山口県人会(平中信行会長)は、九州北部豪雨による山口県内の被災者への義援金を募っている。 山口県では、七月二十一日からの豪雨により、土砂崩れや河川決壊などの被害が相次ぎ、これまでに十七人が死亡、全壊家屋は三十三軒に上っている。 要田武副会長は、「困った時はお互い様なので、少しでも力になりたい」と協力を募っている。 義捐金は、同県人会または銀行振込(レアル銀行1551-8002940-6)で八月三十一日まで受け付け。なお、振込明細に氏名を明記して、事務局まで送付または連絡してほしいとのこと。 詳細は県人会事務局(電話11・3208・6074、FAX3272・0580、担当=小林さん)まで。 写真:「ぜひ協力を」という要田副会長と平中会長(左から)
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沖縄県人会ビラ・カロン支部(知花ルイ支部長)主催の第七回おきなわ祭りが、十五日正午から午後十時まで聖市マンチェスター区のハロルド・ダルトロ広場で開催される。 毎年恒例のおきなわ祭りには、約二万五千人の 来場が見込まれており、琉球国祭り太鼓、レキオス芸能同好会のエイサー太鼓(計約五百人)をはじめ、芸能集団「トントンミー」、マウリシオ・ミヤ氏の歌謡ショーや盆踊りなども披露される。 また、周辺地域の協力を得て六十のバザリスタが出店。郷土食の足てぃびち、ヒージャー(山羊)汁、沖縄ソバなども販売。さらに、会場では血圧などをはかる無料の健康診断も行なわれる。 四日、案内に来社した知花支部長、上江田エドアルド実行委員長、新崎マリオ相談役は、「おきなわ祭りは毎年規模が大きくなっており、今年は約三十社の企業の協賛と百社の協力、数多くのボランティアたちの力により開催されます。ぜひ、お越しください」と来場を呼びかけている。 なお、入場者は一キロ分の基礎食料品の持参が必要。食料品は希望の家をはじめ、地元福祉二団体の計三団体に寄付される。 写真:案内に来社した知花支部長、上江田実行委員長、新崎相談役(左から)
ニッケイ新聞 2009年8月12日付け 鳥取熟年大学は十九日午後一時からブラジル鳥取交流センター(ドナ・セザリア・ファグンデス街323)で八月の例会を開く。今月は佐々木陽明・浄土宗日伯寺開教総監が講師を務める。参加費七レアル。一般の参加を歓迎している。
ニッケイ新聞 2009年8月8日付け ビラ・カロン沖縄県人会(知花ルイ会長)は十五日正午から午後十時まで、「第七回おきなわ祭り」を同支部会館前の市営サッカー場(Praca Haroldo Daltro,s/n, Vila Nova Manchester、最寄駅はカロン駅)で行う。一昨年から聖市の行事カレンダーに組み込まれた同祭。昨年百周年には約三万人が集まり盛大に行われた。今年も来場者二万五千人を見込む。四日来社した知花会長と上江田エドアルド実行委員長、新崎マリオさんによれば、エイサー太鼓や琉球舞踊、民謡など二十グループ、約千人が舞台を飾るほか、食コーナーでは沖縄そばやヒージャー汁(ヤギ汁)など郷土料理を販売する。祭りの最後十分間は、花火が打ち上げられる。「これからはコロニアやブラジル社会へ福祉活動をしないと」(知花会長)と、今年は健康スペースを設けて無料でコレステロールや血圧などの一般検査を行う。「祭りを通して沖縄文化・芸能を一日楽しんで欲しい」と三人は来場を呼びかけた。入場無料だが、一キロの保存可能な食料持参を呼びかけている。後日、福祉協会希望の家と地元福祉二団体に寄贈される。問い合わせは同支部(11・2296・1120)。
