、各議員は日本人移民の苦労や貢献ぶりを称えると共に、教育や精神的価値など移民の財産をブラジル社会に伝える必要性を訴えた。 続いて、日系社会に長年貢献してきた前述の5団体への表彰が行われた。 文協からは木多喜八郎会長、在聖総領事館からは福嶌教輝総領事、県連からは園田昭憲会長、援協からは菊地義治会長、アリアンサは中谷アンセルモ理事長、商議所の平田藤義事務局長が出席し、各議員から恭しくプラッカを受け取った。 司会をつとめた羽藤ジョージ聖州議は「8人の議員が一つになって式典をしたことが大事。ジッチャン、バッチャンたちも喜んでいるはず」と満足気に語った。なお、式典の様子は21日午後9時から、TVアセンブレイアで放送される。
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ニッケイ新聞 2013年6月19日 岡山県人会(根岸健三会長)主催の『桃太郎フェイジョアーダ』が23日午前11時から、同会館(Rua da Gloria, 734, Liberdade)である。 会の運営資金集め、会員親睦を目的に約20年前から実施。婦人部手作りのあっさり味のフェイジョアーダは、毎回約300食を完売する。 前売り、当日ともに食べ放題のチケットが25レアルで販売中。持ち帰り用の容器は2レ。カイピリーニャも飲み放題。 案内のため来社した岡山会長、角南美佐子婦人部長は「日本人向けの味付けで、会員一同腕によりをかけて作るのでぜひ」と来場を呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3207・3487)まで。
県連(園田昭憲会長)とブラジル仏教連合会(松峯慈晄会長)共催の「日本移民105周年開拓先亡者慰霊碑追悼法要」が、同日午前10時45分からサンパウロ市イビラプエラ公園内の開拓慰霊碑前で執り行われた。晴天に恵まれた中、法要には福嶌総領事をはじめ、各県人会の代表者や仏連関係者など約80人が出席した。 法要では松峯氏が導師を務め、焼香を行った後、三帰依文と敬白文を読み上げた。 続いて園田会長は「慰霊祭が行われるこの日は、ブラジルの日系人にとって決して忘れることのできない鎮魂の日。先輩移民たちの苦労の歴史を後世に伝えていくことが私たちの義務」と追悼の辞を述べた。 読経が続く中、各宗派の代表、来賓、一般参列者の順に焼香が行われ、先亡者と物故者への冥福が祈られた。 参列者の焼香が行われた後、松峯氏はあいさつし、「先人の方たちのお陰様であるという感謝の気持ちを忘れてはならない。こうした慰霊祭を毎年続けていくことが日系社会の発展につながる」と説いた。 また、法要後に福嶌総領事は本紙の取材に答え、「先人たちの苦労のお陰で、我々はこうしていられるということをかみしめなければならないと、日系コロニアを周る中で日々感じている」と先人の功績に感謝した。 2013年6月19日付
空席目立ち数少ない参列者 先人の遺徳しのび、功績に感謝 ブラジル日本文化協会(木多喜八郎会長)と仏連共催の開拓先亡者追悼大法要が、午後2時からリベルダーデ区の文協記念講堂で行われた。同法要には木多会長、松峯会長のほか、菊地援協会長、園田県連会長、福嶌総領事、遠藤浩昭国際協力機構ブラジル事務所次長らが参列した。総参加者数は約250人で、昨年に引き続き会場内には空席が目立った。 同法要は釈尊讃仰会代理の小池庸夫氏の辞によって開会し、仏連コーラス部によるアベルツーラ、茶道裏千家・生け花協会・美和会・深山会・宮城会による献茶・献花・献楽が行われた。 その後、松峯導師により三帰依文が唱えられ、「世は移り変わり、後世の日系人子弟たちは先人の苦労を分からないが、これを語り継がねばならない」と表白が唱え上げられた。 来賓の焼香並びに追悼の辞において、木多会長は「日本移民の先人たちはこのブラジルに基礎を作り上げた。そして今、約150万人のブラジル日系人のうち、約30万人が勤労・勉学のために日本に渡り、新たな日本文化をブラジルに定着させている」、福嶌総領事は「日系団体などが重要な役割を果たし、日本の道徳観などを各地に伝えている。先人の不屈の精神をこれからも受け継いでいきたい」と述べ、笠戸丸で日本移民がブラジルに初めて来てから、105年を経た今に至るまで綿々と築き上げてきた功績を褒めたたえた。 その後、読経や来賓・参詣者の焼香が行われ、先亡者の霊を慰めた。 2013年6月19日付
