記念式典・敬老会に400人が出席 「若い人たちに日本文化を継承するため、その環境づくりを行うことが我々の仕事」―。ピラール・ド・スール日伯文化体育協会創立60周年記念式典と第35回敬老会が9日、サンパウロ州聖南西地域の同市にある文協会館で開催され、舞台上であいさつした南満(みなみ・みつる)会長(75、福岡)は、そう強調した。式典には地元をはじめ、サンパウロ市(聖市)や聖南西地域などから約400人が詰め掛け、熱心な日本語教育活動と「果物の里」として内外に知られる同地の節目の年を祝った。 式典を前に午前9時からは開拓先亡者慰霊法要が執り行われ、聖市にある西本願寺南米教団伯国別院の松峯慈晄(じこう)総長らが導師として来場。松峯総長の読経により、来賓をはじめ出席者全員が焼香を行った。 午前10時から開催された記念式典には、成田強在サンパウロ総領事館領事部長、園田昭憲県連会長、山村敏明聖南西文化体育連盟会長、小川彰夫同連盟広報担当理事、板垣勝秀ブラジル日本語センター理事長、ピラール・ド・スール市のジャネッテ・ペドリーナ・デ・カルバーリョ・パエス市長、マルコス・アウグスト・デ・ゴエス・ビエイラ同市議長、安部順二連邦下議、羽藤ジョージ聖州議らが来賓として出席した。 先亡者への黙とう、伯日両国国歌及びピラール市歌斉唱に続いて南会長があいさつ。第二次世界大戦が終了した1945年8月に入植が始まった後の53年に48人の会員によって創立された文協の歴史を振り返り、先人の努力と苦労の積み重ねの上に現在の生活が成り立っていることを説明。同式典関係者と、日本語教育支援のために日本から教師を派遣してくれたJICA及び鹿児島県人会への感謝を示し、「日本文化を若い人たちに継承し、その環境づくりを行っていくことが我々の仕事」と述べた。 引き続き、上芝原初美婦人会長、斉藤敏夫老壮会長、森岡田紋(たもん)青年会長、日本語学校生徒を代表して名久井蒼空夫(なくい・そらお)さん(14、3世)がそれぞれあいさつし、今後のさらなる発展を誓った。 「文協創立60周年の歩み」がスライド上映とともに日ポ両語で説明された後、来賓たちの祝辞が披露。福嶌教輝総領事のメッセージを代読した成田領事部長 は、約160世帯の同地の日系人口の中で8割が農業生産に携わっていること、2年前に約15年ぶりに青年会が復活したことや日本語学校校舎の増築等が行わ れることを聞き及んでいるとし、今後の活動への期待感を示した。 その後、文協創立会員夫人5人への記念品贈呈、歴代会長(9人)、最高齢の高橋捨野(すての)さん(104)、白寿者の豊田すぎさん(99)、敬老者80人への表彰が行われた。安部下議からは高橋さん、上芝原さん2人への功労者記念プレートが渡された。 歴代会長を代表して安藤禎重さん(80、福島)が「60年の歴史の重さを十分に感じている」とし、関係者への感謝の言葉を述べた。 会館前での記念碑プレート除幕に続いて、阿部勇吉氏の乾杯の音頭で杯が掲げられ、記念祝賀会が開かれた。 午後2時半からは敬老を目的とした余興も行われ、「親友太鼓」グループの和太鼓演奏を皮切りに、日本語学校生徒による合奏及び合唱「花は咲く」や、聖市の鳥取県人会メンバーによるシャンシャン傘踊りなど約30演目が披露され、来場者の目を楽しませた。 文協創立会員夫人の一人である河津夏子さん(82、2世)は、「初めてこういう表彰を受けて、結構なことです」と笑顔を見せていた。 2013年6月11日付
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石川県人会(森永正行ジェラルド会長)は、15、16両日の午前10時から午後5時までサンパウロ市パライゾ区の同県人会館(Rua Tomas Carvalhal, 184)で毎年恒例の第14回文化祭を開催する。 案内に本紙を訪れた和田浩一第1副会長と絵手紙友の会会長の石井恵子さん、陶芸講座コーディネーターの九十九(つくも)ラッシーさんが本紙を訪れ、「さまざまな日本の文化に触れるいい機会です。多くの方のご来場お待ちしています」と参加を呼び掛けた。 入場無料で、絵手紙、生け花、水彩画、陶芸、俳句が展示される。また絵手紙のワークショップが両日開催されるほか、絵手紙、陶芸は販売も行う。さらに15日は同県人会青年部と婦人部により餅つきが行われ、白餅や汁粉、餡(あん)餅を安価で販売する。 開会式は15日午前10時から。詳細は同県人会(電話11・3884・8698)まで。 2013年6月8日付