ニッケイ新聞 2009年8月8日付け 陸・海・空、三軍の日系将官が一堂に会して、七月三十日午後七時から聖市の広島文化センターで「第二回日系著名人講演会」が開催された。日系最高位の小松パウロ・カズノリ陸軍中将、三谷エドゥアルド・シゲル海軍予備大佐、谷アントニオ・タクオ空軍大佐が講演。用意された二百三十席は全て埋まり、立ち見も含め約二百五十人が、普段聞く機会のない貴重な話に耳を傾けた。同講演会はブラジル広島県人会(大西博巳会長)、ブラジル日系協会(京野吉男会長)、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)、汎アメリカン・ブラジル日系人協会(矢野敬崇会長)の四団体が共催。広島県人会の平崎靖之理事がコーディネーターを務めた。サンパウロ南東二十二部隊のセルジオ・ルイス・スタンカンチ陸軍中佐、在聖総領事館の脇谷和忠副領事、遠藤マリオ・日系協会副会長(予備空軍大佐)、聖南地区百周年協会の折田茂郎会長なども訪れた。講演は大型スクリーンに写真や動画を映しながら行われた。トップバッターの三谷海軍予備大佐は、階級章や海軍学校について説明したほか、所有する軍艦やリオの海軍基地について紹介。続いて谷空軍大佐は、軍用機の種類や所有台数、ミサイルの説明とともに、南極での支援活動の様子や、アマゾン地域での公共工事などについても紹介した。最後に演壇に上がった小松陸軍中将は、軍が関与した線路や道路、空港などのインフラ整備について紹介し、さらに、災害時における、給水や医療などの活動について説明した。来場者は終始、日系将官から語られる話に耳を傾け、興味深げにメモをとる人もいた。講演終了後、主催者らから三氏に記念品が贈られ閉会した。フリージャーナリストの外山脩さん(67、静岡)は「日系将官に、日本の軍人魂、武士道など精神的なものが受け継がれているか確認したかったから」と訪れた理由を述べ、「企画としては優れていたが、日系人相手に説明するなら、もう一つ欲しかった」と語った。海軍が一番好きだという松村滋樹さん(67、鹿児島)は「若い人に向けての講演会だったが、企業ではなく、軍隊の偉い人と会える機会が少ないので、有意義だった」と話していた。講演後、会場では参加者と講演者が気さくに会話をし、記念写真を撮る場面も見られた。制服から背広に着替えた小松中将は、くつろいだ様子で「日系人はいろいろな困難にぶつかっても、負けずに頑張っている。こういうイベントが出来たのも、友人、家族、兄弟のおかげ。感謝している」とニッケイ新聞の取材に答えた。二度目の講演会を無事終えた大西会長。「日系の心を三世、四世の若者に伝えたい。(三氏のような)立派な人が増えてくれれば」と話す。平崎理事は「このような会をこれからも広島県人会が中心となって開き、日系社会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
ニッケイ新聞 2009年8月8日付け 【神戸新聞】皇太子さまは七日、大阪空港経由で兵庫県入りし、ブラジルなどへの移住の歴史を伝える神戸市中央区の「市立海外移住と文化の交流センター」を視察された。同センターは一九二八年に建設。南米を目指す移民が船出前に滞在し、七一年までに約二十五万人が旅立った。国内で唯一現存する移住関連施設で、六月に博物館としてオープンした。皇太子さまは展示写真などを熱心に見て回った後、在日日系ブラジル人向けのポルトガル語教室を視察。「しっかり勉強してくださいね」と語りかけ、歌を披露した子どもたちに「オブリガード(ありがとう)」とポルトガル語で感謝を伝えた。皇太子さまは八日午前、西宮市の甲子園球場で全国高校野球選手権大会の開会式に出席。開幕戦を観戦した後、同市の武庫川女子大を視察し、帰京する予定。