午前8時からは聖市セントロ区ジョン・メンデス広場にあるサンゴンサーロ教会で先駆者慰霊ミサが行われ、昨年よりも少ない約120人が参列した。 ミサには、佐野浩明在サンパウロ総領事館首席領事、木多喜八郎文協会長、園田昭憲県連会長、菊地義治援協会長、平田藤義商工会議所事務局長、宮坂国人財団の松尾治評議委員長、池崎博文リベルダーデ文化福祉協会会長らが日系団体代表として出席。 フレイ・アレシオ神父によって執り行われたミサでは、日系団体代表らが「世界平和」「日本移民105周年による先駆者への敬意の念」「若者たちの新たな前進」などをそれぞれ祈願した。 聖市ジャルジン・サーラ区の自宅を午前6時に出発して参加したという遠藤健吉さん(82、福島)は、「毎年家内と一緒に参加していますが、今年は家内が医者に行かなければならないため、代表として来ました。せっかくの(移民の日の)記念日なんだから、若い人たちが来られるような行事にしてほしい」と話していた。 日本移民100周年祭から毎年、慰霊ミサのコーラスを担当しているソーニア合唱団(鈴木典子代表)はこの日、12人のメンバーが協力参加。指揮者担当の白畑智子氏が体調を崩して欠席したため、楢原啓子さん(65、2世)が代役を務めた。 2013年6月19日付
石川県人会(森永正行ジェラルド会長)主催の第14回文化祭が15、16両日、サンパウロ市パライゾ区の同会館で開催された。絵手紙、生け花、水彩画、陶芸などが展示され、終日多くの人々でにぎわった。 今年は天候にも恵まれ、昨年の2倍の100キロ用意された餅も完売。また、陶芸教室での作品も展示即売された。同県人会の陶芸は会館内に工房もあり、そのレベルの高さに定評がある。見事な作品が割安で手に入るとして、人気を博していた。 壁に飾られた水彩画教室の作品も淡い美しい彩りの絵で、見る人の心をとらえていた。 絵手紙は同県人会で行われるサンパウロ絵手紙友の会(石井恵子会長)の作品をはじめ、サウーデ日本語学校の生徒作品や熟連クラブの作品などが所狭しと飾られた。 大判の和紙に描かれた立派な作品は、来月2回目の来伯で指導に来る峯誉(みね・たかし)氏や寺前ヒサエ氏の作品など迫力のあるものばかり。また、ブラジルから送った1枚の赤い花の絵手紙を、大きくのれんにプリントしてプレゼントしてくれた。その実物の絵手紙とのれんが一緒に展示されており、来場した人々の目を楽しませ、交流の素晴らしさを物語っていた。 2日間にわたって行われた絵手紙ワークショップでも、日本から贈られた筆や絵具を使って無料で参加ができ、トマトや玉ねぎなどの身近な野菜や花をその場で描く。石井会長は「初めて筆を手にしたという2世の女性も『ぜひ、絵手紙を習い始めたい』と言って、今年は多くの方にお越しいただき、とても喜んでいただけたようです」と話していた。 2013年6月19日付