ニッケイ新聞 2013年6月7日 ニッケイ新聞編集部は、アマゾン日本人入植80周年の節目となった2009年に行なった取材、連載記事をまとめた記念誌『アマゾン-日本人移民80周年』(日ポ両語、カラー、271頁)を刊行する。出版記念会は14日午後7時から、文協ビル史料館9階(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。当日に限り60レアルの特別価格(定価70レ)で販売する。 トメアスー、ベレン、サンタレン、モンテ・アレグレ、パリンチンス、ヴィラ・アマゾニア、ベラ・ヴィスタ、エフィジェニオ・デ・サーレス、キナリー各移住地の歴史を踏まえながら、現地の声を詳細に記録した連載記事を完全収録。 9月を中心に各地で行なわれた記念式典・行事を写真グラビアで紹介、過去最高の211人が参加した「県連ふるさと巡り」も豊富な写真で振り返る。 皇太子さまや麻生太郎総理大臣(当時)のメッセージ、表彰者のリスト一覧も収録したアマゾン日本人開拓の歴史を知る決定版だ。 ポルトガル語翻訳の校正は、移民研究家の大井セリアさんが担当。子や孫にアマゾンの発展に貢献してきた日本人の歴史を伝える一冊として活用してほしい。 ご購入はニッケイ新聞社(Rua da Gloria, 332, Liberdade, 11・3340・6060/マリア)まで。 郵送をご希望の方は、太陽堂(11・3207・6367)、フォノマギ竹内書店(11・3104・3399)までご連絡ください。
ニッケイ新聞 2013年6月5日 高知県人会(片山アウナルド会長)が毎年恒例『慰霊祭』を9日午前10時から、同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で開催する。参加無料。 今年百歳を迎える会員の田辺義美さんが導師を務め、仏式による法要が行われる。法要の後は、田辺さんの誕生日会をかね、80歳以上の会員を祝う敬老会が開かれる。 片山会長は「いつも参加者は30人程度。県人会の関係者や若い方に、もっと集まっていただきたい」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3031・6799)まで。
ニッケイ新聞 2013年6月4日 愛知県人会(小松ジェニー清香会長)とサンパウロ・フィルハーモニー楽団(山川健一代表)共催による『第21回クラシック音楽会の夕べ』が、6月8日午後3時から同県人会館(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で開催される。入場無料。 小松会長、羽田宗義名誉会長、ピアノ指導者の山川純子さんが案内のため来社した。グランド・ピアノを有する唯一の県人会として、毎年開催する音楽イベント。 第一部は、ブラジル連弾協会の会員3人と山川さんによるピアノ連弾。「にほんごのバッハ」連弾組曲(服部公一)や「軍隊行進曲」(シューベルト)のほか、今年で生誕150年を迎えるエルネスト・ナザレーによる2曲「オデオン」「滑りながら」も披露する。 第2部は同県人会館を借りているオペラ団体「ヌークレオ・ウニベルシターリオ・デ・オペラ」による、半時間程度のポケット・オペラ「アーサー王」公演が行われる。 小松会長らは「質の高い音楽会を無料で鑑賞いただけます」と呼びかけている。なお、収益の一部は福祉団体に寄付される。 問い合わせは同県人会(11・3104・8392)まで。 【コラム】 大耳小耳 今年で21回目を迎える愛知県人会による「クラシック音楽会の夕べ」。毎回収益金の一部を福祉団体に寄付しているが、「主なところには一通り渡してしまった」と小松ジェニー会長。「今回は今まで寄付していない団体に」との考えで、当日参加者にアンケートを行い寄付先の推薦を募るとか。