8日サンパウロ・ジョッキークラブで サンパウロ・ジョッキークラブ恒例の「ジャパン・カップ」レースが八日、サンパウロ市内のシダーデ・ジャルジン競馬場で行われる。同交換レースは、一九九五年の日伯修好百周年を記念してサンパウロ新聞社の仲介でサンパウロ・ジョッキークラブと日本中央競馬会(JRA)が継続事業として実現した。以後毎年行われており、今年は十五回目となる。同ジョッキークラブでは、毎年、同レース開催当日を「ジャパンデー」と銘打って各レース名を日系社会に関連したタイトルがつけられている。また、会場では、日本文化紹介も行われ、同ジョッキークラブでは、日本人や日系人の来場を呼びかけている。入場料は無料。 出走は午後5時20分 同レースが毎年八月に行われているのは、JRAが日本から騎手を派遣するのに都合がつけやすいということで決まった。一方、日本では毎年十一月に東京・府中競馬場で「ブラジル・カップ」を開催している。 第一回から第三回まではJRA本部から派遣された役員、一流騎手が来伯し花を添えた。その後、人的交流は途絶えていたが、一昨年にはJRAニューヨーク事務所から所長が来伯し、双方の交流深化を再確認している。 同ジョッキークラブでは四年前から競馬場の活性化の一環として同レースのてこ入れを行っており、同ジョッキークラブと本紙の話し合いで同レース開催日を「ジャパンデー」と位置づけ日本文化紹介の場として開放してきた。 一昨年はブラジル日本移民百周年のプレイベント、昨年は移民百周年事業として展開し、来賓席で裏千家ブラジル支部の点前が披露されたり、日本酒の鏡割り、MOAインターナショナルの協力で「日本の四季」写真展などが行われた。 今年は例年通り、会場では福岡県人会が所有する鯉幟約三十匹がコース内を泳ぎ、レースの合間にレキオス芸能同好会の琉球太鼓、鳥取県人会の「しゃんしゃん傘踊り」、「一心」グループのよさこいソーランが披露される。 また、来賓席では池ノ坊ラテンアメリカ橘支部が生け花で会場を飾り、MOAインターナショナル・ド・ブラジルが昨年同様「日本の四季」写真展を行う。 メインレースの「ジャパン・カップ」の出走時間は午後五時二十分だが、その前後に日系コロニア主要団体や大部一秋サンパウロ総領事の名前をつけたレースが予定されている(レース名、出走時間は別表通り)。 同ジョッキークラブでは「『ジャパン・カップ』はブラジルで定着し、『ジャパンデー』もサンパウロの人たちに知られるようになりました。今年も日系コロニアの皆さんとともに有意義な一日を楽しんでいただければと思いますので、一人でも多くの方に参加していただくよう、お誘い併せの上、ご来場下さい」と呼びかけている。 写真:昨年、会場で人気を博した琉球太鼓。今年も出場する。
ニッケイ新聞 2009年8月7日付け 毎年十一月の『灯ろう流し』で有名な聖州レジストロ市で五日夜、広島の被爆者の冥福を祈る灯ろう流しが行なわれた。広島の原爆投下時間(六日午前八時十五分)に合わせて一分間黙祷、サンパウロや地元日系団体関係者ら約百人が平和への誓いを新たにした。日系唯一の聖州議員で父方の祖父母が広島出身の西本エリオ氏も参加した。ブラジル広島県人会、ブラジル被爆者平和協会、リベイラ沿岸日系団体連合会(FENIVAR)、レジストロ日伯文化協会の共催。発起人の平崎靖之さん(63)は、「ブラジルに平和を伝える行事として来年も実施できれば」と笑顔を見せていた。 ブラジルで同様の行事は初めて。胎内被爆した平崎さんが「十歳で移住して半世紀。ブラジルに平和の大切さを伝えることができないか」と発起人となり、理事を務めるブラジル広島県人会や地元日系団体関係者に呼びかけ、実現した。全国系テレビ局も取材に訪れた。サンパウロから参加した一行二十五人はレジストロに午後六時に到着。山村敏明FENIVAR会長の案内で同地文協内にある各施設を見学。レジストロ本願寺であった追悼法要で読経の響くなか、参加者らが焼香を行なった。導師の住職石田広海さん(80、広島)は、法話のなかで「中学の同級生の半数が被爆で亡くなった。被爆の悲惨さ、平和を念ずることが供養になる」と語った。