【一部既報】ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター(田場ジョルジ会長)は、9日午前10時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会大サロンで臨時総会を開催した。同総会は2月24日に開催した第76回定期総会で会計の不備が頻発し、会員の承認を得れなかったことによるもの。役員と会員合わせて約30人が参加した。 前回の総会では、「事業報告と会計報告の黒字額が合致しない」「明細会計が報告されていない」「雑収入・雑支出額があまりにも大きい」などと会員の指摘を受け、不備をそれぞれ説明した形で役員が報告・審議を行った。 訂正した2012年度一般会計報告を第1副会長の島袋栄喜氏が報告。収入58万549.12レアル(前回58万5549.12レアル)、支出が56万9542.58レアル(前回54万6542.58レアル)で、11年度繰越金2万1851.38レアルを含む計3万2857.92レアル(前回6万857.92レアル)の黒字に正した。 続いて前回の総会で紛糾したきっかけにもなった、同県人会が運営する貸与奨学金「県人会育英資金」から県人会に貸し出した4万540レアルを正しく支出項目に加えた概要書を報告した。その他、経費の詳細を説明し、島袋氏は「何か質問はありますか」と度々、会員に問いながら進行した。 会は終始目立った混乱はなく、最後は拍手を持って承認を得て、2時間足らずで閉幕となった。与那嶺真次前会長は「詳細の説明が必要だったと思う。2年間支えてくれた方々に感謝する」と述べ、精査された形で新役員体制に引き継いだ。 2013年6月18日付
ブラジル岡山県人会(根岸健三会長)は、23日午前11時から午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua da Gloria, 734)で恒例の「桃太郎フェイジョアーダ会」を開催する。 料金は1人25レアル、カイピリーニャ付きの食べ放題。持ち帰りも可能。 案内のため来社した根岸会長は「フェイジョアーダは、日本人の口にも合うようにライトな味に仕上げています。県人会員以外の方も気軽にお越しください」と来場を呼び掛けた。 問い合わせは同県人会(電話11・3207・3487)まで。 2013年6月15日付
ニッケイ新聞 2013年6月14日 文協とブラジル仏教連合会が日本人移民105周年を記念し、『開拓先亡者追悼大法要』を18日午後2時から、文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催する。入場無料。 同連合会の松峯慈晄会長、浄土真宗本願寺派伯国別院の安中マルコ開教師、文協の松尾治副会長らが案内のため来社した。 「移民の日」に各宗派が合同で執り行う恒例の大法要。茶道裏千家、生け花協会、美和会、深山会による献花・献茶・献楽、仏連コーラスによる讃歌、日蓮宗代表の石本妙豊師による法話などが予定されている。 松峯会長は「様々な団体が協力して慰霊祭を行うのはすばらしいこと。こうして、次の世代の日系人の心を育てていきたい」と法要に込めた想いを語り、「記念の年なので、大勢の方に来て頂きたい」と呼びかけた。 問い合わせは文協(11・3208・1755)もしくは同連合会(同・2275・8677)まで。 なお、同日午前8時からサンゴンサーロ教会(Praca Dr. Joao Mendes, 108, Centro)で『先駆者慰霊ミサ』、午前10時半からイビラプエラ公園慰霊碑前で『日本移民開拓先没者慰霊祭』がある。当日午前9時45分、文協ビル前から無料の送迎バスが出る。申込みは県連(11・3277・8569)まで。
ニッケイ新聞 2013年6月13日 高知県人会(片山アルナルド会長)が9日、同県人会館で恒例の『慰霊祭』を開催、約50人の参加者が静かに先没者を弔った。 坂本竜馬がデザインされた大きな垂れ幕を背景に午前10時半から、しめやかに執り行われた。 約250人の会員のうち、百人を超える会員が80歳以上。参拝した80歳以上の高齢者24人の敬老者表彰も行われ、記念品も贈呈された。 法要後は、テーブルに鯛の蒸しや姿寿司など、県人会自慢の郷土料理が所狭しと並べられた。