サンパウロ州グァタパラ移住地の入植51周年を祝う県連主催のバスツアー(0泊2日、車中泊)が7月12、13両日、実施される。 12日午後11時半にサンパウロ市(聖市)を出発し、翌13日に行われる同移住地での記念ミサ及び記念式典に出席。午後3時に移住地を出発し、聖市には午後8時に到着する予定。 定員は46人。参加費は1人150レアル。詳細に関する問い合わせ、申し込みはグローバル・ツーリズモ(電話11・3572・8990)まで。 2013年6月7日付
女性会長と団結する若い会員たち ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)が創立55周年の記念式典を8月18日に、母県から慶祝団(達増拓也知事団長)を迎えて開催されるが、パラグアイ、イグアス移住地の同県人会も今年、創立50周年の節目の年に当たる。それに合わせ慶祝団は同移住地へも訪問し、22日に式典を開催する。5月18日、本紙記者が同移住地を訪れた際、同県人会の小原和子会長(66)と相談役の武田一幸さん(64)に現在の県人会の様子と50周年に向けた取り組みについて取材した。(川口裕貴記者) 小原会長が会長に就任したのは昨年1月。同県人会員の推薦で、女性会長は初めてだという。過去にイグアス日本語学校で教師として20年程在籍しており、「人前に慣れていて人望も厚く、満場一致の推薦だった」と武田さんが当時の役員改選の状況について説明した。 小原会長に「女性ならではのこだわりは」と質問すると、「特に意識はしていないが、会員が楽しめる運営を心掛けている」と答え、年に1度同県人会が参加しパラグアイ人が主催する「エキスポ(見本市)」で、10年近く「わんこそば」の販売を婦人部が中心となって行っている行事を例に挙げて説明した。 数年前まで同エキスポで得た収益のすべては、同県人会の運営費のみに充てられていたという。当時婦人部員として参加した小原さんは「いくら頑張っても成果が出ない」と複雑な気持ちを婦人部が持っていたのを感じていた。会長就任後、その気持ちに気を配った運営に心掛け、利益の一部を会員に還元。また慰安旅行としてピクニックを主催するなど婦人部目線で会長として改革を進めた。 そうした運営努力は会員の団結にもつながり、今回の同式典などの企画が舞い込んだ際、会員全員が団結して運営に取り組む環境作りにつながっているとい う。現在同県人会会員は26世帯、100人前後。会員の中心は40代の2世が中心で、ブラジルの各県人会からすると事情が違い、若い世代が活動の中心にあ る。式典にもほとんどの会員が参加するという。 母県の事情として震災が発生した年から、それまで毎年欠かさず支給されていた補助金10万円が カットされるなど苦しい事情もある。しかし、「会員が集うと和気あいあいとした独特な雰囲気になる」と述べ、「母県やブラジルからの慶祝団にその空気を感 じてもらえたら」と笑いながら答えた。 慶祝団一行は20日にアスンシオン岩手県人会(長沢聖太郎会長)、翌日にはピラポ岩手県人会(西 舘世公会長)の県人会員とそれぞれ交流会が予定されていている。慶祝団は県関係者をはじめ、郷土芸能使節団も数人同行して各地でうたや踊り、三味線が披露 されることとなっている。 またパラグアイの式典では武田さんが指導を行っている岩手郷土芸能の「さんさ踊り」や「鬼剣舞」も学生が中心となり披露される予定。現在、練習に余念がない状態だという。慶祝団は南米の各岩手県人会のそれぞれの事情を肌で感じることとなりそうだ。 2013年6月7日付