続いて、在外被爆者の権利を訴えるブラジル被爆者平和協会の森田隆会長(85)はあいさつで「被爆の体験は生涯忘れることができない。核と人間は両立しない」と表情を引締めていた。鳥居や移民資料館のある川岸に集まった参加者らは、リベイラ上流から流された百基の灯ろうを見詰め、手を合わせる人もいた。ブラジル広島県人会の大西博巳会長(64)は、「平和の大事さをブラジルの次世代に伝えることも県人会の役目」とし、ポルトガル語で書かれた原爆の悲惨さを伝えるパンフレットを地元日系関係者に手渡していた。平崎さんは、「来年からはブラジル人や地元の学校へ参加を呼びかけ、恒例行事にしていきたい」と話していた。
ニッケイ新聞 2009年8月7日付け 熊本県人会(小山田祥雄会長)は、二日午前九時から同県人会館で「第三十九回熊本芸能祭」を開催した。約百二十人が集まり賑わいをみせた。芸能祭は、小山田会長の「日本文化を後継していくことは大切。今日は楽しい一日にしましょう」との挨拶で開幕。「ボケない音頭」で一同輪になって踊った後、計約六十演目が披露された。ロンドリーナから参加し三十八回目の出演を果たした中川芳月さんは、同県人会初代会長・中尾熊喜氏の人生を綴った自作の浪曲を披露。会場から大きな拍手が沸き起こった。中川さんは、「今回は少し変った浪曲にした。皆に喜んでもらえて嬉しい」と話していた。今年はカラオケのほか舞踊が多かったことが好評で、特に若手の田中みずえさんによる「誰か故郷を想わざる」、「野崎小唄」は観客の目を引いた。また、男性の舞踊は珍しい、と門脇純冶さんの「北国の春」や「柔」の演技が注目を浴びた。昨年はロンドリーナからの参加は一人だけだったが、今年は婦人部からの参加も多く十人が出演した。団体舞踊など参加者全員の演技を終え、三時過ぎには帰りのバスで出発するスケジュールだった。会員の寄付により集まった賞品六十個を前にしてのくじ引き大会も盛り上がりをみせ、午後四時半過ぎ芸能祭は幕を閉じた。荒木信秋さん(83、熊本)は、「初めて会のイベントに参加した」と話し、楽しんだ様子だった。小山田会長は、浪曲の後継者がいないことを心配しながらも、「去年よりも賑わった。若者が参加してくれ嬉しい」と満足げに話していた。さらに、「来年は四十周年にあたるのでさらに盛り上げていきたい」と力を込めた。
ニッケイ新聞 2009年8月6日付け 昨年九月下旬にパウリスタ線・パンタナールを旅した県連主催「第三十回ふるさと巡り」のDVDが完成し、グローバル・サービス旅行社(SERVICE GLOBAL-ガルボン・ブエノ街37番7階、電話11・3572・8990)で配布している。予約者は連絡のこと。制作は畑勝喜さん(GSC・VIDEO)。約一時間。
ニッケイ新聞 2009年8月6日付け 集中豪雨による土石流などの被害が甚大となっている母県に対し、義捐金を送ろうと山口県人会(平中信行会長)がコロニアに協力を呼びかけている。受け付けは八月末まで。先月三十一日に最後の行方不明者が遺体で発見され、県内の死者は十七人に上った。同県人会では、一日に緊急理事会を開き、満場一致で義捐金を送ることを決めた。平中会長(65、宇部市)と要田武副会長(69、柳井市)が四日来社、「防府、山口両市などが特に大変だと聞いている。何かしたいという気持ちの方も多いのではないか」と話す。すでに義捐金を県人会に持参した県人もいるという。平中会長は、「親戚に連絡したが、思いもしない被害に吃驚しているようだ。あまり天災がないところなのだが…」と声を落とす。振込み先はレアル銀行(1551-8002940-6)。「県に協力者の名前を連絡する必要があることから、振込み証明書(comprovante de deposito)に名前を記入して、県人会までFAXして欲しい」(平中会長)。直接県人会でも受け付ける。詳しくは山口県人会(担当小林、11・3208・6074/FAX3272・0580)まで。