毎年慰霊祭に参加している、ブラガンサ・パウリスタ在住の石元壮宜さん(93)の乾杯の音頭で、和やかに食事会が開かれた。 高橋一水前会長夫人のマリアさんからレシピを伝授され、鯛の蒸しを担当した東かよこさん(64、二世)は、「これからは、若い子たちにも郷土料理を伝えていきたい」と話していた。 同県人会では昨年から、20~30代の若手が土佐祭りを開催するなどして会を盛り立てている。 武吉七郎さん(81)は「世代交代が徐々に進み、県人会を母体にした新しいコロニアの傾向が生まれてきている」と若者の参入を喜んだ。 また同日、会員の平島末子さん(70、二世)から高知原産の特別天然記念物、尾長鳥の剥製が寄付された。今はなき父親が、45年ほど前に帰国した際に持ち帰ったものだという。 百歳の僧侶、田鍋さん=達者な姿に家族も笑顔 慰霊祭で導師を勤めたのは、7月で100歳になる会員の田鍋義美さん(法名=義照)。法要の後は、皆で田鍋さんの誕生日を祝った。 「一世紀の誕生日、心からお喜び申し上げる」と片山会長が挨拶すると、田鍋さんは「大勢の皆さんに祝ってもらい、家族一同感謝する」と応え、家族7人と共にケーキカットし、笑顔を見せた。 1913(大正2)年生まれ、15歳で渡伯した。聖市ジャグアレ区の日本人農家の下でジャガイモ栽培に携わった後、35年にイタペセリカ・ダ・セーラ市に移り、独立。90年まで県人会の地方支部長もつとめた。 真言宗の信徒で、ヴィラ・カロンでの高野寺創立や行事の運営を手伝うなどしていたが、「友達の僧侶が亡くなった時、その弟に『僧になれ』といわれ」、96年に高野山で僧籍を取得した。 以来、百姓をしながら、スザノの金剛寺で毎月行われる法要や、個人宅での仏事を請け負ってきた。同県人会で導師をつとめるのは今年で3回目。百歳とは思えない達者な姿に、「本当にお元気」と会場から感嘆の声がもれた。 息子の田鍋セイチョウさん(63、二世)は、「穏やかで優しい良いお父さん。長生きしてくれて嬉しい」と笑顔をみせた。
ニッケイ新聞 2013年6月12日 ピラール・ド・スール日伯文化体育協会(南満会長)の『創立60周年記念式典』が9日、同文協会館で行われた。会員ら約500人のほか、同市長や多くの日系団体関係者、羽藤ジョージ、安部順二の両氏など日系政治家も会場を訪れ、節目の年を盛大に祝った。式典では司会進行を4人の青年会員が務めるなど、若者の活躍が目立った。南会長は「彼らの素晴らしい活躍もあり、老若男女会員一同が一心同体となって取り組めた」と満足げに語った。 開拓先没者慰霊祭が営まれた後、伊藤正男実行副委員長により、日ポ両語で開会宣言が行われた。来賓には、ジャネッテ・ペドリーナ同市長をはじめ、在聖総領事館から成田強領事部長、板垣勝秀・ブラジル日本語センター理事長、園田昭憲・県連会長、山村敏明・聖南西文化体育連盟会長などが招かれ、約10人が祝辞を述べた。 続いて、会場前方に設置されたスクリーンで文協の歩みが写真とともに紹介され、往時を懐かしがる声も聞こえた。 文協創立会員夫人、歴代会長、80人以上にのぼる75歳以上の敬老者らには、記念品と賞状が贈られた。 「文協が出来たとき、夫は本当に喜んでいた」と振り返るのは、創立会員の1人、河津寅男さんの妻なつこさん(82、二世)。16歳での入植時、4、5の日系家族しかいなかったという。 「とにかく何にもないというのが第一印象。当然畑に水をまく機材なんてなくて、カミニョンに水を積んで運んでまわったもの」と感慨深げに語った。 白寿表彰を受けた豊田すぎさん(99、栃木)は、1964年にパラー州トメアスーから移り住んだ。「道路もガスも、水道も整っていなかったけれど、トメアスーに比べれば気候が本当に良くて。それでも、こんなに生活が便利になるなんて考えもしなかった」と笑顔で話した。 式典後には青年部と日本語学校生徒による唱歌「花は咲く」の合唱、カラオケ、サンパウロの鳥取県人会・笠踊りグループによる演技の披露などが余興として行われ、多いに盛り上がった。 ■ 同地への入植は1945年に始まった。文協の創立は8年後の1953年で、48人のメンバーによって創立された。 55年に現在まで続く日本語学校が作られ、74年に婦人部創設、76年に新会館の建設、85年には入植40周年記念式典、記念誌が作成されるなど、積極的な活動が続けられ、現在約160家族が会員として活動している。