8日(土曜日)◎鬼木東洋学専門学校「慈善格安マッサージ」は午前8時半~午後3時、サンパウロ市(聖市)ビラ・ギリェルミーナ区の同校(Rua Astorga, 1019)で。◎オザスコ日伯文化体育協会の第4回日本祭りは、午前9時から同市ジャルジン・ウムアラマ区のACENBOスポーツセンター(Rua Acenbo,100)で。9日も。◎カンピーナス日伯文化協会の第9回日本祭りは、午前10時から同市ジャルジン・グアナバラ区の同会館(Rua Camargo Paes, 118)で。9日も。◎サンパウロキリストの幕屋「生命之光」上映会は、午後2時から聖市リベルダーデ区の文協ビル1階13号室(Rua Sao Joaquim, 381)で。◎愛知県人会の第21回コンサートは、午後3時から聖市リベルダーデ区の同会館(Rua Santa Luzia, 74)で。 9日(日曜日)◎池坊華道会南米支部主催の第30回慈善バザーは、午前9時から聖市ビラ・マリアーナ区のブラジル北海道協会会館(Rua Joaquim Tavora, 605)で。◎人文研主催の古本市は午前9時から聖市リベルダーデ区の文協ビル1階14号会議室で。◎ブラジル健康表現体操協会の第4回健康表現体操セミナー&フェスティバル」は、午前9時半から聖市リベルダーデ区の文協記念講堂で。◎救済会憩の園の第4回6月祭は、午前10時からグアルーリョス市アグア・シャッタ区の同施設(Rua...
愛知県人会(小松ジェニー会長)主催の第21回愛知県人会コンサートが、8日午後3時からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館(Rua Santa Luzia, 74)で開催される。 毎年恒例の同コンサートは、今年もサンパウロ・フィルハーモニーとの共催。プログラムは、ピアノ連弾とオペラの2部構成。 案内のため来社した小松会長は「4手連弾は迫力満点です。気軽にお越しください」と来場を呼び掛けた。 入場には、基礎食料品1キロの寄付が必要。寄付品は慈善団体に寄付される。 問い合わせは同県人会事務局(電話11・3104・8392)まで。 2013年6月4日付
「躍動する沖縄系移民 ブラジル、ハワイを中心に」(彩流社)がこのほど、日本で発刊された。 同書は、琉球大学が平成20年(2008年)に文部科学省特別教育研究費を得て研究成果をまとめたもの。同大法文学部教授の町田宗博、宮内久光、金城宏幸の3氏が編者となり、同大関係者たちが執筆。08年に行われたブラジルとアルゼンチンでの沖縄移民100周年と、11年10月に母県で開催された第5回世界のウチナーンチュ大会を通じた沖縄系移民研究の結果がつづられている。 内容は、「戦後沖縄県における海外移民の歴史と実態」「海外における沖縄アイデンティティの地域間比較」「日系コロニアの社会基盤と『ブラジル沖縄県人会』」「ブラジル沖縄コロニア語」や「ブラジルの石敢當(いしがんとう)―沖縄出身者の魔除け―」など10章で構成されている。 また、最終章には第5回世界のウチナーンチュ大会で開催されたフォーラム「海外日系紙記者のみた移民社会」の概要も記されている。 日本での定価は3000円。購入希望者は日系書店で取り寄せのこと。 2013年6月4日付
岩手県人会(千田曠曉会長)主催の第7回わんこそば大会が、5月26日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開催され、年々人気が高まっている同祭の会場はほぼ満員の人出でにぎわった。特に早食いを競う「競技の部」では、本紙編集制作部員の藤井尚仁氏(36、神奈川)が106杯を食べて優勝し、昨年の雪辱を果たした。 県人会では、大会のために日本から取り寄せたそば約50キロ分を用意。そばは食べ放題で千田会長自ら味付けしたというだしの評判も良く、昼前後には会場が満員の状態となった。 千田会長はあいさつで「わんこそばもコロニアに定着しつつあり、うれしく思っている。県とのつながりを今後も維持していきたい」と述べ、「競技の部」の参加者を募った。 「競技の部」では、4人ずつが壇上に上り、無差別、女性、子供、70歳、スタッフ別で行われ、過去最高の8回行われた。