ニッケイ新聞 2009年8月6日付け 【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会は二十三日午前八時半から「第二十三回県人会対抗ゲートボール大会」をゲートボール連合コート(Av. Leonardo da Vinci, 1551)で開催する。七日まで参加チームを募集している。参加資格は、県人会会員およびその子弟、その姻戚関係の人など。一チーム五人(交代者は三人まで)で、カテゴリーは高齢組(七十歳以上)と壮年組(六十九歳まで)の二つ。参加費は各チーム五十レアル。申込みは県連事務局(11・3277・8569)まで。
第三代県連会長を務めた故和田周一郎氏の長男一男さん(=ソロカバ在住、86、二世)が県連のブースを訪れ、「ふるさと巡りでお世話になった」と一千レアルを寄付。 「九月のふるさと巡りに参加するが、もう最後だろう」と語る一男さんに、与儀会長は「九十三歳の参加者もいます。あと七年は参加できますよ」と当意即妙。善意の寄付、大切に使って欲しい。
ニッケイ新聞 2009年8月5日付け ブラジル日本都道府県人会連合会の七月代表者会議が七月三十日午後、文協ビル十四会議室で行われた。議題の中心は、専ら日本祭に集中した。与儀昭雄会長は、昨年並みの来場者数を迎え、大成功した旨を伝え、関係者に感謝の意を表した。さらに「黒字で終わります。赤字は絶対にない」と力強く述べ、「出来るだけ経費をかけずに開催したが、主なスポンサー、バザリスタなどからの評判が良かった。来年も参加したいという話も出ている」と報告があった。◎衛生関係については、前田ネルソン三重県人会長、坂本アウグスト進栃木県人会長らが七月二十二日、聖市衛生局へ出向き、同局から全都道府県人会に対する通知を受け取った。全体としては、ブース周辺もきれいで、モデルにしたいと報告があった。一方で、食品の上に直接布が被せてあったり、水道の使い方など、指摘事項も数点あったが、罰金の発生はないとのこと。県人会からは、ガスの開通が遅れた事、ガス代の半分でも県連から補助して欲しい、など意見が挙がった。執行部は、急遽プロパンからガス配管に変更せざるを得なかったこと、各県の搬入の遅れもあったこと、三日間で一つのブースで五千レアル以上かかることなどを説明し理解を求めた。さらに会場でピラッタ(海賊版)のCD、DVDが売られ、祭に相応しくないとの指摘もあり、対処を求める声があった。また、ボランティアに関して、責任者を付けた方が良いとの指摘もあった。総括として与儀会長が、「十七万人もの来場者を役員だけで対応するのは無理がある。来年からは、フェスティバル委員会を作り、各県一人ずつ専従を置き運営したい」と提案をした。その他、旧神戸移住センター改修工事費用として、レアル銀行の口座を設けて寄付を募っていたが、この度、約九千八百レアルを神戸に送り残高がゼロになったことが報告された。委員会報告では、定款改正委員会から日・ポ両語で作った叩き台を役員会で審査し完成させたいとの報告、国際交流委員会からは、九月十七日からウルグアイ・モンテビデオで開催される「第十五回汎アメリカン日系人大会」、十月十四日から東京で開催される「第五十回海外日系人大会」について案内があった。また、留学生研修員ブラジルOB会(ASEBEX、小松ジェニ清香会長)が主催、十月三十一日に開催する「ブラジル日本留学研修制度 五十周年記念祝賀会」について、招待状の見本が配られ、県知事、県会議長、県国際課、交流協会などへ通知するよう依頼された。県連関連の行事として、二十三日に開催されるゲートボール大会、十月十八日に行われる弁論大会の案内があり、執行部が参加を呼びかけた。