【既報関連】文協(木多喜八郎会長)と仏連(松峯慈晄会長)主催の日本移民105周年記念開拓先亡者追悼大法要が18日午後2時から、サンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の文協大講堂(Rua São Joaquim, 381)で開かれる。 当日は焼香や読経、追悼の辞などが行われる。本紙に案内に訪れた松尾治文協副会長は、「今年はぜひ多くの方に参加いただきたい」と呼び掛けた。 また、同日午前10時半からは県連(園田昭憲会長)と仏連主催の2013年度イビラプエラ慰霊碑前追悼法要が、聖市イビラプエラ公園内の同慰霊碑前で執り行われる。当日は午前9時30分に文協前から同公園行きの送迎バスが出る。 法要の問い合わせは西本願寺(電話11・2275・8677)、バスの申し込みは県連事務局(電話11・3277・8569)まで。 2013年6月14日付
山口県山口市にあるロータリークラブは11日、サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル山口県人会館で同県人会を通じて知的障害者援護施設「希望の家」に約1トンの米を贈呈した。 同クラブから同施設へ米が寄付されるのは今年で9年目。 同施設の千田ジョゼー事務局長とともに贈呈に立ち合った大野孔三副理事長は、「寄付が長い間続いていることを非常にありがたく思う。施設の運営が続けられるのはこういった方たちのお陰」と、同クラブに対して感謝の言葉を述べた。 県人会の伊藤貴美子事務局長によると、毎年同クラブからの支援金10万円で米を購入しているが、一時は2トン程購入できていた米も、近年になっては円安とブラジルの物価高の影響で1トン程に落ち込んでいるという。 大野副理事長によると今回贈呈された米約1トンは、同施設で消費される米約1カ月分に相当するという。 2013年6月14日付
日本から来伯している琴演奏家の内藤方于(まさこ)氏と内藤明里氏が、14日正午からサンパウロ市ベレンジーニョ区のカンタレイラ大学(Rua Marcos Arruda,729)で演奏会を実施する。 同演奏会では、方于氏が独自に開発した琴「ドレミ・ポップコーン」による演奏が行われる。ドレミ・ポップコーンは、一般的な琴よりも60センチほど短く、また弦の数を17本に増やしたことで五線譜を使っての演奏を可能にしている。演奏会終了後には、同大学に通う学生たちとのセッションも行われる。 案内のため来社した方于氏は「敷居の低さが特徴の琴です。音楽を学ぶ学生たちの前で行うこの演奏会が、ブラジルでの琴普及のきっかけになることを期待します」と語った。 5月24日から約3週間の日程で来伯した両氏はこれまで、ブラジル滋賀・愛知両県人会の創立55周年記念事業として実施した演奏会を皮切りに、各地の老人ホームで慰問演奏会を行うなど精力的に活動している。 一般の入場も可能。同演奏会に関する問い合わせは、本紙の古城(電話11・3347・2000)まで。 2013年6月13日付