競技中は県人会スタッフから「どんどんどんどん」と早食いを促す声も掛けられ、会場からは声援も飛んでいた。 106杯の大台に乗せて総合優勝した藤井氏は、「最初の1杯目から一気に飲み込むやり方で、汁がこぼれてもいいから食べるしかないと思いました」と勝因を語る。 女性の部で56杯を食べて優勝した白藤育代さんも「とりあえず必死に食べました」と述べ、笑顔を見せていた。 今回初めてそばを食べに来たという小渕民雄群馬県人会長は「18レアルでそばが食べ放題なんて今時どこにもないよ。そばの麺が最高で、だしもうまい。来年もまたぜひ来るよ」と称賛していた。 千田会長は「単にそばを食べるだけでなく、競技があるから面白いのでは」と、同祭の人気が高まっている理由について話していた。 2013年6月1日付
ニッケイ新聞 2013年6月1日 北海道協会(大沼宣信会長)が主催する『第18回北海道祭り』が26日に同会館であり、来場者らは郷土の味に舌鼓を打った。 大きく新鮮なニシン焼定食とともに、今回の目玉となったのは、大振りの鮭の切り身などが入った具沢山の石狩鍋。イカの不漁によって、例年出されるイカ焼きが取りやめとなったことで、出品が決まった。 初めて食べたという山下恵志雄さん(66、高知)は「出汁が良く効いたソッパが美味しい。来年もぜひ食べたい」と満足げに話した。 会場には、30人を超える青年部員が駆けつけ、婦人部のメンバーらとともに運営を切り盛りした。調理場を担当した入川明美さん(34、三世)は「毎年参加して、もう15年目くらい。色んな人に北海道の文化や郷土料理を知ってもらえるのは嬉しい」と笑顔で汗をぬぐった。 ステージ上では、カラオケやYOSAKOIソーラン部による演舞の披露、ビンゴ大会などが行われ、賑やかに会場を彩った。 石狩鍋の味付けを担当した大沼会長は「3年前にあったバストス支部との交流会で作ったことはあるが、北海道祭りに出品するのは初めて。喜んでくれる人が多いようで安心した」とほっとした様子で語るとともに「こういったイベントは若者の活躍の場。彼らは文化を守っていく意識を強く持ちながら参加してくれている」と目を細めた。
岐阜県人会(山田彦次会長)主催の毎年恒例ピクニックが19日、実施された。今年はサンパウロ州サンロッケにあるスキーマウンテンパークに行き、会員約20人がのんびりした一日を楽しんだ。 標高約1200メートルの同地には人工スキー場をはじめ、フィールドアスレチックや約350メートルにも及ぶ滑り台などの施設があり、家族連れでにぎわっていた。 一行は午前8時にサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会事務所前から大型バスに乗り、午前10時に同地に到着。各施設を見学した後、同所にあるレストランでシュラスコ料理を堪能した。 山田会長は昼食の席上、「今日は今年初めてのピクニックで、7月にはまた(岐阜県から)農業高校実習生たちが来て地方に行く時に皆さんに協力していただくことになると思います。今日は珍しい場所に来ましたが、時間はたっぷりあるのでどうぞ楽しんでください」とあいさつした。 一行は午後2時まで同公園内を散策した後、バスで帰路へ。途中、1938年に創設されたという「VINICOLA GOES」ワイナリーに立ち寄り、各自ワイン等を購入。人工池に錦鯉が放流され芝生が敷かれるなど、整備された施設内でしばし休憩した後、一行はサンパウロに向けて出発した。 2013年5月30日付