ニッケイ新聞 2009年8月5日付け 伯国東京農大会(大島正敬会長)創立三十周年を記念した学術シンポジウムが一日、聖市の三重県人会館で開催された。日本の東京農業大学から来伯した三教授をはじめ、計六人が講演。当日は用意した二百五十席が全て埋まり、立ち見が出る程の盛況ぶりだった。 ブラジルでも抜群の結束力を誇る農大会。講演には北はパラー、南はサンタカタリーナまで、さらに亜国から駆けつけた二人の校友など、約四十人が集まった。農大留学生OBも三人参加し、準備に通訳にと、年を隔てた先輩と後輩が共に母校からの訪問団を出迎え、共に祝った。シンポジウムの統一テーマは、「食料とエネルギーをめぐる最新技術とブラジル農業への期待」。日本からは同大学総合研究所の三輪睿太郎嘱託教授、同大学応用生物科学部の鈴木昌治教授、同大学国際食料情報学部の豊原秀和教授の三氏、ブラジル側からは東京農大の姉妹校であるピラシカーバ市ルイス・ケイロス農業大学の城田リカルド教授、農大会の大島会長が講師を務めた。在聖総領事館の佐々木真一郎副領事、ブラジル力行会の永田久会長、南米産業開発青年隊協会の盆子原国彦会長、カンピーナス州立大学のヨン・K・パク教授、有機農法の権威として知られている宮坂四郎博士、州観光局森林院元総裁の山添源二ABJICA副会長、JATAK農業技術普及交流センターの広瀬哲洋所長、文協、援協、県連など日系団体関係者も訪れ、講演に耳を傾けていた。司会は沖眞一副会長が務め、鈴木日出男副会長が開会の挨拶。最初に大島会長が「ブラジル東京農大生の移住小史」について講演した。農大生のブラジル移住が始まった一九二八年からの歴史を説明し、戦後五七年に移住、農大移民の草分け的存在になった「軍艦組」と言われる七人のOBの話にも触れ、その後の農大生の活躍ぶりなどを説明した。続いて「遺伝子組換え作物の開発と普及―現状と方向」をテーマに講演した三輪教授は、遺伝子組換えにより除草剤と害虫へ抵抗性をもつ作物が農業者の支持を得て、収量が増加し、さらに生産コストが下がったことを報告。中でも、伯国は遺伝子組換え大豆の収量割合が全体の八%を越え、今後の普及を左右しているという。鈴木教授は「バイオマスエネルギー変換技術の新展開」について講演を行った。伯国のバイオエタノールの普及状態を説明するとともに、紙や糞、汚泥や食品などのバイオマスからエタノールへ変換する際に、問題となっていた残留物や水処理の問題を解決した「農大方式」と言われる新方式での発酵器を紹介した。昼食を挟み、城田教授が「伯国におけるバイオ燃料のポテンシャル」について講演。自動車の燃料となっているアルコールについて述べ、伯国における原料のサトウキビの作付け面積や収量、生産技術の向上などについて説明した。最後に「日本の農学の現状と東京農業大学」と題して講演した豊原教授は、農大の生みの親、榎本武揚氏、育ての親、横井時敬氏についてや、農大の精神の根幹をなす、実学主義について説明した。現在の全学生数は約一万二千余人、そのうち女子は約四割で、農大の力は百十八年の伝統、五学部十七学科の総合力、国内外十三万人の校友、健全経営などと説明した。講演の中で、農大の構内の写真が写されると、昔との違いに会場から感嘆の声があがっていた。その後、質疑応答が行われ、最後の総合討論でも、特に農業従事者からは具体的なアドバイスを求める意見など、活発な質問が飛び交った。講演会に参加した下條昭弘さん(62卒・拓殖学科)は、「農大は〃拓殖精神〃という、間違いの無い教えをしてくれた」と述べ、「先生方はみんな後輩。農大生のイメージとはだいぶ違うが、興味のある話だった」と感想を語った。講演会を終え、「ほっとしました」と話す大島会長。「初めてのことだったので、どれだけの人が来るか予想もつかなかったが、興味を持って来てくれて良かった」と感想を語った。講演終了後、松田藤四郎理事長の挨拶を鈴木教授が代読。その中で、来年の汎アメリカン校友会にはぜひ参加したいとの意向が伝えられた。