ニッケイ新聞 2013年6月11日 県人百周年記念事業のための4万4千レアルの収支報告が明朗でない等と指摘され、2月24日の定期総会では紛糾した沖縄文化センター及び沖縄県人会(田場ジョルジ会長)は9日午前、聖市の同県人会館大サロンで改めて臨時総会を開催し、今回はすんなり承認された。大城竹友評議員会長は最後にマイクを握り、「定期総会では混乱し、遠くの支部から心配する問い合わせがあったほど。あの時は説明が足りなかったが、県人会は正しくやっていると今日は改めて確信した。周りの会員にもそう伝えて欲しい」と勧めた。 定期総会では収支報告に四つの不明点があると指摘され厳しく追及されたが、執行部からは「一般会計に組み込んだ。明細は事務局にある」とだけ説明されていた。 臨時総会では島袋栄喜第1副会長から次のように発表された。(1)育英資金から県人会へ貸し出した4万540レアルが支出項目に正しく計上されたものを報告し直した。(2)百周年の余剰金4万4208レアルに関しても今回は詳しく使途が説明された。(3)雑費約1万3千レアルも計上され「多すぎる」と指摘されていた点も、今回は6528レアルだけとなり、減った分は「清掃用品」「警備費」などの独立した項目で計上された。 (4)昨年7月の「郷土祭り」(ジアデマ)で、「沖縄県人会」側会計では赤字なのに、「沖縄文化センター」側では約1万6千レの黒字になり、収支不一致に見えた件に関しても整合性のある説明が行われた。 質疑応答では赤嶺園子さんから「会館未許可使用の罰金として1万2540レアル支出している件に関して説明を」と催促され、前会長である与那嶺真次さんから次のように説明された。05年時点で聖市役所から建物許可申請するようにとの通達があったが、当時の県人会職員が理事に知らせず、県人会の銀行口座が突然凍結される事態になり、解除するために支払った経緯があったという。 与儀昭雄議長が出席者約50人に呼びかけてその場で収支報告が拍手承認され、「これで透明性が高い会計になった。大変満足している」とのべた。与那嶺前会長は「4万4千レアルのうちポ語百年史出版に1万9千レアルを使い、3500冊を無料で配布した。1冊当たり5レアルで作ったことになる。その分、ボランティアで協力してくれた皆さんに感謝したい」と語った。 また、辞任により空席となっていた第2会計理事には平良栄子さんが選ばれた。サントアンドレー在住の金城徹さんは「1963年から毎年欠かさず定期総会に出席しているが、この前の総会はがっかりした。今回の臨時総会も大事な案件を審議したのだから、もっと出席者が多くてもよかった」と意見した。
ニッケイ新聞 2013年6月12日 熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)が同会の先没者を偲ぶ『追悼供養』を6月16日午前11時から、同会会館(Rua Guimaraes Passos, 142, Vila Mariana)で開催する。参加無料。 毎年移民の日にあわせて行われる。今年で11回目。 赤木数成書記によれば、仏壇や位牌はあるが、一世の親や祖父母がいないため、供養の仕方がわからない世代が増えている。そのため、「年に一度県人会で供養をするととても喜ばれ、年々参加者が増えている」という。 同県出身の菊池顕正輪番(東本願寺)が導師をつとめる。供養と焼香のあと、婦人部により昼食がふるまわれる。 田呂丸会長は「ご家族お揃いで、位牌と過去帳をお持ちの上、ご参加ください」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・5084・1338)まで。
ニッケイ新聞 2013年6月12日 石川県人会(森永ジェラルド会長)は15、16両日午前10時から、同会館(Rua Tomas Carvalhal, 184)で『第14回文化祭』を開く。 同県人会で開かれる俳句、陶芸、水彩画、絵手紙など各講座の発表の場として毎年行われる。計約60人の作品が展示される。15日午前10時からある開会式で、宝生流謡曲会による謡いも披露される。 会場では、会員によってつかれた餅が販売されるほか、水彩画、絵手紙、陶芸作品の即売会もある。絵手紙はワークショップも開催。 案内のため来社した同県人会の和田浩一副会長、石井恵子、九十九ラッシーさんは「個性溢れる色んな作品を楽しめる場なのでぜひ」と来場を呼びかけた。