ニッケイ新聞 2013年5月29日 今月24日から来伯している滋賀県在住の琴奏者、内藤方干(まさこ)さんらが26日午後、リベルダーデ区の愛知県人会館でコンサートを開き、約120人が会場を訪れた。滋賀県人会(山田康夫会長)の設立55周年記念事業。 内藤さんは五線譜(ドレミの音階)で、初心者でも簡単に弾ける琴『奏音』を独自に考案し、古典邦楽にとどまらない多様なジャンルの音楽を演奏している。通常の琴は13弦だが、17弦にしたことでさまざまな楽器と合わせたバリエーション豊かな演奏ができるという。 演奏会には内藤さん、娘で同じく琴演奏者の内藤明里さん、同県米原市で開かれた移民百周年記念事業の演奏会で知り合った日本在住の伯人ミュージシャン、ロブソン・コレイア・ド・アマラルさん、ドラム奏者アレシャンドレ・オザキさん(三世)も出演し、ボサノバやサンバ、日本の歌、内藤さんのオリジナル曲など約10曲を披露した。 訪れた人はギターとドラムが奏でるリズムに乗った艶やかな琴の音色に耳を澄ませ、思い思いに体を揺らした。島崎藤村作詞の叙情歌「椰子の実」は、演奏にあわせて口ずさむ姿もみられ、大きな拍手の後はアンコールの「マシュ・ケ・ナーダ」で締めくくった。 来場者らは「琴がこんな風に演奏されるのを初めて聴いた。とても美しい音色で素敵」と口々に話し、舞台に上がって記念撮影をしたり、琴を興味深そうに触ったり、内藤さんが弾く姿を携帯電話で録画するなど、それぞれ交流を楽しんだ。 内藤さんは「私はポルトガル語がわからないが、音楽を通じて皆さんと交流できる。音楽は国境を越える」と満足そうに語った。 また、希望者には琴の指導を行うといい、「一度だけで終わるのではなく、つながりを作って今後も継続して交流したい」と話している。 6月17日まで滞在予定で、希望者の状況に応じてワークショップ開催日を調整するという。詳細、問い合わせは滋賀県人会の山田会長(11・98203・7603)まで。
日本祭り 第16回 フェスティバル・ド・ジャポン 期日: 2013年7月19、20、21日 時間: 7月19日(金) 12時~21時 | 20日(土) 10時~21時 | 21日(日) 10時~18時 会場: イミグランテス展示場 Centro de Exposições...
A culinária típica japonesa é um dos principais destaques do Festival do Japão, que acontece de 19...
県連(園田昭憲会長)は23日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内会議室で、5月度代表者会議を開いた。冒頭のあいさつに立った園田会長は、「今、フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)は非常に厳しい状態にあり、このままでは赤字もありうる。しかし、皆さんにご迷惑をおかけしないよう、役員一同頑張っていく」と、昨月に引き続き苦しい事情を明らかにした。 第16回日本祭りは、ほぼ会場設営などの基礎的な準備は終了したという。また、会場内特設ステージでは、既報済みのマルシア氏ほか計6組のアーティストの出演が決まった。 その後、ブラジル戦後移住60周年記念式典について川合昭実行委員長は、「まだ何も正式に決まった話ではないが」と前提を置いた上で、同式典においてサンパウロ州議会から30枚の感謝状が、戦後日伯交流に尽くした企業やプロジェクトなどに手渡される予定だと語った。また、ジルマ大統領にも出席を要請していくという。 東北被災者招へい交流事業については、本橋幹久副会長から正式な招へい者とスケジュールが発表された。今回選ばれた3人は大和田加代子氏(52、岩手)、松本康裕氏(28、宮城)、天野和彦氏(54、福島)の3人。7月14日から25日まで当地に滞在し、講演会や日本祭りで写真展を開くほか、パラグアイのイグアス移住地やリオ市なども訪れるという。 最後に小山田祥雄前熊本県人会長の降任に伴い、南アゴスチーニョ福岡県人会長が新たに役員に補充されることが承認された。 2013年5月28日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の6月度青葉祭りが1日と15日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 同祭ではADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品のほか、イビウーナやカッポン・ボニート地方の有機野菜販売なども行われる。 