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け 盛岡農業高校の生徒らがパラグアイでの研修後サンパウロへ立ち寄るのにあわせ、十二日正午から、聖市の岩手県人会館(トマス・ゴンザガ街95)で歓迎会が開かれる。案内のため千田会長が来社し、参加を呼びかけた。パ国訪問は同校創立百三十周年記念の海外交流事業。生徒七人、教師二人のほか、郷土芸能「さんさ踊り」の指導で昨年伯・パ両国を訪れた吉田直美さんも同行する。一行はパ国で農業研修、交流会などを行った後、十二日に着聖。セアザ訪問後、歓迎会に参加し、同日夜に帰国する。一行の出身地は、岩手町、八幡平市、葛巻町、一戸町、盛岡市、紫波町、など。県人会ではまた、国内在住の同校出身者にも参加を呼びかけている。出席希望者は準備の都合のため、事前に県人会(11・3207・2383)まで連絡を。
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け 大阪市とサンパウロ市が今年姉妹都市提携四十周年を迎えるのを記念して、九月五日午後一時からブラジル日本文化福祉協会大ホールで記念歌謡イベントが開催される。サンパウロ大阪姉妹都市協会(高木ラウル会長)、ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)が共催、読売新聞社、クラウン・レコードが後援する。「はぐれコキリコ」などの歌で知られ、大阪音楽親善大使を務める民謡歌手の成世昌平さん、作詞家のもず唱平さんが来伯して行われる同イベントは、第一部「成世昌平ふるさと民謡巡り」、第二部「作詞家もず唱平大阪芸術大学教授特別講演」、第三部「成世昌平歌謡ショー」、第四部「日伯交流紅白歌合戦(両国から約三十人が出場予定)」の四部構成。同イベントは、ブラジル日本移民一世紀を記念して移民を顕彰した成世さんの新曲「みかえり富士」(船村徹作曲・もず唱平作詞)のブラジル発表も兼ねている。もずさん、成世さんは九月六日に開催予定の「第四回マナブ・マベ日伯近代美術館建設支援歌謡祭」にも参加する。あわせて「成世賞争奪コンクール」が開催され、現在出場者を募っている。同コンクールは、もずさんの作品と成世さんの曲の中から自由に選んだ曲を歌うコンクール。入賞者には、もず賞、成世賞、クラウンレコード賞などが贈られる。同コンクールの選曲リストは、NAKのサイト(www.nakdobrasil.art.br)に記載されている。出場申込みは、マナブ・マベ協会(電話=11・5012・3836)または、マナブ・マベ日伯近代美術館建設支援歌謡祭実行委員会(メール=nakdobrasil@yahoo.com.br)まで。案内に来社した同連盟・北川彰久名誉会長、田中涼華華道家元池坊ラテン・アメリカ橘支部長、マナブ・マベ協会の間部よし乃さんは「ぜひ成世さんの歌を聞きにきて下さい」と来場を呼びかけるとともに、同コンクールに関して「たくさんの応募をお待ちしています」と呼びかけた。
来年は各県人会参加の委員会設置で実施 県連(与儀昭雄会長)の七月度代表者会議が、七月三十日午後四時から聖市リベルダーデ区文協ビル一階会議室で開かれた。期間中に約十七万人の入場者があったという第十二回日本祭りについては、正式な会計報告はまだ発表されなかったものの、与儀会長は「絶対に赤字にはならない」と述べ、同祭が無事終了したことに各県人会代表への感謝の意を示した。 出席者が反省点指摘 海賊版商品販売の規制も視野に 六月度会計など各種報告に続き、議題では、二十三日午前八時半から連合ゲートボール・コートで開催される第二十三回ゲートボール大会について、執行部側から今月七日までの申し込みが必要だとして、参加を呼びかけた。 