聖日本人学校で演奏会 【一部既報】滋賀県人会(山田康夫会長)設立55周年記念事業の一環で5月24日から来伯しているドレミ琴演奏者、内藤方于(まさこ)さん(滋賀、ドレミ・ポップコーンクラブ代表)を団長とした4人が同29日、サンパウロ市カンポ・リンポ区のサンパウロ日本人学校で演奏会を行った。演奏会は午後1時から学校内体育館で行われ、生徒や保護者合わせて約250人が琴とラテン音楽が奏でる独特の音色に耳を傾けた。 来伯している4人は内藤代表と、娘で同じく琴演奏者の内藤明里さん。ブラジル出身で日本在住歴20年以上のギター奏者兼ボサノバ歌手のロブソン・アマラルさんと、ドラム奏者のアレシャンドレ・オザキさん(3世)。 4人は1時間と短い時間ながら、ラテン音楽と琴のセッションを中心に計10曲を演奏。また明里さん独奏による「椰子の実」の演奏や、ドラムとギターの弾き語りも行った。演奏が終了すると生徒から「アンコール」の手拍子が起こり、「MAS QUE NADA」を琴も交えて奏で、演奏を終えた。 演奏後、会下詩織さん(13)、浜潟京子さん(14)ら生徒数人のグループに感想を聞くと、「ブラジルで初めて琴の演奏を聴いて不思議な感じがした」「セッションが格好良かった」など興味を持った様子だった。また村石好男校長は「琴とラテン音楽の融合が奏でる音色に子供たちは興味津々だった。このような演奏を聴けて幸せだと思う」と感想を述べた。 演奏を終えたアマラルさんは「曲の名前を聞いてきたり、楽器に触りたいと言って来た学生も大勢いた。演奏で少しでもブラジルまたは日本の音楽に興味を持ってくれたのならうれしい限りです」と満足した様子で答えた。 一行は滞在期間中、5月26日の愛知県人会周年記念コンサートを皮切りに、計7会場で講演会やワークショップを行っている。今後も聖市などで活動し、今月17日に帰国の途に就く。 2013年6月12日付
岐阜県岐阜市にある税理士法人・TACT高井法博会計事務所から岐阜県人会(山田彦次会長)にこのほど、寄付金5万円が贈られた。 高井代表は、BRICs諸国の経済事情視察を目的とした経営研究会の一環として、メンバーたちとともに2011年6月に来伯。その際に同県人会を訪問し、山田会長はじめ会員たちと懇談を行ったことがある。 今年8月25日に開催される岐阜県人移住100周年・岐阜県人会創立75周年記念式典に同代表が出席できないことから、「心ばかりのお祝い金」(高井代表)として5万円が同会計事務所のパンフレットに同封され送られてきたという。 山田会長は5月現在で261回続いている会報(月報)をブラジルと縁の深い岐阜県人たちに送っているとし、一昨年知り合った高井代表にも継続して送付してきた。「移住100周年・県人会創立75周年に向けて、母県の人からこういう寄付をいただけるとは思いもよらなかった。本当にありがたいですね」と同会長は、母県に住む県人の思いに感謝を示していた。 2013年6月12日付
熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)は、16日午前11時からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同会館(Rua Guima raes Passos, 142)で先亡者追悼供養を行う。 同供養が行われるのは今年で11回目。昨年は約100人が参列した。 案内のため来社した田呂丸会長は「1世の方々が亡くなって、仏式の供養をする家庭が減ってきた。この機会にぜひ足を運んでほしい」と参加を呼び掛けた。 参加者は位牌、過去帳を持参すること。参加無料。 問い合わせは同協会(電話11・5084・1338)まで。 2013年6月11日付