会館3階の食事処では1日が、はらこ飯、イカメシ、天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。15日が、はらこ飯、ニシン定食、イカメシ、ソース焼きそば、餅料理各種が販売される。 なお、最近はサンマ、イカ、イクラの入荷が無く、「はらこ飯」のイクラはトビウオの卵を代用し、イカはブラジル産を使用する。 開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)へ。 2013年5月28日付
ニッケイ新聞 2013年5月25日 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)が7月の日本祭り開催にあわせ、宮城、岩手、福島の3県から3人の被災者をまねき、『東北被災者招聘交流事業』を行う。22日の県連代表者会議で、実施主体となる国際交流委員会(本橋幹久委員長)から事業の詳細が発表された。来伯するのは大和田加代子(52、岩手)、松本康裕(28、宮城)、天野和彦(54、福島)の3氏。同月14日~25日まで滞在し、サンパウロ市とイグアス移住地で講演会や交流会を行うほか、日本祭りで写真展とDVD上映会を開き、当地に被災地の現状を伝える。 「私たちのことを忘れないで。それが一番の願いだった」。昨年県連が行った「東北応援ツアー」で被災者の声を聞いた本橋会長はそう語る。 想像以上の風評被害、仮設住宅の高齢者、若者の就職難、地盤沈下した土地。厳しい復興状況を目の当たりにし、「ブラジルにもこの現状を知らせたい」と強く感じたという。 ツアー中、早速3県に打診したところ、「ぜひ協力したい」との快諾を得た。被災地で復興に取り組む人を募り、このほどようやく3人の講演者がそろった。 陸前高田市に住む大和田さんは、自宅、職場ともに津波で失うという苦難をのりこえ、支援団体「ちーむ麻の葉」を結成、手作り作品を通した復興支援を行う。 松本さんは、名取市閖上の自宅で家族とともに津波に飲まれたが、幸いにも救助された。同地区に「松本不動産」仮設事務所をかまえ、生活再建、地域復興にむけて活動中だ。 天野さんは、2500人を超える被災者を抱え、県内最大規模といわれた「ビッグパレットふくしま避難所」の県庁運営支援チーム責任者をつとめた。現在は、福島大学「うつくしまふくしま未来支援センター」の特任准教授として、被災者支援にかかわる調査研究を進めるほか、現場支援も行っている。 本橋委員長は「支援活動にたずさわる人の中には、松本さんのような若者も多い」と話し、震災が若者を集結させ、助け合いの精神を再興させた側面にも着目、「この日本人の心の変化を日系人にも聞かせたい」とイベントへの熱い思いを覗かせた。 ■ プログラムの詳細は次の通り。 16日=イグアス移住地で講演・交流会、17日=イタイプー水力発電所とイグアスの滝見学、18日=リオ観光、19~21日=日本祭りで写真展・DVD上映会・郷土食ブースで交流、22日=宮城県人会創立60周年記念式典参列、23日=同県人会で講演会(午後6時半~)「東北大震災から2年余―伝えておきたいこと」、24日=サントス市訪問、25日=記者会見、懇談会。
ニッケイ新聞 2013年5月21日 ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、2005年頃まで聖州ジャカレイー市に住んでいたと思われる会員、吉田正雄さんの消息を探している。 1910(明治43)年9月に兵庫県美嚢郡で生まれているので、健在なら現在は102歳になっている。日本の親戚、平井好枝さんからの問い合わせ。吉田さんの消息を知っている方は、同県人会(電話=11・3207・0025)まで、平日正午から午後4時の間に連絡を。