十月十八日の弁論大会、同三十一日の「留学生・研修生制度五十周年記念祝賀会」の説明の後、各委員会報告では、園田昭憲副会長が定款改正案について「ほとんど出来上がっており、ポ語訳を付けて各県人会宛に送る」とし、改めて各団体からの意見を聞く考えだ。 議題のメインである第十二回日本祭りでは、与儀会長が概略を説明。「七月は雨が多かったが、日本祭り期間中は雨も少なく、今年はスポンサー関係も厳しい状況で心配していたが、予定通りできた。いくら黒字になるかは分からないが、赤字には絶対にならない。バザリスタや各スポンサーからも、来年も参加したいとの声を聞いており、第十三回も立派な祭りができると思う」と述べた。 また、園田副会長が同祭期間中、県連第三代会長だった故・和田周一郎氏の長男(八六、ソロカバ在住)から「いつも、ふるさと巡り旅行でお世話になっている」として千レアルの寄付があったことが報告された。 同祭の今後に向けた反省として、坂本アントニオ栃木県人会長が衛生局からの通知内容を報告。 同局から「日本人のフェスタはモデルにしたいほど」との賞賛を受けた一方、ゴミ袋の問題、洗剤の不使用、食品の上に布を置いていた県人会があったことなどが指摘。ガスの配管設備が予定よりかなり遅れたことなどを差し引き、今年は罰金はないが、来年同じような指摘があった場合は罰金の対象になるという。 ガス遅配の問題では参加県人会から、ブチジョン・ガスに比べて割高だったことから県連で半額を負担してほしいとの意見が出された。執行部では、「役員会にかけて検討する」とする一方、各県人会のブースが本来は諸経費を含めると五、六千レアルかかり、それを千レアルで提供しているとして理解を求めた。 また、同祭のバザリスタの一部がDVDなどの海賊版(ピラッタ)を販売している件について疑問の声も挙がった。執行部では、「ピラッタかどうか一つ一つを確認することは難しい」とした上で、海賊版問題も含めてバザリスタとは契約しているとし、「今後の課題」としながら海賊版をできる限り減らしていく考えを示した。 与儀会長は、執行部や各県人会長だけでは同祭の運営管理ができにくいとし、来年以降、各県人会から代表を選出してもらって「フェスティバル委員会」をつくることを提案。参加者の賛同を得た。
8月3日19時より、文化福祉協会13号室で、反省夕食会を開催 2010年の13回に繋げるべく、反省会を催す
ニッケイ新聞 2009年7月31日付け 母県へ〃里帰り〃する鳥取県人会の傘踊りグループ。県人・県系人だけでなく、愛好者には他県の人も多い。鳥取県と縁の深いミランドポリス第二アリアンサでも行われているが、本橋幹久会長によれば、それ以外の場所では地元日本人会が中心になって行っているとか。ちなみに今回の訪日団メンバーのうち、本人、配偶者など鳥取と縁のある人は五人。リハビリ中のため訪日を見合わせた西谷博元会長から鳥取市長あてのメッセージと、記念品のハッピを持参する。祭りの本番では、傘にブラジル国旗を表わす黄色と緑のテープを飾って踊るという。 ◎ 十九日まで開催された日本祭で無料マッサージを行った武術空手積心館。同館の森山雅和師範の報告によると、三日間の期間中、六歳から八十九歳まで千百八十七人がマッサージを受けたそうだ。同師範の指導を受ける生徒ら十五人とともに、パビリオン内の高齢者広場の一角で行い、常に行列ができており休む間も無く手を動かしていた。読者にもお世話になった人がいるのでは。 ◎ 姉妹都市提携四十周年を迎えるにあたり大阪市から聖市に贈られる予定の「みおつくしの鐘」が、今月二十七日に完成した。中日新聞によれば、手掛けたのは富山県高岡市の銅器製造会社「老子(おいご)製作所」の専務元井秀治さん(54)。元井さんは、大阪市役所にあるみおつくしの鐘を手掛けた七代目老子次右衛門の孫。「祖父がつくった鐘のレプリカを手掛けられるのは縁。有名な鐘のレプリカをつくらせてもらえて嬉しい」と話しているそう。
